9月も引き続き「PayPay」「au PAY」が自治体を応援 キャンペーンエリア拡大、最大12,000円相当付与など

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PayPayなど各種コード決済サービス展開する運営会社は、地域経済の活性化を目的に全国の地方自治体と連携し、買い物に対するポイント還元などのキャンペーンを展開しています。

この9月にも数多くの自治体でキャンペーンが始まっており、最大で12,000円相当のポイントが付与される自治体もあるなど、還元のメリットが大きいものも存在します。

この記事では代表的なコード決済サービスであるPayPayau Payが全国各地で行なっているキャンペーンを紹介します。

PayPay「あなたのまちを応援プロジェクト」46自治体が追加

コード決済の大手であるPayPayは、新型コロナウイルスで打撃を受けた地域経済へのサポートとして、地方自治体と連携したキャンペーンである「あなたの街を応援プロジェクト」を2020年7月に開始しています。

これは各地域での限定キャンペーンを行うもので、その地域のPayPay対象店舗で買い物するとポイント還元されます。

すでに全国の多くの自治体でキャンペーンが開催されており、今年9月以降の実施が発表された46の地域を含めると、234もの自治体で実施されています。

2021年9月以降に新たにキャンペーンを行うことが決定している自治体は、東北から九州まで46市区町村に上ります。

PayPay9月にキャンペーン開催する57自治体
▲9月にキャンペーン開催する57自治体:PayPay


還元率は自治体によって異なっています。9月にキャンペーンが実施される自治体のうち、たとえば渋谷区では還元率が最大20%、ポイント付与の上限が1度の買い物で2,000円相当まで、期間中では5,000円までとなっています。

同じ東京都でも江東区では還元率が最大30%、付与上限は1回につき3,000円相当まで、期間中で12,000円が上限と幅があります。

地方の市区町村でもキャンペーンは展開されており、たとえば群馬県桐生市では還元率20%、ポイント付与上限は1回1000円相当、期間中で5,000円相当です。

キャンペーンの開始初期から参加し、複数回のキャンペーンを行っている自治体も複数あります。たとえば千葉県館山市は9月に実施されるキャンペーンで第4弾となります。繰り返しキャンペーンを行う自治体があることから、その効果の高さがうかがえます。

SNSで、PayPay利用ならお得に購入できることを発信している店舗もあります。

TwitterでPayPayのキャンペーンを告知する飲食店
▲PayPayのキャンペーンを告知する飲食店:Twitter

Twitter:都内飲食店の投稿

<参照>
PayPayであなたの街を応援しよう!いろんな街でキャンペーン開催! - PayPay

au PAY「あなたの街のau PAYキャンペーン」5自治体が追加

同じくコード決済の大手で約2,700万人の会員数を持つサービスであるau PAYも、全国的な還元サービスである「あなたの街のau PAYキャンペーン」を開催しています。

新型コロナウイルスで停滞した地域経済を活性化するものとして各自治体と連携して行われるものとなっており、地域内でのQRコード支払いを利用することで還元が受けられるというものです。

au PAY キャンペーンサイト
▲あなたの街のau PAY キャンペーンサイト:編集部スクリーンショット


北海道から九州までと全国各地の自治体で取り組みが見られます。9月1日からは新たに5つの市区町村がキャンペーンをはじめました。

還元の内容は自治体ごとに異なっており、買い物へのキャッシュバックによる還元のほか、さまざまな形の特典があります。

すでに取り組みを開始している例では、宇都宮市ではau PAY経由でマイナポイントを申請することで最大6,000円分のポイントが付与されるものがあります。

また東京都多摩市では、QRコードを使った500円以上の支払いに対して、抽選で2,000Pontaポイントがプレゼントするキャンペーンを行っています。

宮崎市のように、期間中に生まれた市に住民登録のある子どもがいる場合に30,000円分のマイナポイントがau PAYの残高として受け取れるなど、対象者をしぼった取り組みもみられます。

<参照>
au PAY、東京都新宿区など5つの地方自治体と連携したキャンペーンを9月1日から開催 | ポイント・決済 | au
au PAY キャンペーンサイト

まとめ

キャッシュレスの導入は現在、新型コロナウイルスの感染防止のための「ニューノーマル」への対応として求められるようになってきています。その中でもQRコードによる決済は専用の機器が不要で導入コストが低いため、手軽に取り入れやすいものです。これからの普及も考慮し、導入を検討する価値はあります。

決済手数料についても、現在はおおむね無料で行われています。PayPayは10月から手数料が有料化しますが、クレジットカードよりは低率(購入代金の1.60%もしくは1.98%)で、楽天auのようにコロナ禍での事情を鑑みて手数料0円を据え置いているサービスもあります。

外出機会の制限により、消費者の購買意欲はかえって増加していることも珍しくありません。キャンペーンなどを活用して、来店のきっかけを強化することは、売上の向上にもつながるでしょう。

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