近年、食べログやぐるなびなどの大手グルメサイトと並び、Rettyが注目されています。
グルメサイトは、それぞれ特徴や強みが異なりますが、Rettyとはどのようなサイトでどのようなメリットがあるのでしょうか。
この記事では、Rettyの概要、店舗会員の登録方法やメリット・デメリット、活用方法、ユーザーがフォロワーを増やすためのポイントについて解説します。
Rettyとは?他グルメサイトとの徹底比較!
グルメサイトは、飲食店の店舗情報や口コミなどを掲載するプラットフォームで、ユーザーはグルメサイトを利用して飲食店を探したり、評判を調べたりすることができます。
近年では、さまざまなグルメサイトが運営されていますが、Rettyはどのような特徴を持ったグルメサイトなのでしょうか。
以下では、Rettyの概要や特徴について解説します。
急成長を遂げるグルメサイト
Rettyは、2018年11月時点で月間4,000万人以上のユーザーに利用されているグルメサイトです。
またネット予約機能の導入店舗数についても1年間で約4倍にまで成長しており、今後はさらなる知名度向上が期待されているグルメサイトです。
口コミ精度の高さが売り!
Rettyの最大の特徴は実名登録制度です。
全ユーザーが実名登録のため、匿名で利用するサイトや架空のユーザー名で利用するサイトに比べて、口コミに対する責任感が生まれやすいという特徴があります。
Rettyでは、実名登録によって誹謗中傷や根も葉もない噂など、信頼性を欠く口コミが少なく、信頼度の高い口コミが多く寄せられています。
そのため、口コミを参考に利用店舗を選ぶユーザーが多く、食べログや一休.comのような点数評価は設けていません。
SNSのような使い方が特徴
Rettyはグルメサイトでありながら、SNSのような側面も持っており、フォローしたユーザーの口コミはタイムラインに並びます。
口コミには「いいね!」や「行きたい!」などのリアクションをつけることができ、「行きたい!」をつけた店舗はリスト化されるため、次回以降の店舗選びの際に役立ちます。
また、投稿数や「行きたい!」に追加された数によってランキングも設けられているため、ユーザーから注目されている店舗についてのランキングを見て利用する店舗を選ぶこともできます。
「Retty」に店舗を登録して集客につなげるには?日本最大級・実名型グルメサービス・店舗ページ・登録のメリットを解説
RettyはFacebookやTwitter、LINEなどのSNSアカウントと連動できるので、お店のファンがオンライン上の友人にお店をおすすめしてくれることも期待できます。一般的なグルメサイトだと口コミの匿名性が高くなりますが、Rettyは実名のアカウントと連動した口コミが投稿されます。前者は後者よりも信ぴょう性が高くなると言えるでしょう。
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Rettyのランキング機能とは?
Rettyにはランキング機能が搭載されています。
ユーザーがより自分に合ったお店を発見できるように、投稿数や投稿についた「行きたい」の数によって順次が表示される仕様となっています。
ランキングはエリア別とジャンル別の2種類があります。
ランキングを見るには、「マイページ」→「ランキングからさがす」から見ることができます。
エリア別ランキングの種類
エリア別ランキングには以下の種類があります。
- エリアごとの総合投稿数ランキング
- エリアごとの総合行きたい数ランキング
- エリアごとの月間投稿数ランキング
- エリアごとの月間行きたい数ランキング
エリアごとのランキングを元に、自分の行きたいお店を見つけることが可能です。
ジャンル別ランキングの種類
- ジャンル別の総合投稿数ランキング
- ジャンル別の総合行きたい数ランキング
- ジャンル別の月間投稿数ランキング
- ジャンル別の月間行きたい数ランキング
ランキング機能の注意点
ランキングが更新されるのは、各項目によって異なるので更新のタイミングで順位が変動するので注意が必要です。
投稿数ランキングは、過去に行ったお店を再投稿してもランキングに反映されない設定になっています。
また一部チェーン店に関しては、ランキングのカウント対象外になる可能性があります。
Rettyへの登録方法とメリットデメリットとは?
