塾・習い事教室のGoogleビジネスプロフィール活用【エキスパートに聞く!業種別GBP活用講座 vol.11】

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各業種におけるGoogleビジネスプロフィールGoogleマイビジネス)の活用方法について、エキスパートの永山卓也氏とざっくばらんに語る連載企画「エキスパートに聞く!業種別GBP活用講座」。

前回・前々回の内容はこちら→

今回は、塾・習い事教室・予備校などのGoogleビジネスプロフィール活用について伺います!


<プロフィール>

永山卓也 - GoogleビジネスプロフィールGoogleマイビジネス) ダイアモンドプロダクトエキスパート/「口コミコム 」テクニカルアドバイザー&「訪日ラボ」アドバイザー

ローカルビジネスコンサルティング、店舗マネジメント業を行い、 デジタル、アナログ両面で小売・飲食・宿泊業観光業に豊富な経験。
各都道府県の地方自治体、地域団体などを中心にセミナー、講演実績多数。観光庁 インバウンドの地方誘客促進のための専門家。GoogleビジネスプロフィールGoogleマイビジネス)ダイアモンドプロダクトエキスパート。Google Maps, Google広告プロダクトエキスパート。東京観光財団 観光おもてなしアドバイザー京都府観光連盟 観光アドバイザー。
株式会社movが運営するお客様の声のDXサービス口コミコム 」テクニカルアドバイザー&インバウンド業界最大級メディア「訪日ラボ」アドバイザー。


石橋美奈子 -株式会社mov マーケティング部 口コミラボ編集部

店舗集客メディア「口コミラボ」編集責任者。自称「Googleビジネスプロフィールの記事を日本一書いている人」。Googleビジネスプロフィールダイアモンドプロダクトエキスパート永山卓也氏と、Googleビジネスプロフィールに関する100本以上の記事を作成。累計200本以上ものローカルSEOMEO、口コミ対策関連の記事の執筆・編集を手掛ける。


塾・習い事教室のGoogleビジネスプロフィール活用

石橋:
前回の連載(「年末年始のGoogleビジネスプロフィール対策」)から随分と時間があいてしまいましたが、今回は「塾・習い事教室などのGoogleビジネスプロフィール活用」について伺いたいと思います。よろしくお願いいたします!

永山:
よろしくお願いします!

塾・習い事教室のGoogleビジネスプロフィール登録

石橋:
早速ですが、永山さん。塾や習い事教室(例えば、英語教室とか)、予備校などのGoogleビジネスプロフィール活用について教えてください!

永山:
まず、「活用」の前に、「登録」のお話からしていきたいと思います。

石橋:
登録…?

永山:
はい。特に習い事教室だと、通常の店舗のような営業形態の他に、自宅を事務所 兼 教室としていたり、家庭教師のように訪問ビジネスとして提供している場合がありますよね。

石橋:
なるほど!

住所をどのように登録するか、という問題ですね?

永山:
その通りです。

訪問サービスを提供している場合や、住所を公開したくない場合は、「非店舗(住所を公開しない)」型で登録ができます。

ただし、Googleローカル検索店舗・施設・場所などの検索)では、「検索地点から施設までの距離」が表示順位に大きく影響しており、地点を開示しないことによる悪影響もないとは言えないんです。

石橋:
なるほど。検索された場所から店舗・施設までの距離をGoogleが認識できないから、その要素としては正しく評価してもらえない可能性があるわけですね。

永山:
はい。もしくは、来店型の場合単純に検索者がどこに教室があるのかわからないというデメリットもあります(訪問する家庭教師タイプならいいのですが)。そのあたりはプライバシーの面なども含め考慮して判断すると良いでしょう。


ポイント1:

住所を登録するか / 非店舗登録にするか

  1. 非店舗登録の場合、住所を開示しなくて済む
  2. 地点を開示しないことによる検索順位への悪影響がないとは言えない

メリット・デメリットを考慮して決めよう。


永山:
あとは、事務所と開催場所が異なる場合。例えばスポーツ教室だったら、開催場所は近所の公共施設を使っているといったケースもありますよね。

その場合、事務所にするのか、使っている開催場所にするのかは迷うこともあるはずです。

石橋:
確かに…それってどうすればいいんでしょうか?

