ホットペッパーグルメは国内の大手グルメサイトです。飲食店は、このサービスに店舗を会員登録できます。
会員登録すると、販促ツールの利用やネット予約ページの設置などの会員サービスが利用できるようになります。
また、ユーザー数や予約数においても確かな実績を有するホットペッパーグルメに店舗情報を掲載することで集客効果が見込めるでしょう。
この記事では、ホットペッパーグルメの登録方法やサービス内容について解説します。
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ネット予約可能店舗数No.1のホットペッパーグルメ
ホットペッパーはリクルートが運営するグルメサイトでユーザーは店舗情報や口コミの閲覧、店舗の予約手配までを一貫して行えます。
ネット予約可能店舗の数では国内最大級のグルメサイトであり、多くのユーザーから支持されています。
登録方法
ホットペッパーに店舗として登録する場合にはお試しプランと有料プランの2つのプランがあります。
店舗の基本情報を掲載するだけであればお試しプランで無料で利用できますが、メニューやクーポンの掲載などの機能を利用する場合には有料プランへの登録が必要です。
お試しプランの場合は専用フォームから申し込みが可能で、有料プランの場合はホームページの問い合わせから申し込みをして手続きへと進む必要があります。
登録のメリットは？
ホットペッパーに登録する最大のメリットは顧客へのアプローチ手段の多様化です。
国内最大級の規模を誇るグルメサイトへの掲載は見込み客を増加させることにつながる上、ホットペッパーでは47都道府県においてフリーペーパーを展開しているため地元の人々の目にとまる機会も増えるでしょう。
また、数多く存在するグルメサイトの中でもホットペッパーを選択するべき理由に、クオリティの高い店舗ページとネット予約の利便性の高さが挙げられます。
ホットペッパーではそれぞれの店舗ごとに営業担当がつき訴求力の高いページ作成をサポートすることに加えて、営業時間に縛られず24時間体制でネット予約の受け付けが可能になります。予約に時間の制限がない点はユーザーからも好評を博しています。
豊富な機能を使えるようになる
ホットペッパーでは集客支援、業務支援、業務のサポートバックに至るまでさまざまなサービスを提供しています。
豊富な機能を活用するためにはホットペッパーの機能を理解することが重要です。
以下では、ホットペッパーの機能について解説します。
集客支援：アクセス解析・検索機能
ホットペッパーに登録している店舗はアクセス解析ツールが利用できます。分析結果から、より訴求力の高いコンテンツについて仮説を立てることもできます。
「エリア検索」や「料理検索」などの豊富な検索機能はユーザーにとっての利便性も高く、ネット予約でポイントが貯まるシステムによってホットペッパー経由での予約を促進する効果もあります。
ホットペッパーはこのように、店舗、ユーザーのそれぞれに有益となるようなサービスを提供しています。店舗は集客力アップを期待できるでしょう。
業務支援：レストランボード・Airレジ
ホットペッパーでは予約台帳アプリの「レストランボード」や、POSレジアプリ「Airレジ」などの業務支援ツールとも連携しています。
レストランボードでは予約や空席の状況、顧客の情報を一括して管理できます。Airレジでは会計と売上管理が可能で、さらにレストランボードとの連携によって予約や顧客情報と会計データをひも付けられます。
ホットペッパーが提供する業務支援ツールは、店舗運営の基礎をサポートしています。
業務サポートパック
ホットペッパーでは希望する店舗に対してさらなる業務サポートをオプションとして提供しています。
追加オプションは有料ですが、ホームページ作成、ネット広告、ホームページからのダイレクト予約、顧客情報管理、メッセージ配信などサポートの内容は多岐に渡ります。
ホットペッパーの機能や影響力を考えると無料ツールのみでも有効なマーケティングツールとなりますが、より一層の集客効果を目指すのであれば有料オプションの利用を検討しても良いでしょう。
ホットペッパーが有料オプションとして提供しているサービスと同様のサービスを取り扱う企業は多くありますが、ホットペッパーではその他のマーケティングツールと併せて提供しているため、業務の効率化を図るという点に重点を置いています。
たくさんのグルメサイトから何を選べばいい？
上記ではホットペッパーについて紹介しましたが、ホットペッパー以外にもぐるなびや食べログなどのさまざまなグルメサイトが存在し、特徴やメリットはそれぞれ異なります。
そのため、マーケティングツールとして利用するグルメサイトを選ぶ際には、各サイトの良さや強みを比較しつつ店舗のニーズに最も合致するものを選ぶことが重要です。
以下では、さまざまな観点からグルメサイトの特徴について解説します。
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登録店舗数で比較
無料会員、有料会員を問わず総合的な登録店舗数でみると食べログの約87万店舗が最大で、Rettyの80万店舗、ぐるなびの16万店舗、ホットペッパーの9万店舗と続いています。
登録店舗数の多いグルメサイトの方が店舗ページが充実しているケースが多いため、ユーザーからの支持を集めやすい傾向にあります。
しかし同時に競合が多いということにもなるため、一概に登録店舗数の多いグルメサイトへの登録が望ましいということもありません。
費用で比較すると？
費用の面では、国内大手グルメサイトの多くは店舗会員として登録するだけであれば無料ですが無料登録では機能に制限があるため、プロモーションツールとして本格的に運用する場合には有料登録をする店舗が多いようです。
食べログ、Retty、ぐるなび、ホットペッパーなどのサービスでは複数の料金プランを用意しており、金額については1万円程度から10万円以上までと利用できる機能に応じて幅広く設定されています。
プラン数や設定金額は各サイトで大きく異なるため、予算と機能を比較しつつ検討する必要がありそうです。
利用者数で比較すると？
利用者数という点においては食べログが圧倒的で月間1億4,000万ものユーザーが食べログを利用しています。
他の大手グルメサイトと月間ユーザー数を比較するとぐるなびは6,500万人、Rettyは3,000万人が利用していますが食べログには遠く及ばない結果となっています。
ホットペッパーは年間におけるネット予約件数の発表のみにとどめているため、月間ユーザー数についての詳細は不明ですが年間7,000万人以上がホットペッパー経由でのネット予約をしており全体のユーザー数はさらに多いと予想されます。
各サービスの特徴で比較すると？
4つの大手グルメサイトについて特徴を挙げるのであれば、ぐるなびはサービスとしての歴史の長さとユーザーへの浸透度の高さ、食べログは登録店舗数の多さや店舗向けツールの充実度、ホットペッパーはクーポンの豊富さと店舗ページ作成におけるサポート体制、Rettyはアプリのアクティブ率の高さが特徴といえるでしょう。
各サイトは他社サイトと差別化を図り多くのユーザーや店舗会員を獲得するためにさまざまな機能を実装しています。
登録によって得られるメリットもサイトごとに異なるため、ニーズに応じて利用サイトを選択する必要があります。
飲食店掲載サイトの利用で効果的に集客を
ホットペッパーをはじめとする飲食店掲載サイトを利用するユーザーの数は年々増加しており、今や飲食店はネットで検索してネットで予約する時代へと移り変わっています。
飲食店にとってオフラインの集客対策のみで競合店と差別化を図ることは、あまり現実的とは言えません。オンラインにおける集客対策にも積極的に取り組んでいく必要があるといえるでしょう。
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