新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、飲食店の時短営業や外出自粛に伴い、外食産業の需要は減少傾向にあり、テイクアウトの利用が一般的になったほか、気軽に利用したいという人も増えてきています。
飲食店は単にテイクアウトを始めるだけではなく、テイクアウトによる商品の提供が店頭利用に引けを取らないことが求められています。
この記事では、EPARKテイクアウトの概要や掲載されるメリット、導入方法について解説します。
EPARKテイクアウトとは?サービス内容を紹介
Withコロナ時代にも役に立つテイクアウト専用の検索・予約サイトとして、EPARKテイクアウトがあります。この記事では、EPARKテイクアウトの基本機能や、予約管理システムなどのサービス内容について解説します。EPARKテイクアウトの基本機能
EPARKテイクアウトとは、Web上で行えるお持ち帰り専用の検索・予約サイトです。エリアや駅名、料金などといった条件から飲食店を探すことができます。お持ち帰りをする際には、ユーザーによる事前予約が必要ですが、たとえ人気店であっても待ち時間なくテイクアウトを利用できます。検索から予約、受け取りまでの流れがスムーズであるため、店舗で客同士が密になりにくく、新型コロナウイルス対策にも有効であるといえます。
また、ユーザーがEPARKテイクアウトを利用する際に、検索などを通じて新たにテイクアウトを行っている他店舗の存在を知る機会にもなります。そのため、飲食店はEPARKテイクアウトを導入するだけで店舗の売上アップにつながる可能性もあります。
3,000万人を超える会員数
EPARKテイクアウトはEPARK内の1サービスですが、EPARK全体での会員数は3,000万人を超えています。また、EPARKテイクアウト自体も、お持ち帰りに特化したサービスとして約3年ほどの運用実績があります。EPARKの加盟店舗数は約10万店舗であり、大手外食チェーン店も導入しています。EPARKテイクアウトは導入店舗への支援も行っています。テイクアウト食品への軽減税率や、新型コロナウイルスの影響によるテイクアウトの需要の増加に伴い、初めてテイクアウトサービスを導入するという店舗も安心してサポートを受けられます。
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【店舗向け】EPARKポイントとは?
業務の効率化を図れる予約管理システム
EPARKテイクアウトには、予約管理と会計をサポートする予約管理システムがあります。飲食店にとって予約管理などの業務は手間のかかるものですが、EPARKテイクアウトの導入によりネットでの予約受け付けができ、店舗の負荷の軽減につながります。特に電話受付などの場合、店内が混雑しているときはいったん作業の手を止めて電話応対しなくてはならないため、こうしたシステムを取り入れることで業務の効率化が期待できます。EPARKテイクアウトの利用方法は、スマートフォンにアプリをダウンロードするだけで済むため、手軽に始められます。
EPARKテイクアウトを導入する4つのメリット:キャンペーンや業務提携などで売上貢献
続いてEPARKテイクアウトを導入するメリットを解説していきます。1. 事前予約でテイクアウトサービスの質を向上
EPARKテイクアウトは、すべて事前予約制です。商品の調理は予約の受け付け後に始まるため、ユーザーは温かく出来立てに近い状態で商品を受け取ることができます。このように提供する料理の質が保てるため、ユーザーの満足度向上や、リピーター確保につながると考えられます。
さらに店舗側としては、作り置きの必要性も減るため、食品ロスを無くすことにもつながります。
2. キャッシュレスによる掲載店舗の業務負荷を軽減
EPARKテイクアウトを利用した注文では、キャッシュレス決済となります。決済方法は選択式で、ユーザーは店頭決済と事前決済のいずれかを選択できます。事前決済であれば業務効率化につながり、店舗の負担を減らすことにつながります。一方、店頭決済ではクレジットカードによる支払いとなりますが、店側がクレジットカード会社に支払う手数料は不要のため、店舗は低コストでテイクアウトの提供が可能となります。
3. InstagramやNAVITIMEとの業務提携による販売促進
EPARKテイクアウトは、InstagramやNAVITIMEといった他業種の大手サービスとも提携しています。Instagramとの提携は2020年6月から始まりました。Instagramでは2020年4月下旬から日本国内における料理注⽂の機能が始まっており、各飲食店アカウントのプロフィールにあるアクションボタンや、ストーリーズに投稿されたスタンプを通じて、デリバリーやテイクアウトでの注文が可能になりました。この注文機能のパートナーとして、EPARKテイクアウトが連携をしています。Instagramとの連携に続き、EPARKは2020年7月からNAVITAIMEとの業務提携を行いました。業務提携により、テイクアウトとデリバリーの予約連携がなされ、飲食店の詳細画面上に商品のメニューを見ることができるボタンが導入されました。NAVITAIMEユーザーは直接EPARKテイクアウトの店舗ページにアクセスすることが可能となり、メニューの確認だけでなく、注文や決済まで行えるようになりました。
こうした業務提携は、利用者の利便度向上だけでなく、掲載店舗の売り上げ貢献にも寄与しています。
4. EPARKテイクアウトならではのキャンペーンを実施
新型コロナウイルスの影響によって外出自粛が呼びかけられ、外食産業の需要が低下しています。そんな中で、EPARKは加盟店の支援にも注力しています。例えば、EPARKを通じてテイクアウトを利用した会員に対し、期間限定で割引をするといったテイクアウトサービスの促進を図るキャンペーンを行っています。こうしたキャンペーンを実施することで、EPARKのサービス利用者が増加し、ひいては加盟店の支援にも寄与しています。
EPARKテイクアウトの掲載までの流れ
ここでは、飲食店のEPARKテイクアウトの掲載までの流れを解説します。- EPARKテイクアウトのホームページにアクセスし、申し込み
- メニューや詳細情報など、EPARK上に掲載したい店舗情報を入力
- 料理の写真などを撮影・登録
- 掲載ページの入稿代行が行われ、OJTによる操作方法などのレクチャー
-
店舗のページが公開される流れとなっています。
掲載料金については、EPARKテイクアウトへ直接問い合わせる必要があります。
EPARKテイクアウトを導入してさらなる売上アップへ
EPARKテイクアウトは、外食チェーン店の導入やInstagramなどといった他社との業務提携など、実績のあるサービスです。飲食店は、EPARKテイクアウトを利用することで、自店の情報を掲載できます。加えて、EPARKサービス全体で使えるEPARKポイントの付与など、独自のキャンペーンによるテイクアウト利用の促進を受けられます。また、EPARKテイクアウトでは予約管理システムなども提供しており、掲載店舗の支援を受けることができます。
EPARKテイクアウトを使うことで、キャンペーンや業務提携などさまざまな売り上げアップの施策に取り組むことができ、店舗の収益増にもつながるでしょう。
口コミラボ 最新版MEOまとめ【24年9月・10月版 Googleマップ・MEOまとめ】
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