約1,000件の協業事例を大解剖!マッチングで終わらない協業とは【AlphaDrive/NewsPicks × UNIDGE イベントレポート】

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「自社だけでは解決できない課題があり、協業先を探している」「すでに協業を推進しているけど、なかなか成果がでない」

など、他社と何かを一緒に進める際に、マッチングやその先の協業に困っている方は多いのではないでしょうか。

12月9日、約1,000件の協業事例を分析した傾向や好事例などを紹介する「2021年国内協業事例大解剖 マッチングで終わらない協業とは」と題したオンラインイベントが開催され、お客様の声のDXサービス口コミコム 」を運営する株式会社mov 代表取締役の渡邊がゲストとして登壇しました。

今回は、本イベントのレポートをお届けします。

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2021年国内協業事例大解剖 マッチングで終わらない協業とは

イベントは、大企業を中心に企業変革や人材育成などを手がけるAlphaDrive/NewsPicksと協業促進サービスを手がけるUNIDGEが共同でオンラインにて開催。パネリストとして以下3名が登壇し、協業に関する議論を繰り広げました。

  • 株式会社アルファドライブ代表取締役社長 兼 CEO 麻生 要一氏
  • 株式会社ユニッジ 代表取締役 Co-CEO (予定) 土成 実穂氏
  • 株式会社ユニッジ 代表取締役 Co-CEO (予定) 渡邉 由佳氏
協業 事例
▲AlphaDrive/NewsPicks × UNIDGE オンラインイベント

【調査結果報告】2021年国内協業事例調査

はじめに、2021年国内協業事例調査の結果報告が行われました。2021年1月1日〜10月31日の10か月間を対象とし、UNIDGEのアナリストが953件のプレスリリースを1件1件分析したものです。スタートアップ・協業先企業それぞれの協業目的・アセットを、製品・顧客の2軸でカテゴライズして図に表しています。

まず、スタートアップの協業目的は、既存製品の販路を拡大する「既存×周辺領域」のセグメントが46%で1位となっています。

協業 事例
▲スタートアップの協業目的

また、スタートアップのアセット(協業先企業へ提供する価値)は、プロダクトが51%で1位となっています。

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▲スタートアップのアセット

これについて麻生氏は、オープンイノベーションで周辺領域に販路を拡大していきたいというのは納得しやすい結果であるものの、既存×既存を目的としている企業が少ないのは興味深いとコメント。既存のプロダクトで既存顧客を取り切るというのが重要な経営テーマであるはずが、周辺領域を取りに行こうとする企業がメインであるというのが面白いとしました。

アセットも興味深く、自社のコア技術を切り出してしまうよりは、開発したプロダクト全体を使ってオープンイノベーションを起こしたいと考えている企業が多いのだろうと推察しています。

続いて調査の紹介に戻り、協業先企業(大企業)では、既存顧客に対して製品のバリューアップを目的とした「周辺領域×既存」のセグメントが45%で1位となりました。

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▲協業先企業の協業目的

協業先企業が提供するアセットでは販路が34%で1位、プロダクトが29%で2位となっています。

麻生氏は、協業先企業(大企業)は特に販路の強みをアセットとしつつ、自社が今持っている技術だけではできないところにスタートアップの付加価値を取り入れ、顧客への価値提供を高めていきたいという目的があるのではないかとしました。

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▲協業先企業のアセット

なお、今回の調査を行ったアナリストは、データ収集の対象がプレスリリースであることによるデータへの影響にも言及しつつ、協業目的は既存事業の周辺領域への拡大目的が多かったとしました。

また、分析の過程で気づいたポイントにも言及。プレスリリースに協業背景や双方のアセットが明確に記載されているものが想像していたより少なく、それらが書かれていた方がメディアにも取り上げられやすくなるのではとしています。