永山:
まず事務所を住所としていて、実際の開催場所と異なる住所になっていると、誤解を生んでしまいトラブルの元となる可能性がありますよね。

一方、開催場所を登録しようとした場合、固定看板があるなどの条件が揃っていないとそもそも登録ができません。

石橋:
公共施設に固定看板を設置するとなると、ちょっと厳しいというケースも多そうですよね。

永山:
そうですね。個人的には、開催場所を登録したほうがトラブルは少なくなりそうだと思いますが。

他にも、同じく施設を借りて開催している場合とか。これも固定看板がないと登録できません。


ポイント2:

事務所を拠点とするか / 開催場所を拠点とするか

  1. 登録する住所が開催場所と異なると誤解を生む可能性
  2. 開催場所を登録しようとしても固定看板がないなど条件によって登録できない可能性

こちらもメリット・デメリットや登録条件を考慮して決めよう。



永山:
どのように登録するのがベストなのかは業種業態やケースによって異なるので、迷ったら口コミコム さんに相談してみてはいかがでしょうか。

石橋:
そうですね。宣伝みたいになってしまいましたが…(笑)

ぜひ、ご相談受け付けております〜!

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塾、学習塾といった業種カテゴリは存在しない

石橋:
では登録できたとして、塾や習い事教室(例えば、英語教室とか)、予備校などがGoogleビジネスプロフィールを活用する際は、何を意識すればいいでしょうか?

永山:
まず塾の場合、業種カテゴリに「塾」「学習塾」っていうのがないんですよ。

石橋:
えーっ、そうなんですね。


ポイント3:

カテゴリとは

店舗・施設の業種業態を表す設定項目。検索語句との関連性にも大きく影響する。

現時点では「塾」「学習塾」といったカテゴリが存在しないため、別の方法で「この施設は塾である」ということをGoogleや検索している人に伝えなければならない。



永山:
予備校の場合は「受験予備校」、英語教室だったら「英語学校」といった業種カテゴリがあるので、塾・教室がどういった内容を扱っているのかによっても設定は変わりますね。

石橋:
そうなんですね。業種カテゴリは検索にも大きく影響するので、どう設定するかはきちんと考えておきたいですよね。

Googleマップで「塾」と検索してみたら、「受験予備校」と設定しているところが多いみたいです。それか「学習センター」というカテゴリもありますね。

永山:
そうですね。実際に検索してみて、自社に似た塾・教室がどういった業種カテゴリを設定しているのか確認してみると良いでしょう。

塾・教室でもキーワード対策が必要

石橋:
ぴったり表す業種カテゴリが存在しない場合は、別の方法で「この施設は塾である」ということを認識できるようにしないといけないわけですよね。

永山:
そうなんです。いわゆる「キーワード対策」が必要になりますね。

石橋:
今回の連載自体がかなり久しぶりなので、「キーワード対策」について知らないという読者の方も多いかもしれません。改めて伺ってもいいでしょうか?

永山:
そうですね。

まず、Googleローカル検索には、

「距離」「関連性」「知名度(※ヘルプでは”視認性の高さ”と書かれてます)」

の3つが影響します。

※公式ヘルプページ:Google のローカル検索結果のランキングを改善する方法

永山:
このうち、「距離」は検索地点から店舗・施設までの距離なので、そもそもコントロールができません。また、「知名度」は広告やSNSなどの外部領域を通して間接的に向上するもので、Googleビジネスプロフィールのみを使って改善できる要素ではありません。

