2014年からGoogleが提供している「Googleビジネスプロフィール(※旧Googleマイビジネス)」は、集客につながるツールでもあり、事業者から注目を集めています。
FacebookやTwitter、InstagramといったSNSも集客に活用されていますが、これらではなくGoogle マイビジネスを利用するメリットはどこにあるのでしょうか。
この記事では、Google マイビジネスの利用を検討している事業者の方に向けて、概要から機能、料金、メリットを紹介するとともに、店舗集客を加速化するために必要なGoogle マイビジネスの使い方を紹介していきます。より効率化したい場合は、外部の業者に委託することも検討しましょう。
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- Googleマイビジネスの登録手順、徹底解説!
- Googleマイビジネス「カテゴリ」選択の注意点
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- MEO対策のやり方 | Googleマップ検索上位表示で集客/口コミ促進・情報発信【店舗集客新常識】
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Googleマイビジネスの活用方法とは | 機能・メリット・活用事例を動画で紹介/
※Googleマイビジネスは、2021.11.5よりGoogle ビジネスプロフィールという名称に変更されました。
これに伴い、2022年にスマートフォン向けGoogleマイビジネスのアプリが終了します。
アプリ終了前に、これまでと同じように快適に使えるよう今から準備しておきましょう!
Googleビジネスプロフィール(※旧Googleマイビジネス)とは?
さまざまな手段を用いて行われている集客ですが、Google マイビジネスもその1つです。
世界的企業であるGoogleが提供するGoogle マイビジネスがどのようなサービスなのか、その概要と機能、料金について解説します。
Google マイビジネスの概要
Google マイビジネスは、Googleが提供していた「Google プレイス」と「Google+」のビジネス向けの機能を統合したもので、2014年6月に誕生しました。
Google マイビジネスを使って、Googleでの検索結果やGoogle マップ上に表示される店舗や施設に対しオーナー登録ができます。店舗や会社のみならず、出張型などの実店舗がないビジネスでも登録できます。
登録が完了すると、Googleのサービス上で表示されるその店舗や施設について情報を更新することができるようになります。また、ユーザーのつける口コミに返信ができるようになります。
情報の更新や口コミの返信以外にも、さまざまな機能を利用できます。Google マイビジネスは、インターネット上で広くローカルビジネスの魅力を発信できるツールとして、注目を集めています。
Google マイビジネスの機能
Google上に掲載される店舗や施設の情報を「ビジネス情報」「ビジネスリスティング」といいます。Google マイビジネスを活用すれば、この情報を正確に効率よく更新することができ、Googleの検索結果で目立つ一に自社の情報が表示される可能性を高められます。
Google マイビジネスを使って写真や動画のアップロードもできます。 これらのコンテンツは、ユーザーからの投稿もビジネス情報の中に掲載されていきます。
またGoogle マイビジネスの投稿機能を活用すれば、顧客に対してお知らせしたい情報について即時に発信でき、インターネットで検索しているユーザーに対して最新情報を届けることに役立ちます。
Webサイトのリンクを掲載することもできるので、公式サイト等の情報を知りたいと考えているユーザーのニーズにも応えることができます。
こうした機能を使えば、店舗について知りたい顧客に対し効率よく情報提供ができ、集客につなげられると考えられるでしょう。
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Googleビジネスプロフィール(※旧Googleマイビジネス)の登録方法
Google マイビジネスは、無料で利用できるうえ、集客につながるさまざまなメリットを享受できます。
ここでは、Googleの検索結果とGoogle マップに店舗の正しい情報を表示させる上で必要な、Google マイビジネスへの登録方法とオーナー確認の方法を紹介します。
Google マイビジネスの使い方
まず、パソコンでGoogle マイビジネスのトップページにアクセスし、ログインします。この際、既存のGoogleアカウントでログインするか、新規でアカウントを作成し、「次へ」をクリックします。
次に、店舗やオフィス、事業所など登録をしたいサービスの住所や電話番号、ビジネスカテゴリなど基本情報を入力していきます。
実店舗がないサービス提供者は、住所にその提供地域を入力します。住所を入力し終わったら、Google マップに情報を表示するか否かを選択します。
ビジネスカテゴリは、検索ウインドウで検索し、選択する形式になります。WebサイトのURLの入力欄もあり、ある場合にはURLを入力し、「完了」をクリックします。既存のWebサイトが無い場合は、無料でWebサイトの作成も可能です。
最後に、ビジネス情報の確認をします。後で確認する場合は、「後で確認」をクリックし、さらに「後で」をクリックします。その場で確認をする場合、表示されるすべてのビジネス情報に誤りがないか確認していきます。
複数の店舗や事業所を運営している場合は、店舗や事業所ごとに基本情報を登録することが望ましいため、店舗や事業所を全て登録しておきます。
以下の記事では登録方法を画像付きで解説しています。
Googleマイビジネスとは|無料のツールで集客・活用方法・メリットや注意点を徹底解説
※Googleマイビジネスは、2021.11.5よりGoogle ビジネスプロフィールという名称に変更されました。これに伴い、2022年にスマートフォン向けGoogleマイビジネスのアプリが終了します。アプリ終了前に、これまでと同じように快適に使えるよう今から準備しておきましょう!
