料理教室のFacebook活用事例5選｜集客効果を高める方法を紹介

SNSは今や企業の集客において欠かせないツールになっており、料理教室も例外ではありません。

この記事ではSNSの集客を成功させたい料理教室関係者に向け、Facebookの活用事例5つと集客方法を紹介します。

※2021年1月、Facebookページへの「いいね！」ボタンの削除が発表されました。今後フォロー機能のみが残り、ページのファンはフォロワー数として表示されます。「いいね！」はフォローに自動的に置き換えられることになっています（2021年1月28日追記）

関連記事
Facebookページの作成と基本の設定・運用効果をあげる方法
料理教室の集客方法

料理教室の集客におけるFacebook活用事例

料理教室の運営に携わる企業や関係者はどのようにFacebookページを活用しているのでしょうか。料理教室のFacebookページ活用事例を5つ紹介します。

1. 料理教室 Classe di cucina ‘Felicico’：料理写真とともにレッスン情報をわかりやすく発信

東京都豊島区でイタリアンとフレンチをベースにした少人数制、実習型の料理教室を運営するClasse di cucina ‘Felicico’（フェリチコ）は、月ごとのメニュー紹介やレッスン日程をFacebookにくわしく投稿しています。

文章とともに、鮮やかで食欲をそそる写真を掲載されており、料理教室の内容が想像しやすい投稿が特長です。

料理教室の情報以外にも、スタッフが作った日常の料理や、季節の食材に関する内容を投稿しており、食へのこだわりが伝わる魅力的なページになっています。

2. えん料理教室：季節のレシピを公開

えん料理教室は、出汁にこだわった手作り料理とお酒を提供する創作和食居酒屋「えん」が開催する料理教室です。

月1～2回、えん自由が丘店、えん池袋西口店、えん新宿店で料理教室が開催されていることを知らせています。

Facebookページでは、料理教室の開催前はその告知を、開催後はレッスンの様子を投稿しています。

料理教室の開催情報のほか、季節のおいしい食材を使ったレシピも公開されています。家庭で作れるレシピを無料で知ることができるという、ユーザーにとって嬉しいFacebookページです。

3. マクロビ料理教室 蓮の実キッチン：ライブ配信機能も活用・イベントを開催し告知

蓮の実キッチンは、東京都練馬区で11年続くマクロビ教室です。Facebookページは主催者の松井延子氏が運営しています。料理教室の告知や開催内容のほか、日々の料理のアレンジ方法、食材の選び方など、食に関する役立つ情報が発信されています。

そして「オンライン教室の作り方セミナー」などビジネスに関するオンラインイベントも多数開催し、情報を拡散しています。

Facebookライブで配信した内容をYouTubeを期間限定公開するなど、動画を積極的に活用した運用方法も参考になります。

4. 料理教室Sorisso：レッスンのメニューが一目でわかる投稿・「今すぐ電話」ボタン

クッキング＆コミュニケーションサロンSorisso（ソリッソ）は、東京都渋谷区恵比寿にある、教室だけでなく料理合コンも開催している料理教室です。

料理教室でつくる料理はレッスンごとに異なり、その回で作る料理写真を開催日時とともにわかりやすく投稿しています。

Facebookページの上部には「今すぐ電話」ボタンを設置し、情報欄にWebサイトのURLを掲載するなど、問い合わせと申し込みがしやすくなるように工夫されています。

