食べログは国内で最も有名なグルメサイトの一つです。同サービスには圧倒的なユーザー数とプレビュー数が集まっており、集客ツールの1つとして飲食店からの注目も集めています。
このように人気サービスでありながら、食べログで店舗会員が受けられるサービスや店舗会員の登録方法についてはあまり広く知られてはいません。
この記事では、食べログの店舗会員における新規会員登録の方法、店舗会員が受けられるサービスの内容、無料会員と有料会員の違いについて解説します。
グルメアプリ「食べログ」登録するべき?
飲食店オーナーの多くが1度はインターネットグルメサイトへの登録に興味を抱いたことがあるのではないでしょうか。
グルメサイトの中でも特に有名な食べログについては登録している店舗数も多く、新規登録する飲食店も増加しています。
以下では、食べログの概要、登録のメリットについて解説します。
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食べログとは
食べログは国内最大手グルメサイトの1つで月間プレビュー数は約20億にも上ります。こうした莫大なプレビュー数は、ユーザーからの信頼を反映していると言えるでしょう。
食べログの月間利用者数(ブラウザ)は月間でのべ1億超です。掲載されている店舗数も圧倒的で、全国の約13万3,000店舗が店舗会員として食べログに登録しています。
登録することのメリット
飲食店が食べログに登録することのメリットとして最も大きいのは認知度の向上です。
複数の施設について、予約状況の確認や予約手配が行えるグルメサイトは、外食する人にとって欠かせないツールです。グルメサイトの中でも多くのユーザーを抱える食べログに店舗情報を掲載することは店舗の認知度を大きく向上させることにつながるでしょう。
食べログでは、一般ユーザーは店舗についての情報を編集することができますが、これにより誤った情報が勝手に記載されてしまう恐れもあります。店舗会員として登録すれば、誤った情報は適宜修正できます。最新の正確な情報の掲載は、店舗の信頼を高めるためにも必須です。
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無料会員登録でできること
食べログで店舗会員として登録をするにあたっては無料会員登録と有料会員登録があります。
それぞれ利用できる機能やユーザーに対する露出率が異なり、食べログをマーケティングツールとしてどの程度活用したいかによってプランを選択する必要があります。
まずはじめに無料会員登録で利用できる機能について解説します。
無料会員は何ができる?
食べログでは無料会員として登録することで店舗情報を登録することができます。
店舗会員としてログインすると管理画面から営業時間や休業日といった基本的な店舗情報の追加やメニューや写真などの掲載が可能です。
また、管理画面ではユーザーからのアクセス状況も確認することができるため、食べログの店舗情報ページがどの程度ユーザーの興味を集めているかをリサーチすることもできます。
無料会員の登録方法
食べログに店舗会員として登録をするためには、店舗会員用の申込みフォームから申込みをします。店舗会員として登録を行うためには、電話確認と書類確認がありそれぞれ店舗電話番号の確認、営業許可証の確認が運営によってなされます。
申込内容、電話番号、営業許可証などの確認ができ次第、本登録用のURLが記載されたメールが送付され店舗ログインができるようになります。
店舗ログインを済ませると、即日で基本機能が利用できるようになります。
有料会員と比べるとできることが少ない
食べログの基本機能は無料で利用できることを考慮すると非常に多機能であるといえますが、有料会員に比べるとやはりその機能やサポートは劣ります。
そのため、マーケティングの一環として食べログを最大限活用するのであれば有料会員としての登録も視野に入れるとよいでしょう。
以下では、有料会員が利用できる機能について解説します。
有料会員の特徴を紹介
食べログの無料会員と有料会員が存在し、有料会員には4つの料金プランがあります。
最も安価なライトプランでは月額1万円+従量料金で、最も高額なプレミアム10プランSでは月額10万円+従量料金で利用が可能です。
以下では、有料会員の特徴について解説します。
有料と無料の違い
有料会員と無料会員の最も大きな違いは、一般ユーザーに対する露出頻度です。
有料会員では検索結果画面における優先的表示、トップページにおけるバナー表示、店舗ページ内の広告除去、写真枠やこだわり欄の追加が可能になります。
また、店舗を利用しようとするユーザーに対してもメリットを還元することができます。例えば、食べログページからの直接予約、食べログ経由での予約客に対するTポイント還元です。
有料会員として登録すれば、無料会員に比べてユーザーに対する店舗のアピールがより容易になります。また、より訴求力のある店舗ページの作成も可能になります。有料会員のメリットは大きいと言えるでしょう。
確実な集客アップを狙うなら
食べログをマーケティングツールとして本格的に運用したいのであれば、若干のコストはかかりますが有料会員登録をするとよいでしょう。
特に月額2万5,000円+従量料金のベーシックプランS以上であれば、検索結果画面で自店舗を優先的に表示させることができます。このように、ライトプランとベーシックプランSでは大きく集客効果に差が出る可能性もあります。
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まずは正しい情報が載っているか確認を
食べログは国内最大手のグルメサイトで、飲食店にとってはマーケティングツールとなります。本格的な運用を視野に入れるのであれば、有料会員登録も決して無駄なコストにはならないでしょう。
ユーザーにとってはすでに外食時のインフラとなっている食べログで、まずは店舗についての正しい情報が掲載されているかどうかは常に注意を払うべきでしょう。