オーナー確認を済ませよう
オーナー確認をすることで、ユーザーからの信頼度アップに繋がるほか、別人によるビジネス代表者のなりすましを防止できるといったメリットがあります。Google マイビジネスでは、ほとんどのビジネスではハガキによるオーナー確認が行われます。
先述したビジネス情報の確認の終了後、ビジネス拠点にピンが付いている地図ページの左上に「郵送」というリンクが表示されているかを確認します。
表示されるビジネス情報が正しい場合は、「郵送」をクリックします。
確認用ハガキは、ビジネス拠点として入力した住所にハガキが郵送されます。郵送先となる代表者の氏名を入力しますが、この箇所は空白でも可能です。氏名の入力後、「ハガキを送付」をクリックします。
後日確認ハガキが届いたら、google.com/businessにログインし、メニューの「オーナー確認を行う」または「今すぐオーナー確認」をクリックします。指示に従い、ハガキに記載されているコードを入力し、完了です。
Google マップ上での上位表示の方法
Googleマイビジネスの登録を済ませたら、次に必要なことは、登録した自社または自店のビジネス情報をユーザーに見てもらえるように対策することです。これは、Googleマップ上で上位表示させる対策をとることで、ユーザーの目に留まりやすくすることができます。具体的にどのようにすれば上位表示されるのか、その方法についてご説明します。
ビジネス情報を充実させる
Googleは、マップ検索において検索結果の順位づけにおいて、関連性、距離、知名度の3点を重視しています。関連性は、検索語句とローカルリスティング(検索キーワードと場所の情報に応じて表示される広告)の合致度によって判断されます。そのため、ビジネス情報の中身をより詳しく明記することで検索語句との関連性を高めることができます。
良質な口コミを集める
Googleマップ上では、もちろん距離が重視されますが、店舗の評価や口コミ数なども上位表示の条件に含まれており、必ずしも距離の近い店舗が上位表示されるというわけではないようです。そのため、良質な口コミを増やすことも重要でしょう。
口コミを増やすために有効な対策としては、先述したビジネス情報を充実させることのほかに、店内での口コミの投稿促進、口コミへの返信などがあります。口コミの内容やビジネスオーナーからの返信内容も含めて評価されるため、オンライン上でも丁寧な対応をすることが大切です。
SNSやブログ、Webサイトで情報を発信する
他にも、SNSやブログを活用することで知名度が上がり、結果としてGoogleマップ上で上位に表示されやすくなります。知名度はWebサイトのプレビュー数や店舗一覧などのオンライン情報が判断材料になります。SNSでは、できるだけ画像や動画を入れることや定期的に更新することで、よりユーザーに見てもらいやすくなります。SNSはツールによって拡散されやすい内容が異なるため、目的に合わせてツールを使い分けることが効果的です。
知名度はWebでの検索結果も考慮されるため、SEO対策(Webサイトが上位に表示されるように構成を調整)することでMEO対策にも活かせます。
Googleビジネスプロフィール(※旧Googleマイビジネス)で使える7つの基本機能
Googleマイビジネスでは、具体的にどんな機能を使うことができるのでしょうか。ここでは、Googleマイビジネスで使える機能を7つほどご紹介します。
1.投稿
Google マイビジネスでは投稿という形で、特典情報、商品情報、最新情報、イベント情報のほか、最近では新型コロナウイルスに関する取り組みなどのCOVID-19の最新情報を発信できます。Google マイビジネスから情報発信することで、ユーザーに適切な情報を表示することができます。Googleマイビジネスの投稿を有効活用することで、より効果的な情報発信ができます。
2.情報
Googleマイビジネスのビジネス情報は、店舗名やビジネス拠点、店舗の営業時間、ウェブサイト情報、写真など15項目ほどあり、入力指示に沿って書くだけで適切な情報をユーザーに表示させることが可能です。
3.インサイト
Googleマイビジネスでは、ユーザーがあなたのビジネスを検索した方法やユーザーの反応といった9つのインサイト情報を確認することができます。これを活用することで、ユーザーのニーズや興味を把握することができるほか、どのようなルートで店舗を知ったのか、Google 検索やGoogle マップ検索後にどのような行動を取ったかの確認をすることができます。
