【事例あり】民宿でアゴダ(Agoda)は活用できる?導入のメリットや民宿集客のポイントを解説

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アゴダ(Agoda)とは、アジアを中心に世界展開している、宿泊施設向けオンライン予約サイトです。

施設ページでは宿泊に関する情報や周辺の観光スポット、口コミなどを表示でき、ユーザーが予約に踏み切るために必要な情報を掲載できます。

宿泊施設がアゴダを活用するメリットとしては、インバウンド対策(39の言語で利用可能)、利便性の高さなどがあげられます。

本記事では、アゴダを民宿が利用するメリット、活用事例、民宿の集客力をアップさせる5つの対策を解説します。

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民宿がアゴダ(Agoda)を利用する4つのメリット

アジアを中心にサービス展開をしているアゴダを民宿が活用することでどのようなメリットがあるのかを解説します。

1. 充実した口コミ評価で新規顧客の獲得

アゴダには民宿を利用したユーザーからの口コミを掲載でき、高評価が集まるほどに他のユーザーへのアピールポイントになります。

近年、ユーザーは口コミを参考にサービスの利用を判断するので、寄せられる口コミの評価は重要です。

アゴダでは部屋の設備や清潔さ、ロケーション、サービス面など、ユーザーが宿泊施設を決める際に知っておきたい情報を中心に10点満点の評価で口コミが投稿されます。

高評価の口コミを多く集めることで、宿泊を検討しているユーザーに好印象を与え、新規顧客の獲得につながります。

2. 設備やサービスをわかりやすく紹介できる

アゴダの施設ページは、ユーザーの情報収集の手間が省けるように一目で情報がわかるような紹介ページを作成できます。

紹介ページにはアメニティや対応言語、Wi-Fiの有無、ランドリーサービスなど、施設が用意しているサービスを表示できます。

これらの情報がわかりやすく表示されるので、ユーザーがウェブサイトを調べたり問い合わせをしたりする手間を省けます。

事前に不明点や疑問点をなくすことでユーザーの安心感と信頼を得られるでしょう。

3. ルームタイプの紹介で雰囲気を知ってもらう

アゴダにはユーザーが指定した日程で用意できる部屋情報を表示する機能があります。

日程ごとに利用できる部屋がわかることで、ユーザーは目当ての部屋が予約できるのか、どのようなアメニティが揃っているのかを把握できます。

もし予約したかった部屋が、すでに埋まっていることを知らず当日を迎えてしまった場合、顧客満足度を損なう要因になるでしょう。

ルームタイプの紹介を活用することで、ユーザーは当日に利用できる部屋の雰囲気を把握したうえで予約に進めます。

4. 施設の周辺情報で立地の良さ・移動時の利便性をアピール

アゴダの施設ページには周辺の情報が表示され、立地の良さや利便性のアピールに活用できます。

ただ地図で可視化されるのではなく、周辺の主要スポットまでの距離も表示されます。

はじめて行く土地だと地図感覚がないので、主要スポットまでの距離がわかるとユーザーは立地の良さを強く実感できます。

また、アゴダで必要な情報を入手できれば、ユーザーは他のサイトで周辺情報を集めるなどの手間を省けます。

アゴダ(Agoda)を活用している民宿の事例2選

ここではアゴダを活用して集客力をUPさせている事例を2つ紹介します。実際に活用している民宿を参考にすることで、導入後のイメージが掴みやすくなるでしょう。

1. 詳細な施設情報でユーザーの知りたい情報を発信

こちらの民宿では、宿泊の際にユーザーが気になる情報をアゴダにまとめて記載しています。

たとえば、対応言語やランドリーサービスの有無、エアコン、無料Wi-Fi、チェックインとチェックアウト時の注意点、用意されているアメニティなどの情報を掲載でき、ユーザーはアゴダから宿泊に必要な情報を入手します。

