あと払いサービス「ペイディ」を提供する株式会社Paidyは、3月17日に「買い物の多様性に関する調査」の結果を発表しました。
「みんなで考えるSDGsの日」に合わせて実施された同調査では、買い物において「SDGs視点を持っているかどうか」などが明らかになりました。
ECサイトを選ぶ理由は「荷物の持ち運び」「店舗の移動」を避けるため
まず「買い物の多様性に関する調査」では、「あなたにとって買い物とはどのような存在ですか」と質問しています。
最も票を集めたのは「生活の一部」(68.0%)という回答となり、次いで「ワクワクするもの」(33.9%)、「ストレス発散」(26.8%)に票が集まりました。
同調査では、続けて「買い物をする場所」を聞いています。日配品や食品はスーパーやコンビニなどのオフラインで購入すると回答したユーザーが多い一方で、洋服やアクセサリーなどはオンラインを利用する傾向が高いことが明らかになっています。
一方で「あなたが、買い物をする際にめんどくさいと感じることは何ですか」との質問も行いました。
もっとも多かったのは、「レジでの支払い、順番待ち」で44.8%でした。
他にも「店舗への移動」(42.1%)、「重い荷物を持ち帰ること」(39.9%)などが上位を占めています。
またオンラインでの買い物をする理由を尋ねたところ、「ECの方が価格が安いから」や「購入できる商品の選択肢が多いから」、「荷物の持ち運びがなくなるから」などが多く挙がりました。
このようにユーザーは「荷物の持ち運び」や商品を探すための「店舗への移動」を避けるため、「荷物の持ち運び」がなく「購入できる選択肢が多い」ECサイトを選ぶ傾向があるようです。
SDGs視点の買い物をしているのは6.7%
同調査では、ユーザーにSDGs視点の買い物を意識しているかどうかも聞いています。
そのうち「している」と回答した人は6.7%にとどまり、25.9%の人が「どちらかといえばしている」と回答しました。
年齢別に見ると10〜20代が10.1%と最も高く、年齢を重ねるにつれて低くなる傾向が伺えます。
続いて「SDGs視点の買い物についてどのような視点を意識/もしくは意識するようになりましたか」と質問しています。
調査では56.0%の人が「買い物袋(エコバッグなど)を持ち歩くようになった」と回答しています。
他にも「見た目の大切さよりも長く使えるかどうか」(50.0%)、「プラスチックフリーやリサイクル製品などの使用素材」(41.6%)などに多くの票が集まっていました。個別の取り組み自体はそれなりに成功しているものの、「SDGs視点の買い物」という意識は広がっていないようです。
<参照>
株式会社Paidyリリース:「買い物SDGs元年」はいつやってくる?ー「SDGs視点の買い物を意識している」のはわずか6.7%ー
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