国内景気2か月ぶりに改善、個人消費が上昇傾向「飲食店」「旅館・ホテル」で増加/2021年6月の国内景気動向 帝国データバンク調査

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国内景気動向指数が2か月ぶり改善。

帝国データバンクTDB)は、2021年6月の国内景気動向を調査・集計し、7月7日に景気動向指数(景気DI)として発表しました。

全国2万3,737社を対象に行ったもので、国内景気IDは2か月ぶりに改善したと報告しています。海外経済の回復、サービスや小売など個人消費関連の上向きが理由となっています。


2021年6月の国内景気動向、帝国データバンク
▲2021年6月の国内景気動向:帝国データバンク


TDB-domestic-economi-2">サービス業界は前月比2.2ポイント増「飲食店」「旅館ホテル」顕著

2021年6月の景気DIは39.1で前月比1.6ポイントの増加、2か月ぶりの改善となりました。国内では9都道府県が緊急事態宣言を解除、ワクチン接種などの流れなどから、個人消費も改善の傾向にあります。

業界別では、対象となった10業界すべてが改善しています。特に「サービス」業界は前月比2.2ポイント増加、15業種中12業種が改善しました。

その中で飲食店」は前月比7.5ポイント、「旅館ホテル」は6.0ポイントと大幅な増加となっています。「娯楽サービス」は0.3ポイント減で、フィットネスクラブなどが低調な推移です。

今後の国内景気予測は緩やかな上向き傾向

今後の国内景気は、経済活動への制約も徐々に和らぎ、海外の経済回復に合わせて国内消費も緩やかな上向き傾向になると予測しています。

一方で燃料価格の上昇にともなうコスト負担、木材や鉄鋼などの材料不足、半導体やコンテナの不足による供給リスクが懸念されています。

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外部リンク

帝国データバンクプレスリリース

https://www.tdb.co.jp/report/watching/press/k210701.html

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