【パネルディスカッション】マッチングで終わらない協業事例を紹介、徹底議論

次に、協業の具体事例を紹介しながらパネリストが議論しました。また、協業に取り組んでいる企業からのシークレットゲストも登場。パネリストとの対話も行われました。

事例. mov × ONE COMPATH

口コミや地図アプリの管理・分析に強みを持ち、お客様の声のDXサービス口コミコム 」を提供するmovと、電子チラシサービス Shufoo!、地図検索サービス Mapionなどを提供するONE COMPATHの協業。店舗情報、販促情報、さらに口コミを一元管理できる新たなプラットフォーム「LocalONE(仮)」を開発しています。

シークレットゲストとして、株式会社ONE COMPATHからマーケティングゼネラルマネージャーの森谷氏、株式会社movから代表取締役の渡邊が登場しました。

mov ONECOMPATH 協業
▲(左から)株式会社mov 代表取締役 渡邊、株式会社ONE COMPATH マーケティング部 ゼネラルマネージャー 森谷氏

まず森谷氏が「LocalONE(仮)」について、コロナ禍でデジタル化が進み、またユーザー側のリテラシーも上がりさまざまなメディアを見るようになっている中で、店舗の魅力を一括で届けるとともに、顧客の声を拾い上げ店舗の魅力を磨き上げる、という2つの機能を備えた新たなプラットフォームの開発をともに進めていると説明しました。

協業した経緯としては、movがONE COMPATHの親会社・凸版印刷との繋がりをきっかけに、小売領域のトッププレイヤーであるONE COMPATHと「是が非でも協業したい」という思いからお声がけし、連携が決まったという流れであったと渡邊が述べました。

localone
▲デジタル接点で店舗と生活者をつなぐプラットフォーム「LocalONE(仮)」

モデレーターの土成氏から、店舗支援サービスということで競合にもなりかねないmovと協業した理由について問われた森谷氏は、店舗情報、販促情報、口コミまで一元管理するとなると単一のメディアで解決できる話ではないこと、また移り変わりが激しいGoogle関連のサービスを自前でやるよりはスペシャリストにお願いしたいと考えていたところ、たまたまmovから声がかかり「これだ!」と決めたことを語りました。

また、お互いの企業のビジョンについても、デジタルの世界はお客様を置いていってしまう傾向にあるが、そうではなくお客様の現状に沿った形で提供していこうというところが共通しているとしました。

さらに、相互で開発を進める難しさについて問われた渡邊は、確かにあまり慣れてはいないが、キックオフミーティングの際に森谷氏から伝えられた「一蓮托生」という言葉で共通認識を保っていると説明。嬉しいことも苦しいことも共有しよう、この事業をともに大きくしていきましょうという思いを二社間で共有できていると語りました。

パネリストの麻生氏は、共同事業をゼロから立ち上げるということで、オープンイノベーション界的にもエポックメイキングになり得ると述べ、これからもウォッチしていきたい、リリースを楽しみにしています、とエールを送りました。

<プレスリリース>
movとワンコンパス、店舗情報プラットフォームを共同で開発

エンディング マッチングで終わらない協業とは?

最後に、パネリスト3名で「マッチングで終わらない協業」について語りました。

イベントを通して、協業では「思いやビジョンを共有する」のが大事だと実感したとのこと。もちろんアセットも影響するが、なんのために、誰のためにやっているのか?というのが重要だと改めて学んだと3名は語っていました。

また、オープンイノベーションは難易度が高く、単に異なる事業を組み合わせればいいというわけではないが、バシッとはまったとき、1社ではできない大きなイノベーションが起こる、とまとめました。

※免責:掲載された情報、分析結果および表現はUNIDGE独自の見解であり、当該情報により生じた損害に対して、いかなる責任も負いかねます。



以上、AlphaDrive/NewsPicks × UNIDGE のオンラインイベント「2021年国内協業事例大解剖 マッチングで終わらない協業とは」のレポートをお届けしました。

イベントレポートに関するお問い合わせは、以下のフォームまたは i@mov.am までご連絡ください。

本イベントレポートに関するお問い合わせはこちら


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