Instagramは集客に欠かせないツールのひとつです。
本記事では、Instagramの運用を考えるマッサージサロンやリラクゼーションサロンの運営者に向けて、活用事例とともに活用のポイントや集客がうまくいかない原因を解説します。
マッサージ・リラクゼーションサロンのInstagram活用事例
まずは、マッサージサロンやリラクゼーションサロンはどのような投稿をするとよいのか、3つのアカウントの事例を紹介します。
1. リラクゼーションスペース ラフィネ:施術内容やスタッフの紹介が中心
リラクゼーションスパ ラフィネのInstagramアカウントは、店舗の様子やキャンペーンの施術内容、セラピストを紹介する投稿が中心になっています。実際の施術中の写真やセラピストのコメントが使用されているため、店舗のイメージが伝わりやすい投稿が特徴です。グループの公式アカウントのほか、各店舗もそれぞれInstagramアカウントを開設しており、自店舗に所属するセラピストの紹介などを通して、ユーザーに信頼感を与えています。
2. Queensway クイーンズウェイ :ブランドイメージが伝わるアカウント
英国式リラクゼーションサロンのQueenswayの公式アカウントは、清潔感の伝わる投稿が特徴です。数回の投稿写真をつなげて1枚の大きな写真になるよう工夫されており、ブランドイメージが伝わるアカウントに仕上げられています。
Instagram:Queensway 公式Instagram(https://www.instagram.com/queensway_group/?hl=ja)
3. Vanish リラクゼーション スパ:ビフォーアフターの写真や統一感のある投稿
Vanish リラクゼーションスパは、施術のビフォーアフターがわかりやすい投稿が特徴です。写真のフィルターをグレー系の色で揃えているため統一感があり、全体的におしゃれな印象も与えています。
影響力のあるインスタグラマーの投稿をリポストしている点も参考になります。
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マッサージ・リラクゼーションサロンがInstagramで集客するポイント
上記では実際のInstagramアカウントを例に、運用方法を紹介しました。ここからは、マッサージサロン、リラクゼーションサロンがInstagramを通じて集客につなげるためのポイントを紹介します。
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1. インスタグラマーを起用する
美容関連で人気のあるインスタグラマーなどを起用し、本人が施術を受けている様子を発信してもらうほか、自店舗のアカウントでもインスタグラマーの姿を投稿すると効果的です。
大きな影響力を持つインフルエンサーに自店舗をPRしてもらうことで、インフルエンサーと同じ店舗に行きたいというインフルエンサーのファンも獲得できます。
インスタグラマーの起用は、新規顧客を獲得する際に有効な方法だといえます。
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2. 効果的なハッシュタグを使う
ハッシュタグは「#(ハッシュタグ記号)」の後にキーワードを入れたもので、検索の際に使われます。
検索されそうなハッシュタグを投稿時に使用することで、自店舗が表示されユーザーに見つけてもらえる可能性が高まります。複数のハッシュタグをつけることで、潜在顧客にも投稿が発見されやすくなるというメリットもあります。
マッサージサロンやリラクゼーションサロンのハッシュタグでは、固有名詞や一般名詞、企業名やブランド名、地名、「#肩こり」など悩みに関するものが有効です。
さらに話題になっているハッシュタグにも注目しましょう。Instagramの人気ハッシュタグをまとめたサイトなどを活用し、自店舗の投稿に取り入れることで、新しい顧客との出会いに繋がる可能性が高まります。
3. 写真や動画で施術内容や雰囲気を伝える
マッサージサロンやリラクゼーションサロンを検索する理由の一部に、「施術中の対応や施術後の変化が気になる」ことが挙げられます。画像や動画で施術内容とそのイメージ、施術による変化を伝えると効果的です。
店内やスタッフの写真、施術中の動画などを載せておくことで、顧客はどのような環境で施術してもらえるのかがわかり、安心感を得られます。
マッサージ・リラクゼーションサロンが集客に悩む原因
上記ではInstagramの運用例やポイントを紹介しましたが、マッサージサロン、リラクゼーションサロンの運営者の中には、「顧客を増やすためにInstagramを含むさまざまな集客方法を試したけれども、なかなか集客につながらずに悩んでいる」という方もいるでしょう。
なぜ集客がうまくいかないのか、考えられる原因をいくつか紹介します。
1. 自店の状況を踏まえた集客方法を選んで取り組んでいない
他の成功店の集客方法を取り入れてもうまくいかない場合は、その集客方法と自店舗の相性が良くないことが考えられます。
新規顧客や見込み客を効率よく集客できているライバル店も、これまでにさまざまな方法を試し、そのうちのいくつかを自店舗用にアップデートした結果、現在の集客に至っている可能性があります。テストを繰り返し、自店舗用にアップデートすることが大切です。
2. 差別化が図れていない
それぞれのマッサージサロン、リラクゼーションサロンが差別化を図りきれていないことも、集客に苦戦する理由のひとつです。差別化ができていないということは、顧客の目には「どの店舗でも同じ」だと映ってしまいます。
マッサージサロン、リラクゼーションサロンの場合、他店と似たメニューを提供し、価格競争に巻き込まれてしまうことがあります。自店舗を選んでもらうためには、自店舗のみのメニューや接客、ターゲットとする層などで差別化を図ることが大切です。
3. リピーターになる仕組みができていない
マッサージサロン、リラクゼーションサロンのなかには、ホットペッパービューティーなどの予約サイトに登録し、新規顧客の獲得につなげている店舗もあります。
しかし初回限定の特別価格で新規顧客に来店してもらう方法だけでは、1度の来店にとどまってしまいます。
InstagramなどのSNSを運営し、新規顧客にフォローしてもらいやすい環境を整えれば、SNSを通じて自店舗の情報に触れ続けてもらえるかもしれません。個性のある投稿を通じて店舗に魅力を感じてもらえれば、今後のリピート来店にもつながります。
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事例を参考にInstagramの活用を
マッサージサロン、リラクゼーションサロンの集客がうまくいかない場合、自店舗に合った集客方法を見つけられていないことや、他店舗との差別化やリピーター創出の仕組みができていないことが原因だと考えられます。
Instagramを運用する際は、施術内容や、スタッフを含めた自店舗の雰囲気をいかに伝えられるかがポイントです。今回紹介した事例を参考に、自店舗の魅力が伝わりやすい投稿をしていくことで、集客の成功に繋がるでしょう。
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