Twitterは、日本ではLINEを除くともっとも利用率の高いSNSとなっています。特に10代、20代では7割がつかっているとのデータもあります。(令和元年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書概要)
Twitterを上手に活用すれば、若年層を中心に幅広い層へ情報の拡散が可能になるため、飲食店の集客にも大きく利用できるでしょう。
「SNSを使った集客に関心がある」「特に若い世代に訴求したい」といった飲食店のPR担当者に向けて、Twitterを使った集客方法、Twitterを利用した集客のメリット・デメリットを解説します。
飲食店経営者が知っておきたいTwitterの特徴
飲食店の集客にTwitterを活用するならば、ある程度Twitterについて把握しておくべきです。
Twitterのユーザー層や特徴を紹介します。
Twitterのユーザー層
Twitterは、日本での月間アクティブユーザー数4,500万人を誇る巨大SNSです。
年代別利用率で見ると、10代と20代が7割以上、30代が約半数と、10代から30代の若い世代にユーザーが多い傾向にあります。若い世代をターゲットにしている飲食店の集客にも向いているといえるでしょう。
<参照>【最新版】2021年7月更新。12のソーシャルメディア最新動向データまとめ
Twitterの特徴
Twitterの月間利用者は、FacebookやInstagramなどのほかのSNSより多く、最も月間利用者が多いLINEと並びます。
Twitterは利用しているユーザーが多いのと、リツイートで簡単に情報をシェアできる点から、拡散力が高いSNSといえます。店舗のオープン情報や新メニュー、キャンペーン情報などが拡散されれば、集客につながるでしょう。
Twitterは1回の投稿で140文字までの文章を入力できるので、短くキャッチーな文章で情報を発信するのに向いています。
飲食店がTwitterを活用する方法
飲食店がTwitterを利用して集客を見込むのなら、どのように活用していけばいいのか検討しておく必要があります。
飲食店がTwitterを活用する際の具体的な方法を解説します。
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1. キャンペーンやクーポン情報を発信
Twitterを集客に活用している企業が主に行っているのは、クーポン情報やキャンペーン情報の発信でしょう。
Twitterは多くのユーザーが利用しており、さらにリツイートしてもらうとそのユーザーのタイムラインに表示されるため、その拡散力を活かした活用法が効果的です。
具体的には、企業のツイートをリツイートすると「抽選で割引券があたる」「無料でドリンクをサービス」としたり、店名や料理の写真を投稿すると会計時に割り引かれるなどのキャンペーン例があります。
2. 顧客とのコミュニケーションツールとして活用
Twitterは情報発信をするだけではなく、顧客とのコミュニケーションツールとしても活用できます。
企業やお店の公式アカウントのツイートにリプライをもらったらリプライを送り返したり、顧客の自社製品についてのツイートに対して「いいね」やリプライ、引用リツイートをしたりと、さまざまなリアクションを表明できます。
こうした投稿は投稿したユーザーだけでなく、その周囲のユーザーにも見られることになり、宣伝効果も期待できるでしょう。
ほかにも、Twitterでは簡単にユーザーからアンケートをとる機能があります。アンケートに答えてもらうことで顧客のリアルな声が聞けるので、顧客のニーズをつかんだり、店舗のサービス改善に活かすことなどに役立てられます。
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3. 話題性を狙った口コミマーケティング
Twitterでは、商品の宣伝をするマーケティング手法として、「口コミマーケティング」を使用する企業があります。
「口コミマーケティング」とは、自社のサービスや商品に関する口コミを意図的に広げる手法です。
Twitterでは、口コミマーケティングを利用して、各企業が度々ジョークを混じえたツイートをして話題になることがあります。
飲食店は、ユーザーに対して興味関心をそそるような特徴的なツイートを投稿することで、リツイートや「いいね」でユーザーに拡散されることが期待できます。
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Twitterを利用した集客のメリット・デメリット
Twitterで集客を行うには、利用時のメリットとデメリットを把握しておくべきです。Twitterを運用する際のメリット・デメリットを解説します。
メリット
SNSにはさまざまな種類がありますが、なかでもTwitterは手軽に情報発信ができて、拡散力が高いSNSです。
特に、多くのユーザーにリツイートやいいね!をしてもらうことでフォロワー以外のユーザーにも拡散することができます。
拡散されれば大きい宣伝効果が見込めるので、ユーザーの心に響くツイートを投稿することが必要です。
デメリット
Twitterは拡散力が高いため、炎上しやすいといったデメリットがあります。ツイートする内容によって、店舗の印象が悪くなることも考えて慎重に投稿する必要があります。万が一炎上した際の対応方針なども決めておくと安心でしょう。
また、Twitterはアカウントをもっていない顧客には基本的には訴求効果はありません。ほかのSNSも併用したり、チラシなどでも宣伝することなども検討しておくと効果的に集客が見込めるでしょう。
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他のSNSも併せて利用し集客
Twitterは、特に10代から30代の若い世代に多く利用されている大規模なSNSで、拡散力が高く、気軽に顧客とコミュニケーションを図れるのが特徴です。この拡散力を生かし、キャンペーン情報を発信したり店舗の知名度を上げたりする効果が狙えます。
ただしTwitterは炎上しやすいので、発信内容には十分に注意して運用する必要があります。公式アカウントから「いいね」を他者の投稿につける際には、その投稿内容が自社ブランドを損ねないか、矛盾しないかにも気を配る必要があります。
また、TwitterはTwitterユーザーのみへの集客に活用できるので、FacebookやInstagramなどのほかのSNSも併せて利用するのが好ましいでしょう。
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