Googleは4月7日、Googleマップで最新かつ正確な情報を確認できるようにするための方法について発表しました。
Googleは、AIやストリートビュー画像、電話などを駆使して、店舗の正確な営業時間をマップ上に表示しています。
Googleマップに正しい情報を載せるための試み
コロナ禍で営業時間の短縮や臨時休業など営業状況が頻繁に変化するようになり、古い情報を登録したままになっている店舗が多くなっています。そこでGoogleは機械学習や自動音声電話などを用いて正確な営業時間を確認し、マップ上に表示させています。
正確な営業時間を予測・自動的に更新する機械学習モデルを開発
Googleは最新情報を保つために、様々な情報をもとに営業時間が間違っているか識別し、自動的に更新する機械学習モデルを開発しました。

参考にする情報は主に以下の通りです。
- Googleビジネスプロフィールの最終更新日
- 人気の時間帯やエリアの混雑状況
- 近くの他店舗の営業時間
- 公式Webサイトからの情報
- ストリートビュー画像から分析した情報
- Googleマップコミュニティ(ローカルガイドやGoogleビジネスプロフィールを介したビジネスオーナー)の協力
「近くの他店舗の営業時間」などが参考にする情報に含まれていることに少々疑問も生じますが(同じエリアの同カテゴリの店で、営業時間が異なるということは多々あると考えられるため)、あくまで参考にする情報の一つということなのでしょう。
また、日本を含む9つの国では、AIが電話する会話型テクノロジー「GoogleDuplex」も同時に使用し、AIが店舗に営業時間を直接聞くことでGoogleビジネスプロフィールに反映をしていくとしています。これについて2021年11月ごろ、Googleが店舗に営業時間を尋ねる電話をかけています。その際には、Googleを騙る詐欺ではないかと波紋を呼びましたが、これもGoogleマップの正確性を守る取り組みの一環です。
マップの情報を正しいものに維持するために、Googleは今後6か月で世界中の2,000万を超える店舗の営業時間を更新する予定だということです。
店舗オーナー側では、自店舗のマップ上の営業時間情報が誤ったものに更新されていないかどうか、チェックすることが必要になりそうです。
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「会話にならない…」Google名乗る怪しい電話?…実は公式の自動音声と判明
<参照>
Google:How AI and imagery build a self-updating map
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