4.口コミ / メッセージの送受信
Google マイビジネス上では、口コミの返信対応やお客さんとのダイレクトなメッセージのやりとりが可能です。前述したように、口コミやメッセージの丁寧な対応は、検索上位の材料となり、店舗の認知を高めることにつながります。
5.写真・動画
Googleマイビジネスでは、外観、店内の写真のほかに、最大30秒の動画やストリートビューなどのパノラマ写真を記載することができます。
店舗情報として、写真や動画はユーザーにとって店舗イメージに直結する重要な情報ですので、活用することをおすすめします。
注意点として、写真はオーナーが投稿したものとユーザーが投稿したものの両方が表示されるために、誤った情報をユーザーが投稿してしまうこともあります。このような場合は削除申請ができるため、常に管理することが重要でしょう。
6.商品
Googleマイビジネス上では、詳しい商品情報を載せることもできます。これを掲載することで、ユーザーがGoogle上ですぐに商品のことを知ることができ、結果的に購買行動を促すことができます。商品は単品商品の紹介と、カテゴリ設定や価格帯を掲載することができます。また、任意で商品にオンライン注文・購入・詳細・特典を利用ボタンを追加できるため、ウェブサイトへ集客することができます。
7.ウェブサイト
Googleマイビジネスは、上記などのGoogleマイビジネスの情報が自動的に反映されるため、誰でも簡単にウェブサイトを作ることができます。ウェブサイトを作成し、SEO対策することは、Googleマップ上での上位検索にも関わってきます。まだWebサイトをお持ちでない方は、Googleマイビジネスを活用して作ってみると、さらに効率的な集客ができるでしょう。
Googleでビジネス情報をユーザーに見てもらうためにできること
Googleが提供する広告サービスGoogle広告を利用すれば、Googleの検索結果の上部や、関連するテーマのウェブサイトなどで宣伝ができます。 広告の出稿は、Google マイビジネスのメニューから進めることができます。
また、広告以外の手段でGoogle マップやGoogle検索での掲載順位をあげたい場合は、ローカルSEO(MEO)と呼ばれる施策に取り組みます。
掲載順位の改善方法はさまざまですが、そのうちのいくつかにはGoogle マイビジネスによる更新も影響します。
また、写真などの情報を充実させることも有効な手段とされています。
ビジネス情報に掲載される写真には360度のパノラマ写真である「ストリートビュー」が存在します。これはGoogleが撮影するものと、ユーザーが投稿するものがあります。どちらの方法であっても、店舗や施設の実際の様子が分かりやすくなるので、顧客に対して店舗や施設の魅力を伝えることに役立ちます。
同じ形式で屋内を撮影したものも投稿できます。こちらはGoogleによる撮影は行われないため、基本的には店舗や施設の所有者や経営者が撮影と登録を行います。
ストリートビューの撮影は自分自身で行うか、カメラマンを手配します。カメラマンのうち、Googleの定める条件を満たした人物や代理店に対して、Googleは認定バッジの取得を認めており、バッジを取得したカメラマンは「認定フォトグラファー」と呼ばれます。
こうした屋内版のパノラマ写真は、以前はインドアビューと呼ばれていました。
【Googleマップ】ストリートビュー(インドアビュー)作成方法|掲載メリットや外注との費用比較も
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ローカルSEO(MEO)とは?メリットや効率的な集客アップの方法
集客の際にマップエンジンにおいて検索順位の上位に食い込むためには、
Googleビジネスプロフィール(※旧Googleマイビジネス)を利用するメリット
世界的に多くのユーザーに利用されているGoogle マイビジネスは、事業者にとってさまざまなメリットがあります。
Googleのサービスを利用するメリットはどのような点にあるのかを紹介します。
1. 多くの見込み顧客に詳細な情報を届けられる