Rettyは、食べログやぐるなび、ホットペッパーグルメと並び、国内の4大グルメサイトとして認知されており、Rettyへの掲載は飲食店にとって有効なプロモーションとなるでしょう。
以下では、Rettyへの登録方法や運用のコツ、メリット・デメリットについて解説します。
登録方法
Rettyに店舗情報を掲載するためには、店舗会員として登録する必要があります。
まず、Rettyのサイトを開きホームからヘルプページへと飛ぶと「店舗情報の新規掲載」が表示されます。
新規掲載についてのページへと進み、必要な情報を入力してRettyの運営側による審査を通過すると、店舗情報が掲載されるようになります。
店舗情報の掲載のみであれば無料で利用可能ですが、有料広告やより充実したサービスを希望する場合には有料登録をすることも可能です。
有料プランに関しては、直接問い合わせが必要です。
Rettyを上手に活用する方法!
Rettyに店舗情報を掲載することにより、露出が増加することはもちろんですが、それだけで一概に集客効果が得られるわけではありません。
店舗情報ページを、多くのユーザーの興味をひくコンテンツとできるかどうかが、集客効果を大きく左右するでしょう。
訴求力の高いコンテンツを作るためには、まず掲載内容にこだわることが重要です。
文章から写真、プランに至るまで訴求力の高いコンテンツを作成できるよう努めましょう。
また、思うように結果が出ない時には修正を加えることも重要です。
修正する際のポイントとして1度の変更で修正するポイントは1カ所にして、どの部分が効果的で、どの部分が効果的でないのかを分析しましょう。
Rettyに掲載するメリット・デメリット
Rettyに店舗情報を掲載することによって、店舗はインターネット上における露出の増加、信頼度向上などのメリットを得られるでしょう。
特に無料で店舗情報を掲載可能なRettyは、ゼロコストで始められる集客対策であると言えます。
一方、信頼度の高い口コミが多いRettyでは、悪い口コミが寄せられてしまうと店舗の評価を大きく下げる要因にもなりかねませんので注意が必要です。
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Rettyでフォロワーを増やす方法!
先述の通り、ユーザー同士の交流こそ、Rettyの魅力の1つですが、フォロワーが少ないことに悩むユーザーも少なくありません。
また、フォロワーを増やすことでRettyの利用や口コミの投稿がより楽しめるようになるでしょう。
以下では、Rettyでフォロワーを増やす方法について解説します。
自己紹介の充実
フォロワー数が多いユーザーに共通する特徴として自己紹介が充実しているという点があります。
特に重要なポイントは、顔写真の掲載と自己紹介文の内容です。
顔写真は明るく印象が良いものを選ぶと、他のユーザーから信頼を得ることができるでしょう。
また、自己紹介文にはよく行くエリアや好きなジャンルを書くと、投稿の傾向がわかりやすくフォロワーも増えやすいと言えるでしょう。
さらに、エリアやジャンルなどの好みが似ているユーザーからフォローされた際には、こちらからもフォローしておくと新たな店舗探しのきっかけにもなります。
投稿のポイント
Rettyで口コミを投稿する際にもいくつかのポイントがあります。
フォロワーが多いユーザーの特徴を分析すると、口コミ1件あたりのボリュームは5行から10行程度で、併せて写真を掲載していることが多いようです。
5行から10行程度のボリュームは、文章が短すぎず長すぎない範囲であり、情報量の充実と読みやすさを両立できる適切なボリュームであると言えます。
また、投稿頻度も高い方がフォロワーを集める上では有利となります。新たな情報を発信することは、自分の投稿に興味を持ってくれるユーザーの増加につながるため、外食の際には積極的に口コミを投稿すると良いでしょう。
その他のアプローチ方法
上記のポイントを意識する他にもフォロワーを増やすためには、さまざまなアプローチ方法があります。
例えば、他のユーザーの投稿に「いいね!」や「行きたい!」などのリアクションをすることや、まず自分からフォローすることなどもアプローチとして有効でしょう。
特に自分が投稿しているエリアやジャンルに近しい投稿が多いユーザーに対してリアクションすることで、相手のユーザーからも興味を持たれやすくなります。
ユーザーニーズを抑えて上位表示を目指す
食べログやぐるなびと並んで、4大グルメサイトとしての地位を確立しているRettyは、飲食店における集客対策として注目されています。
特にユーザーニーズをおさえたコンテンツを掲載することやランキング上位に入ることで、より訴求力を高めることができるでしょう。