Google マップに「お酒」を投稿するのはNG!居酒屋・バーが正しく投稿機能を使うには

口コミアカデミー 0円すべて無料 口コミサイトの運営やノウハウが学べる、店長限定の無料のオンラインスクール

店舗オーナー向けが利用できるGoogle マップ上の店舗情報管理ツール・Google マイビジネスでは、酒類などのコンテンツの投稿が規制されています。

そこで本記事では、Google マイビジネスにおける酒類に関する規定をもとに、酒類を扱う事業者がガイドラインに違反せず投稿機能を活用するコツについて解説します。

関連記事
Google マイビジネスの説明欄に酒類に関する記載はできるのか(ローカルSEOニュースまとめ vol.7より)
Google マイビジネスの投稿機能を使った集客方法

Googleマイビジネスは、2021.11.5よりGoogle ビジネスプロフィールという名称に変更されました。
これに伴い、2022年にスマートフォン向けGoogleマイビジネスのアプリが終了します。
アプリ終了前に、これまでと同じように快適に使えるよう今から準備しておきましょう!

\30秒でダウンロード完了/

無料マニュアルをダウンロードする>>

Googleマイビジネスでは「酒類」の投稿がNG

Google マイビジネスのガイドライン「ローカル ビジネスとしてGoogle投稿する」には、以下のような記述があります。

規制された商品やサービス:規制されている業界で商品やサービスを提供する場合、投稿の使用は許可されますが、商品自体に関連するコンテンツを投稿することはできません。規制対象の業界には通常、成人向けサービス、アルコール、タバコ、医薬品、ドラッグ、健康および医療向け機器、ギャンブル関連サービス、花火、武器、金融サービスが含まれます。

この記述にあるように、Google マイビジネスでは酒類(アルコール)に関連するコンテンツの投稿はできません

※なお、Google マップのユーザー向けガイドライン「マップユーザーの投稿投稿コンテンツに関するポリシー ヘルプ」内の「禁止および制限されているコンテンツ」では、ユーザーによる口コミ・写真・動画の投稿でもアルコール・タバコなどに関する内容が規制されています。

<参考>
Google マイビジネス ヘルプ:ローカル ビジネスとして Google に投稿する
マップユーザーの投稿投稿コンテンツに関するポリシー ヘルプ:禁止および制限されているコンテンツ

カテゴリが「酒店」の場合、投稿自体NGに

Google マイビジネスで店舗カテゴリを「酒店」に設定した場合、投稿機能自体が表示されなくなります。通常のGoogle マイビジネス管理画面と、「酒店」の管理画面とを比較してみましょう。

まずこちらは、店舗カテゴリマーケティング コンサルタント」としているビジネスの管理画面です。

カテゴリを「マーケティング コンサルタント」としているビジネスの管理画面
▲「投稿」機能が表示されている管理画面:編集部スクリーンショット

一方、こちらはカテゴリ「酒店」としているビジネスの管理画面です。

カテゴリを「酒店」としているビジネスの管理画面
▲酒店の管理画面。「投稿」機能が表示されていない:編集部スクリーンショット

見ての通り、カテゴリを「酒店」としているビジネスでは、管理画面左側のメニュー投稿」の項目がありません

Googleは、ガイドラインで禁止している酒類に関する投稿を未然に防ぐべく、カテゴリを「酒店」としているビジネスに対して投稿機能を表示しないという措置をとっているようです。

関連記事
Google マイビジネスのカテゴリとは?

「ビジネスの説明」で酒類について載せるのもNG?

「ビジネスの説明」は、ビジネスについて簡潔に説明できる欄です。

Google マイビジネス ヘルプ コミュニティでは、酒類を扱う事業者から「説明欄にお酒を扱っていることを書いたり、写真を追加するのは大丈夫でしょうか」といった質問が寄せられています。

<参考>
Google マイビジネス ヘルプ コミュニティ:お酒コンテンツについて

これについて、「Google に掲載するローカル ビジネス情報ガイドライン」で規定される「ビジネスの説明」のガイドラインには、酒類に関する記述を禁止する文言はみられません

ただし「危険または違法な商品サービスの販売に関連するコンテンツはアップロードしないでください」という文言があるため、酒類が「危険な商品」に該当する可能性は大いに考えられます。

関連記事
Google マイビジネスの説明欄に酒類に関する記載はできるのか

居酒屋やバーなど、酒類を扱う店ではどのように投稿すべき?