このように予約ページに細かく情報が記載されていると、ユーザーは民宿に直接確認の連絡をする必要がなくなり、安心して予約に進むことができるでしょう。

アゴダ掲載のある宿泊施設の施設ページ
▲ある宿泊施設の施設ページ:アゴダ

2. 客室毎の写真や設備を掲載し、室内の雰囲気をアピール

こちらの民宿では、アゴダの写真付きで空室情報が表示される設定を活用しています。

予約したい日程によって空室が写真付きで表示されるので、ユーザーは残った部屋の中から好みの部屋を予約が可能です。

また、空室情報にいくつか部屋が表示されることで、事前にユーザーが見た部屋以外の部屋をアピールできます。

事例の民宿では各部屋の写真と施設情報を充実させ、利用のイメージを持って予約に進めるように掲載内容を工夫していることがわかります。

ある宿泊施設の施設ページ
▲ある宿泊施設の施設ページ:アゴダ

民宿の集客力をアップさせる5つの対策

民宿がアゴダのような予約サイトを活用せずに集客率をアップさせる方法はいくつかあります。ここでは集客力をアップするための対策を5つ紹介します。

1. ウェブサイトを作成する

多くのユーザーが予約サイトで情報収集をしますが、公式のウェブサイトをチェックするユーザーも少なくありません。

ウェブサイトは予約サイトよりも自由度が高く、予約サイトでは優先度の低くかった情報を掲載できます。

たとえば、施設を利用する際の注意事項やルールなどです。

事前に施設のルールを理解してもらうことで、宿泊者同士または近隣住民とのトラブル防止につながります。

また、オーナー自身がウェブサイト制作に関われるので、施設のこだわりや魅力を伝えられる場として情報発信が可能です。

2. SNSを利用する

多くのユーザーは予約をするの前に、SNSでさらに情報を集めます。そのため、SNSによる情報発信は集客力を高めるために重要です。

ユーザーはすでに利用したユーザーの率直なコメントや実際の写真を参考にして、施設の利用を検討します。

また、民宿の場合は写真をメインに扱うInstagramを運用すると集客力アップを期待できます。

Instagramでは地名や観光スポット名などをタグ付けして投稿することで、民宿の名前を知らないユーザーの検索結果にも投稿が表示されるようにできます。

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3. リピーター獲得に向けた工夫を行う

集客力を高めるためには新規顧客の獲得だけでなく、顧客をリピーターに育てることも重要です。

リピーターになってもらうためには、顧客の印象に残るようなサービスや継続的なアプローチが必要です。

たとえば、施設を利用した顧客にお礼の連絡を送ったり、口コミに返信をしたり、誕生日にメッセージを送るなど、手間はかかりますが小さなおもてなしが顧客の心に残ります。

このようなおもてなしは大手の宿泊施設と差別化を図れるポイントになります。

4. インバウンド対応を行う

民宿のような地域に根付いた宿泊体験ができる施設は海外からの観光客に人気が高く、集客率を高めるためにインバウンド対策を取り入れると効果的です。

インバウンド対策としては、ウェブサイトや施設内の掲示板を多言語に対応したり、英語のパンフレットを用意するなどがあります。

小さな規模の宿泊施設だからこそ、おもてなしのサービスを充実させることで民宿の魅力を外国人観光客にアピールできます。

アゴダ(Agoda)への掲載で民宿の魅力をアピール、宿泊数のアップへ

民宿がアゴダを活用すると、ユーザーが情報収集をする際にかかる時間を短縮でき、予約までのステップがスムーズになります。

アゴダの施設ページには細かい施設情報、充実した口コミ、主要スポットまでの距離などを表示できます。

ユーザーはアゴダだけで知りたい情報を収集できるので、他のサイトで調べる手間が省け、事前に不明点や疑問点をなくすことでユーザーの安心感と信頼を得られます。

また、ルームタイプの紹介はユーザー側にも民宿側にもメリットがあります。ユーザーは予約時に自身が泊まる部屋を写真で確認でき、民宿顧客満足度を下げないような空室管理が可能です。

アゴダで民宿情報を掲載して民宿ならではの魅力をアピールすれば、さらに宿泊数を伸ばせるでしょう。

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