キーワードスタッフィングとは?やってはいけないブラックハットSEO/ローカルSEOでの意味も解説

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自社サイトへの集客においてSEOは非常に重要ですが、対策の仕方によっては検索順位が落ちるなどのペナルティを受けるおそれがあります。

そこで今回は、「ブラックハットSEO(不正なSEO)」の一つとして挙げられる「キーワードスタッフィング」について解説します。また、ローカル検索における「キーワードスタッフィング」についても紹介します。

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キーワードスタッフィングとは?

キーワードスタッフィング(Keyword Stuffing)とは、Webページにコンテンツとして成立しない形でキーワードを詰め込み、検索結果における上位表示を狙う手法です。キーワードを詰め込む(stuff)することから、キーワードスタッフィングと呼ばれます。

ページの目立たない箇所やHTMLソース(metaタグやtitleタグなど)に狙うキーワードを詰め込み、Webページを読み込んだクローラにキーワードと強く関連しているページだと不正な形で認識させます。この手法はスパムとみなされ、Googleを中心とした現在の検索エンジンでは通用しないどころか、ペナルティを課される対象となります。

キーワードスタッフィングの例

ブラックハットSEOである「キーワードスタッフィング」ですが、ローカルSEOにおいても「Keyword Stuffing」という語が使われることがあります(現在日本国内ではほとんど使われておらず、海外で使用されている言葉です)。今回は、SEO、ローカルSEO双方のキーワードスタッフィングの例を紹介します。

ローカルSEOでは:ビジネス名にキーワードを詰め込む

Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)で設定するビジネス名に、キーワードを詰め込む手法です。

Googleビジネスプロフィールにおいて、ビジネス名店舗の正式名称とは異なる宣伝文をキーワードとして盛り込む手法は、ガイドラインで禁止されています。一方で上位表示に一定の効果が出てしまっている現状もあり、最近になってGoogleキーワードスタッフィングを実施しているGoogleビジネスプロフィールの順位を下げるアップデートを行っているようです。

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SEOでは:画像のalt属性・title属性や本文などにキーワードを詰め込む

<画像のalt属性を使う>

画像のalt属性は、画像を表示できなかった場合に使う代替テキストを指定する箇所ですが、この箇所にキーワードを詰め込む手法です。

例)

<img src="aaaaa.jpg" alt="SEO">

<画像やリンクのtitle属性を使う>

title属性はその要素のタイトルを指定する箇所になります。特にリンクや画像のタイトル部分を使ってキーワードを詰め込む手法です。

例)

<img src="aaaaa.jpg" title="SEO">

<a href="a.html" title="SEO">詳細はこちら</a>

<noscriptを使う>

javascriptが動作しない際に、代わりに表示させる内容を指定できるHTMLタグ「<noscript>タグ」内にSEOキーワードを詰め込む手法です。

例)

<script type="text/javascript">document.write("こんにちは");</script>
<noscript><p>SEO</p></noscript>

<隠しテキストを使う>

一般の人がブラウザで見ても表示されないが、Googleのクローラからは認識されるテキスト(隠しテキスト)にキーワードを詰め込む手法です。

<隠さずにキーワードを詰め込む>

ユーザーに見える形で、本文内やタイトルを表すtitle要素に無理やりキーワードを詰め込む手法です。

ペナルティを受けないために

キーワードスタッフィングをしてしまった場合、ペナルティとして検索順位を低下させられる可能性があります。

ペナルティを受けないためにも、サイトのタイトル、本文、HTMLソース内に不自然な文字の羅列や過度なキーワードの詰め込み箇所がないかチェックし、削除するようにしましょう。

まとめ

今回はSEOにおける違反行為の一つである、キーワードスタッフィングについてご紹介しました。

Web集客をしていく上で、ペナルティを課せられてしまうと今後の集客が不利になってしまいます。SEO、ローカルSEOともに、Googleの動きをハックするような戦い方ではなく、「ユーザーに利便性のある情報を届ける」前提で対策することをおすすめします。

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