多くのインターネットユーザーがGoogle 検索を利用しています。検索を通じて、様々な店舗情報が届けられています。
Google マイビジネスに登録しなくとも、Google マップ上に店舗や施設の情報を掲載することは可能ですが、Google マイビジネスを活用することで、ユーザーに届けられる情報の質や量をコントロールすることができます。
Google 検索ではそのエリアの情報を知りたい可能性のあるユーザー向けに、店舗や施設(ローカルビジネス)の情報が表示されるようになっています。
Google マイビジネスを通じて更新できる情報は、こうした見込み顧客の目に留まる可能性が高いため、掲載される情報を通じて訴求を図ることが大切です。
2. 情報を遅滞なく正確に発信できる
Google マイビジネスでは、Google マイビジネスに掲載される事業のオーナーであることをGoogleに申告し、承認を受ける「オーナー確認」をすることでGoogleから管理者権限が与えられます。
オーナー確認を行うことで、Googleや第三者からの情報の変更をオーナー自身の判断で承認や拒否が可能になります。オーナー自身で最新の正しい情報を更新したり管理したりできるため、間違った情報の発信を防げます。
Google マイビジネスは営業時間や定休日といったビジネスの基本的な情報を掲載できるだけでなく、イベント情報やお店の写真も発信できる集客に有効な手段です。口コミの管理のほかにも、ユーザーからの質問への返信も可能なため、オーナー確認は必須といえるでしょう。
3. インバウンド対策にも効果的
自店舗のWebサイトを他言語化させる際、多くの場合は費用が発生します。Google マイビジネスでは、店舗ページの多言語化が無料でできるため、インバウンド対策にも活用できます。
Google マイビジネスが表示されるGoogle マップは、多くの外国語に対応しており、自動でユーザーの使用言語に変換される仕組みになっています。ビジネス名は手動での設定が必要となりますが、さまざまな言語での表示が可能です。
ビジネス情報や口コミについて多言語で閲覧できるのであれば、口コミを重視する外国人などの訪問が期待できます。Google マイビジネスは訪日外国人の集客にも効果を発揮すると考えられるでしょう。
Googleマイビジネスの英語表示|インバウンド集客のための対応方法や注意点
近年のインバウンド需要を鑑み、訪日外国人観光客を集客したいと考える事業者も多いでしょう。インバウンド集客の方法の一つにGoogle マイビジネスを英語対応にする手法があります。この記事では、Google マイビジネスの英語対応の方法や注意点についてご紹介します。関連記事:もっと活用!Google マイビジネスで追加すべき情報とは?コロナ禍、Googleマイビジネスで必ずすべき3つのこと飲食店なら絶対設定!テイクアウト・デリバリー情報360°写真で店舗の内観をアピール!ストリートビュー作成方...
Googleビジネスプロフィール(※旧Googleマイビジネス)は見込み顧客への訴求に活用できる
Google マイビジネスの活用は、新規顧客の獲得や、訪日外国人への情報提供を通じた誘客など、多くの効果が期待できます。
サービスの基本情報の入力など簡単な登録だけで利用できることや、ほとんどの機能や一般的には費用がかかる多言語化までも無料で使用できます。今後インバウンド市場の回復がすすむにつれ、店舗を経営する上ではより必要性が高まっていく可能性もあります。
利用する上では紹介したようなGoogle マイビジネスに関する基本事項を理解し、オーナー登録や情報の充実などに努めていくとよいでしょう。
口コミラボ 最新版MEOまとめ【24年9月・10月版 Googleマップ・MEOまとめ】
そこで口コミラボでは、MEO・口コミマーケティングに役立つ最新ニュースをまとめた「Googleマップ・MEO最新情報まとめ」を毎月発行しています。
本記事では、主に2024年9月・10月の情報をまとめたレポートのダイジェストをお届けします。
※ここでの「MEO」とは、Google上の店舗・施設情報の露出回数を増やしたり、来店行動につなげたりすることで、Google経由の集客を最大化させる施策を指します。
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