石橋:
実際に検索してみると、あまり「知名度」がなさそうなお店も結構上に表示されていたりしますよね。

永山:
はい。そこで影響しているのが、もう1つの要素「関連性」なわけです。

「関連性」は、検索された語句と店舗・施設がどれだけ関連しているかがGoogleビジネスプロフィールや口コミ、そして公式サイトなどのWeb上の情報をもとに判断されます。

例えば「学習塾 小学生」とか、「大学受験 予備校」といった検索語句で検索された際、この検索語句に関連しているとGoogleが判断した施設が、検索結果上に表示されるわけですね。

「距離」はコントロールできない、「知名度」は間接的にしか上げられない。その中で、Googleビジネスプロフィールや公式サイトを使って情報発信したり、お客様から口コミを集めたりすることで上げられるのが「関連性」なんです。

石橋:
なるほど。

永山:
なお「関連性」は、まずは全く関連付けられていないものを関連付ける(0を1にする)取り組みと、少しは関連付けられているけど関連付けが弱い場合に強化する(1を2,3,4…と強くしていく)取り組みの2つに大別されます。

周辺に競合施設が少なければ「関連付け」ができていれば引っかかりますし、それらの競合施設が関連付けられていない語句が取れていれば”一人勝ち”状態になれるので、「できるだけ関連付けられている語句を増やす」取り組みを推奨することが多いですね。

ただし、競合店が多ければ「関連付け」だけでは引っかからないので、どうしても「関連性を上げる」取り組みが必要になってくる場合ももちろんあります。


ポイント4:

自社の塾・教室の特徴やサービス内容、魅力をGoogleに伝えて「関連付ける」「関連性を上げる」取り組みをしよう。

それらに当てはまる検索語句でローカル検索された際、検索に引っかかるようになる。


塾・教室で必要なキーワード対策とは

石橋:
では実際、塾や教室、予備校ではどういったキーワードを対策すればいいんでしょうか?

永山:
どういう検索語句で引っかかってほしいかですね。

もちろん「塾」という検索語句はあるでしょうし。

  • 学習塾
  • 進学塾

「受験」系の検索語句もありますよね。

  • 受験
  • 中学受験
  • 予備校
  • 高校受験
  • 進学校

あとは指導の形態。

  • 家庭教師
  • 個別指導
  • 自習教室

各教科で検索されることもありますよね。

  • 英語
  • 算数 / 数学
  • 国語

大人も通うような「習い事」系もありますね。

  • 習い事
  • 英語教室
  • ビジネス英会話
  • そろばん
  • 習字 :習字やペン習字、書道…などに分けられる
  • プログラミング
  • スポーツ
    • 野球
    • サッカー
    • 卓球
    • テニス
    • スイミング
    • ダンス :これもさらに ストリートダンス / 社交ダンス…と分けられる

石橋:
なるほど。こうした検索キーワードが取れてなかったりするわけですね。

永山:
で、なおかつこれらを組み合わせたキーワードもあるはずです。

「地名+中学受験+個別指導」とか。

石橋:
あ〜、ありそうですね。

自分、もしくは自分の子どもに合った塾や予備校、教室を探すとなったら、確かに「レストラン」のような簡単な語句だけで絞ったりはしないかも。

永山:
そうですね。こういった内容をGoogleビジネスプロフィールや公式サイトで発信したりすると良いでしょう。


ポイント5:

「塾」「教室」といった語句を横展開すると、上記に挙げたようなキーワードがたくさん出てくるはず!

