オンラインツアー×ライブコマースで生産者応援！デジタル愛媛ツアーの魅力とは

デジタル愛媛ツアーは、えひめ南予きずな博実行委員会が主催するオンラインツアーです。

2020年11月の宇和島市オンラインツアーを皮切りに、現在に至るまで愛媛県内の9地域にてオンラインツアーを催行しており、延べ8,499名の視聴者を得ています。

ライブコマースを同時に行い、ツアーでガイドが紹介した食べ物などの商品をその場で購入できるといった工夫が凝らされています。

参加は無料、家にいながら愛媛の食や文化が楽しめる

デジタル愛媛ツアーでは、コメントを送信してガイドや生産者と会話したり、顔文字を送信して手軽にリアクションしたり、リアルタイムでの双方向コミュニケーションが可能となっています。

ツアーでは主に愛媛県の食や文化が特集されており、5月23日の配信では八幡浜市から朝市の中継とミカン特集、伊方町から海鮮特集をテーマに催行されました。

充実した内容でありながら、参加費は無料となっています。

デジタル愛媛ツアーでは、ツアーの催行と同時にライブコマースを実施しており、ツアーでガイドが紹介した食べ物などの商品をその場で購入でき、最短で翌日に届きます。

さらにデジタル愛媛ツアーには公式オンラインショップもあり、ツアー中以外でも愛媛の食べ物やアクセサリー、グッズなどを購入できます。

参加無料という形でツアーの参加者を多く募り、ECに誘導する形で収益を確保する戦略を採っているのです。

これによりツアー参加者はツアーで見たものをすぐに自宅で楽しめ、愛媛県の生産者はオンラインツアーを通して全国に特産品を届けられます。

なお次の配信は6月27日を予定しており、以下のページから申し込みできます。

新型コロナウイルスの流行により旅行が控えられるようになった今、全国各地で工夫を凝らしたオンラインツアーが実施されています。

中でも特色あるオンラインツアーについて、以下で2つ紹介します。

香川県の観光バス、タクシー事業者「琴平バス」は、2020年10月2日に四国の観光名所を巡るオンラインバスツアーを開催しました。外国人をターゲットとしており、参加者とのやりとりには主に英語が用いられています。

ツアーでは寺社に参拝する様子が中継され、吊り橋を渡る瞬間を臨場感たっぷりに映し出したり、地酒や特産のうなぎ料理を紹介したりなど、画面を通して四国観光を楽しめる魅力的なプログラムが次々に展開されました。

参加者は吊り橋を渡る映像を観て口を手で押さえるなどの反応を示していたほか、日本酒が買える場所を聞くなど購買意欲も見受けられました。

オンラインツアーであれば世界中どこからでも日本観光を楽しめるため、アフターコロナにインバウンドを受け入れる準備として最適な戦略だといえるでしょう。

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オンラインツアー事業者「ほむすび」は、2021年5月29日に釧路のブランド鮭と街歩きをテーマとしたオンラインツアー「高級ブランド鮭『トキシラズ』を食べながら釧路のエースガイドと街歩きオンラインツアー」を催行しました。

参加費は1アカウント5,000円か9,000円となっており、事前に釧路のブランド鮭「トキシラズ」をはじめとする海産物のセットが届きます。

当日は届いた鮭を食べながらツアーに参加でき、生産者の話を聞いたり、釧路市末広町にある飲食店のおすすめ商品を見たりといった生配信の映像が楽しめたということです。

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