Gポイントとは?ポイントとポイントを媒介し、自社のポイントの価値を高めるサービス

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Gポイントとは、nanacoポイントやTポイントをはじめ、約120種類のポイントと互換性を持つポイントサービスです。

BIGLOBEグループのジー・プランが運営するサービスで、ユーザーは提携各社のポイントサービスをGポイントに、Gポイントを各社のポイントサービスやギフト券に交換できます。

企業や店舗では、自社のポイントサービスをGポイントに交換できるようにしたり、自社サービスを利用する際にGポイントの付与や決済を認めたりといった導入が可能です。

この記事では、Gポイントの概要、導入のメリットとデメリット、活用事例を紹介します。

Gポイント公式サイト

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Gポイントとは?

Gポイントとは、さまざまな企業が運営するポイントサービスどうしで、ポイントを交換できるサービスです。

ユーザーは、Amazonや楽天市場での商品購入、じゃらんExpediaでの宿泊予約、Gポイントパークの無料ゲーム、クレジットカードの発行などを通してGポイントを獲得できます。

以下では、Gポイントの概要を紹介します。

Gポイントでできること

ユーザーは、ネットショッピングや宿泊予約などにより貯めたGポイントを、1ポイントあたり1円のレートで他サービスのポイントに交換できます。Gポイントは、WAONポイント、nanacoポイント、Tポイントなどのポイントサービスのほか、Amazonギフト券、BIGLOBEの料金値引きにも交換可能です。

各社のポイントサービスからGポイントへの交換もできるため、貯まっているポイントのうち、利用する機会が少ないポイントをGポイントに交換して、Gポイントから別のポイントサービスに移すなど、Gポイントの活用法は多種多様です。

Gポイントは、120種類以上のポイントサービス、ギフト券、電子マネーに対応しています。

Gポイント公式サイトのトップページ
▲トップページ:Gポイント公式サイト

KDDIのグループが運営する信頼できるポイントサービス

Gポイントを提供するジー・プランは、KDDIグループの企業です。運営元が通信大手のKDDIグループであるため、信頼性が高く、こうした点もユーザーに評価されています。

2001年にサービスを開始したGポイントは、20年以上の歴史を持っており、2021年5月現在で400万人以上のユーザーが利用しています。

ポイントサービスにおける登録会員数では、業界最大手の楽天ポイントやTポイントには及ばないものの、非常に多くの支持を得ています。

運営企業、長期にわたるサービス提供の実績、利用している会員数など、さまざまな面で信頼できるポイントサービスであるといえます。

交換可能なポイントサービス

Gポイントと交換可能なポイントサービスには、ショッピングポイント、電子マネーポイント、航空マイル、ギフト券などがあります。ユーザーは、さまざまなポイントとGポイントを相互に

交換できるため、複数のサービスに分かれて貯まっているポイントをまとめて管理できます。

以下は、Gポイントと交換可能なポイントサービスの一例です。

  • ギフト券:Amazonギフト券、Kyashギフトコード、EdyギフトID
  • マイル:ANAマイレージクラブ、JALマイレージバンク、JRキューポ
  • ポイント:nanacoポイント、LINEポイント、Tポイント、dポイント

Gポイント導入のメリット・デメリット

企業や店舗がGポイントのポイントシステムを採用することのメリットには、自社が提供するポイントシステムの消費者にとっての価値の向上や、ポイント管理の負担軽減などがあります。

それぞれ集客、コスト削減に有効な手段となるため、ポイントの導入を検討している場合は有力候補になるでしょう。

一方、Gポイントの導入には費用がかかるデメリットもあります。導入を検討するうえではメリットとデメリットを比較することが大切です。

以下では、Gポイント導入のメリットとデメリットを紹介します。

メリット1. 交換可能で自社ポイントの価値が高まる

ポイントサービスを導入すると、顧客にお得に買い物をしてもらえますが、基本的に自社ポイントは自社でのみ利用できます。

そのため、自社であまり買い物をしない顧客への訴求力はそれほど高くないうえ、Tポイントや楽天ポイントなどの共通ポイントサービスと比べると汎用性も低いのが難点です。

しかし、Gポイントを導入すれば自社ポイントをギフト券や他社サービスに交換でき、貯めたポイントの用途を広げられます。その結果、自社ポイントの価値を高められます。

「ポイ活」という言葉が普及したように、今やポイントは顧客が店舗を選ぶうえでの1つの要素です。自社ポイントの価値を高めることは、集客施策の一環として効果を発揮するでしょう。

