「メンズビューティ」市場拡大に期待？女性による受容や印象を調査／@cosme美容に運営会社が美容に関するアンケート

男性のメイクアップを受容、約2年で25％アップ

株式会社アイスタイルは、5月18日、運営するサービス『＠cosme』のプロデュースメンバー18歳～69歳の女性5,820名を対象として「女性のメンズビューティ受容に関するアンケート調査」を2021年4月9日（金）～11日（日）に実施した結果を発表しています。

『＠cosme』の調査によると、男性がスキンケアすることを「まあいいと思う／とてもいいと思う」と回答した人は95％にのぼります。また、68％が男性のメイクアップを受け入れ、その割合は約2年で25％上昇しています。

「化粧品売り場の男性客」の存在感、売り場で違いも

実際に自身の周囲でスキンケアやメイクアップをする男性が増えたという実感を持っている人は、スキンケア（75％）、メイクアップ（43％）で、特に若年層を中心にメンズビューティが浸透している様子がうかがえます。

また、彼氏や夫などの男性と同じコスメを共有することについては、「まあいいと思う／とてもいいと思う」と回答した人が61％と、2019年度の調査に比べて11％上昇しています。

近年、化粧品の広告モデルに男性を起用することが増加していますが、それに対しては81％と大半の人が好意的にとらえており、購入意欲が上がると回答した人が22％いることがわかっています。

なお、化粧品売り場における男性客の存在が「あまり気にならない／まったく気にならない」と回答した人は、百貨店利用者の59％に対し、バラエティショップ利用者は67％と高く、これはバラエティショップで化粧品を購入する女性が若年層であり、多様性への受け入れが高いためだと考えられます。

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