dデリバリーとは|ドコモの出前・選ばれる3つの理由・導入時知っておきたい2つのこと

口コミアカデミー 0円すべて無料 口コミサイトの運営やノウハウが学べる、店長限定の無料のオンラインスクール

在宅勤務や外食を避ける心理が日本社会に広がり、フードデリバリーの需要は以前よりも大きくなってきています。以前まではデリバリー対応をしていなかった飲食店をはじめとした事業者も対策の必要性が高まっています。

店舗からお客様の元へ届ける流通経路の確保や、デリバリー需要の高い顧客にリーチすることに課題感を抱く場合も少なくありません。

こうした課題を解決するのがフードデリバリープラットフォームです。NTTドコモが運営するdデリバリーも、料理を配送するプラットフォームの一つです。

この記事では、現在デリバリーメニューの導入を検討している事業者の方に向けて、dデリバリーのメリットやデメリットを紹介していきます。

dデリバリーとは

「dデリバリー」は、NTTドコモが運営するフードデリバリーサービスです。

「d」という頭文字が付いており、NTTドコモの製品や回線のユーザーでなければ使用できないサービスという印象を受けますが、「dアカウント」を発行すれば誰でも使用できます。格安SIMや他のキャリアを使用している方も利用できます。

dデリバリーのサービス内容

dデリバリーは、料理の配送をオーダーできるサービスです。

登録している店舗数は国内最大級となっています。配送の時間指定が可能で、商品を届けて欲しい日時を指定できます。

自宅以外の場所への注文も可能なため、ユーザーはさまざまなシーンでdデリバリーを活用できます。

支払いの際には利用するごとに貯まるdポイントを使用できます。

クーポンサービスも充実しているため、お得かつ気軽にデリバリーを利用できる点はユーザーにとって、魅力的なサービスの1つとなっています。

dデリバリーが利用可能な店舗

dデリバリーの魅力は、選択できるフードのジャンルが幅広いことです。ここでは掲載している店舗をいくつか紹介していきます。

  • ピザ系:ドミノ・ピザ、ピザーラ、ピザハット
  • 洋食系:ビバパエリア、ニューヨーク ニューヨーク、ふわとろオムライス専門店 フレッシュ・エッグス
  • ハンバーガー系:ケンタッキーフライドチキン、モスバーガー、フレッシュネスバーガー
  • 寿司・海鮮系:銀のさら、つきじ海賓、寿司ざんまい
  • 中華系:バーミヤン、つけ麺エクスプレス、大阪王将
  • カレー系カレーハウスCoCo壱番屋(ココイチ)、72時間カレー、スパイス薫る

今回紹介した店舗は一部ですが、有名なチェーン店から、ご当地系まで幅広いジャンルとお店を掲載していることがわかります。

dデリバリーがユーザーに選ばれる3つの理由

昨今、さまざまなデリバリーサービスが誕生し、ユーザーの獲得に向けて争いを繰り広げています。

そして、そういった厳しい状況においても、dデリバリーデリバリーサービスのなかで地位を確立しています。dデリバリーがユーザーから選ばれる理由について、主要な3つの事柄に触れて紹介します。

1. ジャンルやランキングで店舗検索ができる

デリバリーサービスに登録している店舗数が多いと、ユーザーはそのサービスに加盟する店舗のなかからさまざまな料理を楽しめます。その一方で、選択肢が多く決めることで一苦労してしまうケースも考えられます。

こういった登録店舗数の多さゆえに発生する使い勝手の難しい部分に対して、dデリバリーは、以下のような対策を講じています。

届けて欲しいエリアを入力すると、ジャンル別ランキングや人気ランキング、新メニューランキングなどから選べるようになっています。

このように、エリア別のランキングを導入し、楽しみながら迷う可能性を減らす仕組みを取り入れていることが、ユーザーからの人気を集めている1つの要因となっています。

出店する店舗側も、このようなランキングシステムをうまく利用することで、効率的に集客できるようになります。提供する料理のジャンルや人気メニュー、新メニューを随時登録しておくとよいでしょう。

2. 配送までの時間や利用時に取得できるポイントの割合で店舗を比較できる

「食べたいジャンル」など食べ物が基準となるランキング形式だけでなく、「早く配送できるランキング」や「ポイントが多く貯るランキング」など、さまざまなランキングの指標があります。そして、この表示方法をユーザーは選択できます。

こうした多彩な切り口からユーザーが自身に最適な注文を導き出せることが、dデリバリーが支持される理由の1つとなっています。

出店エリアに有名な店舗商品に圧倒的な強みを持っている競合が出店している場合は、このようなランキングで上位表示されるような体制を整えることも戦略の1つとなります。

たとえば、配達時間を減らせるように、配達員の人員を多めに確保しておくことなどが対策として検討できます。ほかにも、ユーザーが一人からでも気軽に利用できるように、デリバリー注文の際の最低利用金額を安く提示することで、売上金額としては小さくなりますが、きめ細やかなニーズを確実におさえられます。

3. 他サービスに比べ、キャンペーンが多い

さらに、キャンペーンの豊富さや、キャンペーンの恩恵を受けられるお得感も、dデリバリーが選ばれる要因となっています。

dデリバリーでは、競合となる出前館Uber Eatsなどのフードデリバリーサービスと比較すると、dポイントの付与をはじめとするお得なキャンペーンが豊富という一面があります。

