「オンラインスナック横丁」は、実業家の五十嵐真由子氏が運営するオンラインサービスです。
2020年5月14日にリリースされており、最初は10軒のみであった参加スナックは、1年経った現在では国内48軒、海外2軒の50軒にまで増加しています。
オンライン上でスナックに入店し、ママやほかのユーザーと会話を楽しんだり酒を飲み交わすなど、本物のスナックのような臨場感を味わえることが特徴です。
本記事では、コロナ禍で休業・時短営業を余儀なくされている居酒屋やバーなどの業態を経営する方などに向け、「オンラインスナック横丁」の取り組みをオンライン施策の一事例としてご紹介します。
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オンラインスナック横丁のシステムは?
オンラインスナック横丁を利用するには、まず同サービス内の「スナック一覧」から入店したいスナックを選びます。

各スナックのページにはママの写真と自己紹介、価格、空き時間などが掲載されており、スナックごとの口コミも見られます。

口コミは5段階評価となっており、スナックからの返信も見られます。
入店したいスナックを決めたら、入店したい日時とコースを選びます。
コースは、ママと1対1で話せる「1対1」、ほかのユーザーと相席する「フリー」、グループでスナックを貸し切る「貸切」などがあります。
コースを選び、クレジットカード等で料金を決済すると入店予約が完了し、入店用URLが記載されたメールが送信されます。
当日、入店時刻5分前に入店用URLをクリックするとスナックに入店できます。
オンライン会議システムを活用、ママに差し入れも可能
オンラインスナック横丁では、「Jitsi Meet」「Whereby」「Zoom」などのオンライン会議システムを活用してオンラインスナックを実現しています。
ユーザーは自身のPCやスマートフォンで入店用URLを開くだけで、自宅など好きな場所からスナックに入店できます。
入店後は、オンライン会議システムを通じてママとの会話を楽しめます。
また、ママに飲み物を差し入れるなどの「オプション」も随時購入できます。
ビールやウイスキーなどの差し入れのほかにも、ロシア・モスクワのスナック「BAR清水」ではモスクワのバーチャルツアーを申し込めたり、、山口県下関市のスナック「憩」ではスマートフォンゲームのアプリ内課金をママに差し入れられるなど、「オプション」機能はスナックごとに思い思いの活用がなされています。
ユーザー「本当にお店に来たような感じ」「コロナ禍でもほっとする時間が過ごせた」
オンラインスナック横丁では、ユーザーが各スナックを5段階でコメントとともに評価できます。
多くのスナックには4つ星、5つ星の評価が寄せられており、「本当にお店に来たように感じた」「コロナ禍でもゆっくりと会話ができて、ほっとする時間が過ごせた」など、好意的な口コミも数多く寄せられています。
また、多くのスナックが寄せられた口コミに返信しており、「あっという間に時間が過ぎてしまいました」「いつか対面でお会いしましょう」などの暖かいやり取りが交わされていました。
コロナ禍で休業・時短営業を余儀なくされている店舗では、こうしたオンライン施策が売上の補填となり得るかもしれません。
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<参照>
オンラインスナック横丁公式サイト