【10日間のプロジェクト】岡山大学、飲食店から弁当を購入し4,000食を学生に。学生発案の飲食店支援

学生有志が地域の飲食店6店舗から弁当を購入して配付

国立大学法人岡山大学（以下、岡山大学）が、地域の飲食店から購入した弁当を学生に配付するプロジェクト「学生×地域『食』で応援プロジェクト」を開始したと、6月10日に発表しました。

同プロジェクトは、昨年実施した「コロナがなんじゃ！Win-Win学生プロジェクト」を踏襲するもので、今年も学都基金からの援助を基に学生有志が企画しました。

地域の飲食店6店舗から弁当を購入する形で、6月7日から6月18日までの10日間で、合計4,000食を学生に配付する予定です。

プロジェクトリーダーを務める文学部4年の和田直也さんが、前年のプロジェクトよりも満足してもらえる内容にしたいと考え、飲食店に弁当の相談に行ったところ、緊急事態宣言の影響で閉店している店舗も多くなっていました。

また、営業中の店舗であってもバイトスタッフ数を削減して運営している話がありました。

しかしながら、今回のプロジェクトでまとまった弁当の注文に喜んでいる飲食店も多く、ほかの岡山大学の学生にも学生の立場でできることがあると知ってもらい、協力者を増やしていきたいとの考えも明らかにしています。

同プロジェクトの初日は、約15分で用意していた弁当400食全ての配付が終了し、弁当を受けとれなかった学生に対しては翌日分の弁当の優先チケットを配付しています。

弁当を受けとる学生だけでなく、地域の飲食店と大学も含めた「三方良し」のプロジェクトになることを目指しています。

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