5. 心に響く料理教室 くふうど style：イベント機能を活用

京都府城陽市にある「心に響く料理教室 くふうど style」は、オーガニック食材やハーブ、スパイスなどを使い、生命力を上げる食卓を提案、デザインしています。

Facebookページのイベント機能で見栄えのある写真とレッスン内容を掲載し、集客に活用しています。

料理教室はオンライン参加とスタジオ参加から選べるようになっていて、遠方に住んでいるユーザーも受講できることを伝えています。

Facebookの特徴

Facebookは国内の30代から50代をメインに、約2,600万人の月間アクティブユーザー数（2019年7月）を誇るSNSです。

Facebookの最大の特徴は実名利用という点にあり、匿名性が低いことからむやみに炎上することがなく、比較的落ち着いた雰囲気があります。

企業が利用する際は、個人アカウントを取得後に「Facebookページ」という機能を利用し、企業用ページを作成します。

Facebookページは少ない文字数制限のあるSNSと異なり、ある程度の分量の文章を記載できるうえ、画像や動画の掲載も可能なため、店舗の公式サイトとして運用できます。

Facebookの集客への活用方法

料理教室の集客のために、Facebookをどのように活用できるのでしょうか。

Facebookページに備わっている、ビジネスに便利な機能の活用方法を3つ紹介します。

1. 親密なコミュニケーションツールとして活用する

実名制で運営されるFacebookでは、顧客と親密なコミュニケーションをとることができます。

Facebookページのグループ機能やイベント作成機能を活用することで、顧客をクラスごとに分けたり、レッスンが告知できたりします。

Facebookページはコメント欄で顧客と直接やりとりができるうえ、連絡網や掲示板の役割も果たしてくれます。投稿に写真や動画をつけ、魅力的なページにすることで、新規顧客の獲得にも利用できるツールとなります。

2. インサイト機能でユーザーの反応を分析する

Facebookページにはページ分析ができる「Facebookインサイト」という機能があります。

無料で利用でき、投稿ごとの「いいね！」の数やフォロワー数の増減、動画の再生回数やリンクのクリック数など、ページを運用する上で必要なデータを詳しく把握できます。

Facebookページを集客に活かすためには、ユーザーがどのような情報を求めているか、どのような投稿に魅力を感じているかを知ることが大切です。その判断を見極めるためにも、Facebookインサイトの活用が有効です。

3. Facebook広告を出す

Facebook広告は、Facebookのほか、MessengerやInstagram、Audience Network（Facebookの審査を通過したサードパーティ製のサイトやアプリのこと）の4か所に出稿できることが特徴です。

Facebook広告のメリットは、Facebookがユーザーから得ている個人情報の多さと、ターゲティング制度が高い点にあります。

フォーマットの種類が豊富で、目的や届けたいターゲットにあわせてカスタマイズできるのが魅力です。

事例から自身の教室に合う施策を見つける

Facebookページは、Facebookの個人アカウントを持っているユーザーであれば誰でも利用できる無料ツールです。ビジネスに活用できる機能も豊富なため、料理教室を運営する企業から個人事業主まで、集客に活用しています。

しかしながら、Facebookページを集客に繋げるためには、自身の教室の強みを表現する投稿が必要です。

魅力的な写真や動画の掲載、イベント機能やコールトゥアクションボタンの活用など、集客につなげる方法は多様です。自身の教室に合った施策を見つけることが、集客効果を上げる秘訣だといえるでしょう。

口コミラボ　最新版MEOまとめ【24年9月・10月版 Googleマップ・MEOまとめ】

MEOに関わるサービス「Googleマップ」「Googleビジネスプロフィール」や、各種地図アプリ・口コミサイトは日々更新を続けており、その全容を把握するのは難しくなっています。

そこで口コミラボでは、MEO・口コミマーケティングに役立つ最新ニュースをまとめた「Googleマップ・MEO最新情報まとめ」を毎月発行しています。

本記事では、主に2024年9月・10月の情報をまとめたレポートのダイジェストをお届けします。

※ここでの「MEO」とは、Google上の店舗・施設情報の露出回数を増やしたり、来店行動につなげたりすることで、Google経由の集客を最大化させる施策を指します。
※『口コミアカデミー 』にご登録いただくと、レポートの全容を無料でご確認いただけます。

詳しくはこちらをご覧ください。
→「ポリシー違反によるビジネスプロフィールの制限」が明文化 ほか【2024年9月・10月版 Googleマップ・MEOまとめ】