自社が扱う内容に合ったキーワードを見つけよう。


永山:
ただし注意してほしいのが、ビジネス名(施設名)にキーワードを入れるのはNGです。

石橋:
Googleガイドライン違反になってしまいますよね。

※公式ヘルプページ:Google に掲載するローカル ビジネス情報のガイドライン:名前

永山:
はい。先ほど言ったように業種カテゴリの要素で関連付けるっていうのがしづらい業態なので「学習塾・進学塾・個別指導塾の〇〇」とか入れたくなっちゃうのはまぁわからなくもないんですが…。

ガイドライン違反をしてしまうと、結局Googleからビジネスプロフィールの掲載を停止されるといった結果になってしまうので、絶対にやめましょう。

塾・教室では口コミが非常に重要

石橋:
先ほど関連性には口コミが影響するという話がありましたが、関連性を上げる意味でも、塾・教室の魅力を伝えるという意味でも、口コミってすごく重要ですよね。

永山:
その通りです。関連付けに寄与するというのもそうですし、やはり塾・教室では口コミが非常に重視されますね。

石橋:
学習塾や予備校は学校の成績や受験結果などに大きく影響しますし、一回入ったらそう簡単には変えようとはならないでしょうから、最初の選択にかなり時間をかけそうな気がします。

永山:
はい。ただ塾や教室の口コミって結構特殊で。英語教室や習字教室のような習い事系などであれば大人も通うかもしれませんが、小さい子どもが通う塾・教室だとなかなか子供に口コミをお願いすると別の問題も生じます。なので、当たり前といえば当たり前ですが、そういうところは保護者の方に書いてもらうしかないんですよね。

ただそれもあって、塾・教室の業種業態だと、口コミがあまり入っていないところが多いんですよ。地域にもよりますが、口コミが入りにくい業種は言い換えれば、少し口コミが入っただけで相当目立つ状態になる場合もあるんです!

石橋:
なるほど、いいですね!

永山:
もちろん、自作自演や業者に報酬を払って大量に投稿させるといった行為はNGですよ。

石橋:
利用者視点から見ると、やらせ口コミってなんとなくわかっちゃいますもんね…。

口コミは地道に正しいやり方で集めていきたいですね!


ポイント6:

自社の塾・教室の魅力をお客様視点で伝えられるので、口コミは積極的に集めよう。もちろんやらせの口コミ投稿はしないこと。

塾・教室では口コミがあまり入っていないところが多いので、口コミを集められれば目立つようになる!



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永山:
今回はここまでです。石橋さん、いかがでした?

石橋:
「塾」というカテゴリがないことに驚きました。ぴったりはまるカテゴリがない業種業態では、発信は結構頑張ってやっていかなければならなくなりそうですね…。

永山:
そうなんですよね。業種カテゴリGoogleが決めているものからしか選べないんですが、米国にない日本ならではの業種業態などがカバーされていなかったりするんです。

石橋:
どう設定するのか、迷う方も多そうですね…。

業種カテゴリについては以前永山さんに解説いただいた記事もあるので、もしご興味がある方はご覧ください!

Googleビジネスプロフィールの超重要項目!業種設定(カテゴリ)を見直そう

永山さん、今回も勉強になりました。次回もよろしくお願いします!


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業種別Googleビジネスプロフィール講座アーカイブ

  1. ドラッグストアのGoogleビジネスプロフィール活用
  2. ゲームセンター・アミューズメントのGoogleビジネスプロフィール活用
  3. 寿司屋・回転寿司のGoogleビジネスプロフィール活用
  4. 食べ放題店のGoogleビジネスプロフィール活用
  5. お土産屋のGoogleビジネスプロフィール活用
  6. ホテル・旅館・宿泊施設のGoogleビジネスプロフィール活用
    ※本記事公開後、投稿機能が使えるようになり施策の幅が広がりました。
    これについては、ぜひ宿泊施設のGoogleビジネスプロフィール活用に関するエキスパート特別対談もご覧ください。
  7. パン屋のGoogleビジネスプロフィール活用
  8. 美容室のGoogleビジネスプロフィール活用
  9. テイクアウトのGoogleビジネスプロフィール活用
  10. 年末年始のGoogleビジネスプロフィール対策
  11. 塾・習い事教室・予備校のGoogleビジネスプロフィール活用

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口コミラボ編集部

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