また、自社ポイントと他社のポイントサービスに互換性を持たせることで、より多くの顧客の来店を促進できます。Gポイントを導入している店舗での買い物は、間接的に提携先のポイント獲得につながるため、提携先のポイントを貯めている顧客にとっても魅力的です。

メリット2. ポイント管理の負担が軽減される

自社ポイントを導入する場合、ポイントを貯めている会員情報の登録やポイント情報の管理も自社で対応する必要があります。

ポイントカードの紛失やポイントの失効などの問合せが発生する可能性もあり、管理には少なからず負担が生じるでしょう。

一方、Gポイントのような共通ポイントであれば、運営元がポイントの管理をする形になり、導入する企業においては顧客対応のための負担が発生しづらいといえるでしょう。従業員の負担軽減やコスト削減につながります。

デメリットは費用

Gポイントの導入にかかる費用は、一般に公開されていません。詳細を確認するには公式サイトから資料請求、または問合せをする必要があります。

しかし、多くのポイントサービスではポイントの負担分とは別途、導入や継続的な運用には費用がかかることが一般的です。導入費用や月額費用の金額によっては利益を圧迫する可能性もあるため、ポイントサービスの導入により見込める集客や売上と併せて確認しておくとよいでしょう。

Gポイントの活用事例

企業や店舗はGポイントをさまざまな形で活用できます。主な活用法は、互換性によりポイントの価値を高める方法やGポイントユーザーを取り込む方法です。

Gポイントの導入を検討する際は、実際に導入している企業や店舗の事例を参考に、自社における導入イメージを想定しておくことが大切です。

以下では、Gポイントの活用事例を紹介します。

事例1. 互換性でポイントの価値を高める(エーザイ

国内の大手製薬会社であるエーザイは、自社独自のポイントサービス”EISAI MILE”と連携させる形でGポイントを導入しています。

使用用途が限定的な自社ポイントの弱点をGポイントの導入により解消しています。

ポイントの互換性は、汎用性を左右する要素であり、ポイントそのものの価値にも大きく影響します。120種類以上のポイントサービスと互換性を得られる点は、顧客だけでなく、企業や店舗にとってもメリットになるでしょう。

事例2. Gポイントを活用したユーザーの取り込み(BIGLOBE)

Gプランは、通信事業を手がけるBIGLOBEのグループ企業が展開するサービスです。同社も、自社サービスを利用するユーザーに対し、ポイントを付与する形でGポイント導入しています。

また、BIGLOBEのサービス利用料をGポイントで決済できるようにしています。BIGLOBEにおけるGポイントの導入は、ポイントサービスにより集客の幅を広げている事例です。

自社独自のポイントサービスを持っていない場合は、直接Gポイントを付与したり、Gポイントによる決済に対応したりして、400万人以上のGポイントユーザーにアプローチする方法も効果的です。

導入の申し込み方法

Gポイントを導入する際は、ジー・プランの公式サイト上にあるGポイントに関する案内のページから申し込めます。

「資料請求・お問い合わせ」の項目をクリックして「ポイントソリューションに関するお問い合わせ」、または「資料請求に関するお問い合わせ」のいずれかから問合せましょう。

会社名や担当者名、電話番号などの必要事項を記入して送信すると問合せフォームの入力は完了です。その後は、折り返しの連絡を待ち、審査や契約へと進みます。

その後ポイントの連携のための開発や商標の審査などを経て、顧客へのポイント交換サービスの提供を開始できます。

Gポイントは自社のポイントサービスの価値を高められる

さまざまなポイントサービスやギフト券などと交換できるGポイントの導入には、自社ポイントの価値向上、提携ポイントサービスを提供する企業どうしの相互集客などのメリットがあります。

自社のポイントをGポイントに交換できるようにするのはもちろん、自社サービスを利用する顧客にGポイントを直接付与したり、Gポイントによる決済を認めたりする導入も可能です。

しかし、Gポイントは集客やポイント管理の面でメリットがある一方、費用がかかるデメリットもあります。Gポイントを導入する際は、ポイントの導入により実現できる集客や販促、発生する費用を考慮したうえで検討することが大切です。

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