酒類を扱う店の中でも、カテゴリが「居酒屋」や「バー」などの場合は投稿機能が制限されていません。

では、そうしたビジネスではどのように投稿機能を使うべきなのでしょうか。

削除される可能性のある投稿は?

たとえば「当店の日本酒○○は、まろやかで飲みやすい味です」のように、酒類の商品そのものを解説したような投稿は、削除される可能性が高いと考えられます。

また、Google マイビジネス ヘルプ コミュニティにおけるエキスパートの回答では「○月○日にビール飲み放題イベントを開催します」などのイベントに関する投稿や、酒を飲んでいる写真などの投稿は削除される危険性が高いとされています。

居酒屋における実際の投稿事例

東京都内のある居酒屋では、以下のように酒類が写った状態の写真を投稿しています。

ガイドラインに違反していない酒類の投稿
▲ガイドラインに違反していない酒類の投稿:編集部スクリーンショット

この投稿には日本酒の名前が書いてあるほか、写真には日本酒の瓶が写っています。

しかし、投稿文に日本酒に関する説明はなく、料理の説明と黒板の説明が投稿文の多数を占めています。写真も、日本酒だけを写したものではなく、黒板や料理とともに撮影されています。

このように、酒類の商品説明を主体にしていない投稿であれば、投稿文に酒類の名前が入っていたり写真に酒類が入っていてもガイドライン違反にはならないものと思われます。

もし、酒類の投稿が原因でGoogleマイビジネスが停止されてしまったら?

現時点では酒類を主体としない投稿であればガイドライン違反とならないようですが、今後Googleにおける投稿の審査が厳しくなる可能性も十分に考えられます。

万が一Google マイビジネスのアカウントが停止されてしまったら、まずはサポートに連絡し停止された原因を聞くと良いでしょう。

酒類の投稿が原因であれば、該当する投稿を削除し、ビジネスの再開を申請しましょう。

関連記事
Google マイビジネスを回復させるには

口コミラボ セミナー紹介&最新版MEOまとめ

【飲食業界必見】売上を◯倍に!事例から読み解く、新規獲得からリピーター続出の秘伝ワザ


〜 なぜ、あのお客様は来てくれたのか、そしてリピートしてくれるのか 〜

飲食業界において、お店に好意を持ってくれるお客様を獲得することは極めて重要です。

「1店舗目に来店してもらうために」「また来てくれるために」など、お客様の初来店から、商品やサービスを再購入してくれるまでのメカニズムを解明することは、マーケティング活動において不可欠な要素となっています。

今回のセミナーでは、お客様の行動心理や再購入メカニズムを解明し、それらに基づいた効果的な施策を実施するためのポイントを市場の動向や実際の事例に基づいて詳細に解説いたします。

詳しくはこちらをご覧ください。

【飲食業界必見】売上を◯倍に!事例から読み解く、新規獲得からリピーター続出の秘伝ワザ

【24年3月版 Googleマップ・MEO最新情報まとめ】


MEOに関わるサービス「Googleマップ」「Googleビジネスプロフィール」や、各種地図アプリ・口コミサイトは日々更新を続けており、その全容を把握するのは難しくなっています。

そこで口コミラボでは、MEO・口コミマーケティングに役立つ最新ニュースをまとめた「Googleマップ・MEO最新情報まとめ」を毎月発行しています。

本記事では、2024年2月〜3月の情報をまとめたレポートのダイジェストをお届けします。

※ここでの「MEO」とは、Google上の店舗・施設情報の露出回数を増やしたり、来店行動につなげたりすることで、Google経由の集客を最大化させる施策を指します。
※『口コミアカデミー 』にご登録いただくと、レポートの全容を無料でご確認いただけます。

詳しくはこちらをご覧ください。
ビジネスプロフィールにSNSの投稿が表示される / 宿泊施設のGoogleビジネスプロフィールでSNS登録が可能に ほか【24年3月版 Googleマップ・MEO最新情報まとめ】

口コミアカデミー 0円すべて無料 口コミサイトの運営やノウハウが学べる、店長限定の無料のオンラインスクール

関連するオススメ記事

この記事の筆者

口コミラボ編集部

口コミラボ編集部

口コミラボ編集部ではMEO対策、ローカルSEO対策、販売促進店舗の口コミデータをもとにしたコンテンツなどを配信しています。