Webマーケティングが注目されている近年、MEOに効果的なツールとしてGoogleマイビジネスに登録する企業や店舗が増加しています。
ただ登録するだけでは十分な効果は得られず、効果的なマーケティングにつながるかどうかは活用の仕方次第です。
この記事ではGoogleマイビジネスの概要、ローカル検索やMEOの意味、Googleマイビジネスの効果的な活用方法について解説します。
関連記事：基礎から学ぶ「Google マイビジネス」まずは店舗を登録して集客につなげよう
- Googleマップとは？
- Googleマイビジネスとは？マップとの違い
- なぜ今Googleマイビジネスが重要なのか。5つの理由
- Googleマイビジネスの登録手順、徹底解説！
- Googleマイビジネス「カテゴリ」選択の注意点
- Googleで口コミを増やす3つの方法
※Googleマイビジネスは、2021.11.5よりGoogle ビジネスプロフィールという名称に変更されました。
これに伴い、2022年にスマートフォン向けGoogleマイビジネスのアプリが終了します。
アプリ終了前に、これまでと同じように快適に使えるよう今から準備しておきましょう！
Googleマイビジネスとは
Googleマイビジネスとは、企業や店舗のビジネス情報をGoogleの検索結果やGoogleマップ上に掲載することができるツールです。
以下ではツールの概要について解説します。
Googleマイビジネスの概要
Googleマイビジネスで企業や店舗の名称、住所、営業時間、電話番号などの基本的な情報を登録すると、Googleのプラットフォームに登録情報が表示されるようになります。
Googleマップ検索で上位表示される可能性を高めるMEO対策の一環として注目されており、特に地域密着型のビジネスで力を発揮します。
どんなことができる？
Googleマイビジネスでは、基本情報として登録した内容をGoogleプラットフォームに表示させるだけでなく、内外観や取扱商品、おすすめメニューなどの画像を掲載することもできます。
それぞれのページや写真の閲覧数、アクセス元の地域分析などもできるため、効果的なマーケティングのための情報収集も可能です。
顧客から寄せられた口コミへの返信もできるため、コミュニケーションの場としても活用することができます。
Webマーケティングが容易に
Googleマイビジネスでは、Webマーケティングを効果的に進める上で必要なさまざまな情報が得られます。
ページの訪問者数はもちろん、ユーザーの性別や年齢についても報告を受けられるため、客層や取り込むべきターゲット層の選定にも役立つでしょう。
また通話回数や経路検索回数など、コンバージョンについての結果も確認できるため、マーケティングがどのように結果につながっているかを知ることもできます。
MEO対策にも効果があり、Googleマップ検索時に上位表示される可能性が高まります。
Googleのローカル検索について紹介
Googleのローカル検索とは、ユーザーの入力した地名や位置情報から、ある特定の地域に限定した検索結果を表示するエンジンです。
Google検索フォームにおける自然検索への対策を組むSEOとは似て非なるものであり、MEOと呼ばれる対策が効果的であるとされています。
以下では、MEOの概要、アルゴリズムの仕組みについて解説します。
そもそもMEOとは
MEOとは、Map Engine Optimizationの略で、Googleマップ検索における最適化を指します。
Googleでは検索フォームやマップ検索において、ユーザーのニーズに応じた結果を優先的に表示するアルゴリズムを組んでいます。
このアルゴリズムへの対策で検索結果の上位に表示されやすいコンテンツを作成することが「SEO」「MEO」と呼ばれるものです。
ローカル検索の掲載順位決定の仕組み
ユーザーが特定の地域についてのニーズを抱えていると判断されるローカル検索では、関連性、距離、知名度という3つの要素を組み合わせて検索結果の順位を決定しています。
これらの要素には優劣がつけられているわけではないため、関連性が高く、距離が遠いビジネスが上位に表示されることもあれば、関連性は高くないものの、距離が近いビジネスが上位に表示されることもあります。
関連性は検索語句とローカルリスティングの一致度、距離は検索で指定された場所とビジネス所在地までの距離、知名度はビジネスがどれだけ広く認知されているかという点に基づいて判断されています。
ランキング上位に表示されるには？
Googleマイビジネスへの登録がMEOにおいて効果的であることは先述の通りですが、より上位に表示されるためにはいくつかのポイントがあります。
登録にとどまらずさまざまな視点から対策することで上位表示の頻度が上がり、集客につなげることができるでしょう。
以下では、上位表示のために取り組むべき対策について解説します。
詳細なデータを入力
ローカル検索では検索語句とローカルリスティングの一致度を基に、上位表示するコンテンツを決定しています。
そのため企業や店舗についての基本情報はできる限り詳細に入力しましょう。
ビジネス情報が充実しているほど、検索語句にヒットする可能性が高まり上位表示されやすくなるほか、ユーザーに与える情報量も増えるため、ユーザーが知りたい情報を網羅できるようになります。
ビジネスのオーナー確認
Googleマイビジネスのオーナー確認は、コンテンツの信頼度を高める上で効果的です。
Googleアカウントでログインしてオーナー確認をすると利用できる機能が増え、Googleからの信頼度が向上します。
Googleでは高品質なコンテンツをユーザーに提供すべくアルゴリズムが組まれているため、コンテンツの信頼度は重要な要素の1つです。
こまめな管理
Googleマイビジネスに登録した後は、こまめに情報の更新や口コミの管理を行うことが大切です。
営業時間やメニューなどに変更があった場合、迅速に情報の更新をすることはもちろん、定期的に写真を追加するなど、より魅力的なコンテンツを掲載するための管理が必要です。
また、顧客から寄せられた口コミには必ず返信をするよう心がけましょう。
ユーザーの評価を表す指標である口コミとともに、そこに対するオーナーからの返信も一般公開されます。
顧客への誠意や態度が見られる場でもあるため、良い口コミだけでなく、悪い口コミに対しても誠意ある返信をするべきだと言えるでしょう。
万全のMEO対策でランキング上位に
現代の日本ではパソコンやスマートフォンの普及が進むにつれて、企業や店舗における集客対策の一環としてWebマーケティングが注目されています。
検索エンジンにおいては、いかに検索結果の上位に表示されるかという点がマーケティングの成否を分けるポイントであり、SEOやMEOと呼ばれる対策に取り組む企業や店舗が増加しています。
GoogleマイビジネスはMEOに取り組む上で大きなサポートとなるツールであり、うまく活用できれば有利にMEOを進めることができるでしょう。
口コミラボ 最新版MEOまとめ【24年9月・10月版 Googleマップ・MEOまとめ】
そこで口コミラボでは、MEO・口コミマーケティングに役立つ最新ニュースをまとめた「Googleマップ・MEO最新情報まとめ」を毎月発行しています。
本記事では、主に2024年9月・10月の情報をまとめたレポートのダイジェストをお届けします。
※ここでの「MEO」とは、Google上の店舗・施設情報の露出回数を増やしたり、来店行動につなげたりすることで、Google経由の集客を最大化させる施策を指します。
※『口コミアカデミー 』にご登録いただくと、レポートの全容を無料でご確認いただけます。
詳しくはこちらをご覧ください。
→「ポリシー違反によるビジネスプロフィールの制限」が明文化 ほか【2024年9月・10月版 Googleマップ・MEOまとめ】