キャンペーンや貯まったdポイントを活用すれば、ユーザーはお得にデリバリーフードを楽しめるようになっています。

このようないくつかの要素が重なり、dデリバリーは競合ひしめくフードデリバリー業界のなかでユーザーからしっかりと支持を得ています。

dデリバリー導入時の注意点

dデリバリーには集客の拡大や売上の拡大を目指すうえで魅力的な点がいくつもあります。

一方で、導入する前に注意しておくべきことも存在します。

ここでは、dデリバリーを導入するにあたって知っておきたい、注意すべき要素について解説します。

1. 配送トラブルやクレームは店舗に連絡が来る場合もある

1点目は、配送トラブルなどに関するクレームが、NTTドコモ側ではなく、店舗側に寄せられることです。

背景として、ユーザーはNTTドコモ側の電話番号よりも、容易に番号が確認できる店舗側の方が手間をかけずに連絡できることがあげられます。

ここで大切なことは、事前にそのような電話がかけられることを社内で共有し、対策を考えることです。

事前に対応マニュアルを作成しておくことで、スムーズかつ誠意ある対応を取りやすくなります。

事態が悪化するような対応をとってしまうと、悪い口コミを投稿されることも考えられます。対策の重要度は非常に高いといえるでしょう。

デリバリートラブルを回避する方法|拡大するデリバリー需要に向けて注意すべきこととは?

消費税増税、新型コロナウイルスの影響による外出自粛などにより、外食文化の一つとしてデリバリーが定着しつつあります。2016年に世界的に有名なUber Eatsの上陸や各企業がデリバリー産業に進出するなど活気を見せています。しかし急遽始まった外出自粛に合わせてデリバリーを始めた店舗では、トラブルや顧客の注文した料理イメージとのギャップなどが起きています。この記事ではデリバリートラブルの例や、回避方法について解説します。新型コロナウイルスによりデリバリー需要が拡大今までもデリバリー需要は追い風...

2. サービスの流れや返金対応についての周知を徹底する

2点目は、返金対応やdポイントに関する問合せです。

ここでも同様に、NTTドコモ側へ頼るのではなく、店舗側でもdデリバリーの全体の流れや、返金・ポイント返還についての期限や対応方法について、ユーザーに説明できる状態に社員を教育していく必要があります。

このような準備をしておくことによって、返金対応などの問い合わせが店舗側に寄せられた場合でも、その場でスムーズに問題解決できるようになるでしょう。

dデリバリーでユーザーが満足する施策を活用し、売上げの拡大を

dデリバリーはユーザーのニーズを満たし、人気をしっかりとつかんでいるサービスです。サービス自体の集客力は高くなっています。

一方で、競合店舗も多くなってしまう側面もあります。ただ掲載をするのではなく、競合店舗に負けない強みを打ち出したり、ランキング形式を利用したりしてユーザーに選ばれるような対策を考え、実施することが重要です。

新型コロナウイルスの影響でフードデリバリーの需要は高まり、飲食店にとって必要不可欠なサービスになりつつあります。早く参入した分だけノウハウも多く蓄積されます。

販売チャネルの増加により、売上げの拡大も期待できるでしょう。

デリバリー導入のポイントまとめ|メリット・デメリット、アプリ・サービス紹介

新型コロナウイルスの感染拡大の影響によって、多くの飲食店がデリバリーやテイクアウトサービスの導入を始めています。日本フードサービス協会によると、2020年2月に発令された大型イベントの自粛要請や同年3月に東京都から発令された週末の外出自粛要請なども客足を落とした要因と指摘されています。本記事では、デリバリーサービスに対する消費者・店舗側の見解や、デリバリーサービスを開始するために必要な許可、運営方法に関するポイントを紹介します。目次デリバリーを始める飲食店が増加消費者・店舗側のデリバリーや...

口コミラボ 最新版MEOまとめ【24年9月・10月版 Googleマップ・MEOまとめ】


MEOに関わるサービス「Googleマップ」「Googleビジネスプロフィール」や、各種地図アプリ・口コミサイトは日々更新を続けており、その全容を把握するのは難しくなっています。

そこで口コミラボでは、MEO・口コミマーケティングに役立つ最新ニュースをまとめた「Googleマップ・MEO最新情報まとめ」を毎月発行しています。

本記事では、主に2024年9月・10月の情報をまとめたレポートのダイジェストをお届けします。

※ここでの「MEO」とは、Google上の店舗・施設情報の露出回数を増やしたり、来店行動につなげたりすることで、Google経由の集客を最大化させる施策を指します。
※『口コミアカデミー 』にご登録いただくと、レポートの全容を無料でご確認いただけます。

詳しくはこちらをご覧ください。
「ポリシー違反によるビジネスプロフィールの制限」が明文化 ほか【2024年9月・10月版 Googleマップ・MEOまとめ】

口コミアカデミー 0円すべて無料 口コミサイトの運営やノウハウが学べる、店長限定の無料のオンラインスクール

関連するオススメ記事

この記事の筆者

口コミラボ編集部

口コミラボ編集部

口コミラボ編集部ではMEO対策、ローカルSEO対策、販売促進店舗の口コミデータをもとにしたコンテンツなどを配信しています。