Square(スクエア)とは?3つの決済端末でキャッシュレス決済に対応・4つのメリットを解説

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Squareスクエア)とは、モバイル決済サービスの一種です。キャッシュレス決済の中でも、Squareは自社ですでに保有しているスマホやiPadを使って手軽に始められるため、導入に必要な経費を抑える効果があります。

現在、消費者へのポイント還元率の高さ、小銭を持ち運ぶ必要がないという決済の利便性、コロナ禍による対面決済の抵抗などを理由に、キャッシュレス決済の必要性は高まりを見せています。

本記事では、スクエアの詳細、必要機器と価格、メリットについて解説します。

モバイル決済サービス・Square(スクエア)とは

Squareスクエア)とは、決済サービスの一種です。対面決済とオンライン決済の双方に対応しています。

Twitter社のCEOを務めるジャック・ドーシーが創業したサービスで、2013年三井住友カードと業務提携しアメリカから日本に上陸した経緯があります。

Squareには、店舗や移動販売など対面会計だけでなく、オンライン決済などの機能も備えられており、顧客層に応じた決済方法で対応できます。

自社で保有しているスマートフォンやタブレット端末と専用機器を接続するか、また専用の決済端末を利用することでクレジットカード決済や電子マネー決済ができるようになります。

Square-2"> Squareスクエア)が提供する3つの決済端末

Squareが自社で展開している決済端末は、大きく3種類に分類されます。それぞれの特徴や端末価格について解説します。

決済端末 1. Square Reader

Squere Readerは、自社のスマートフォンやタブレット端末にBluetoothにつなぐだけでキャッシュレス決済に対応できる機器です。使用できるキャッシュレス決済の具体例は、ICカード、電子マネー、タッチ決済、磁気カードも2021年4月現在どの年齢の顧客層にも対応できる仕様となっています。

また、コンパクトで持ち運びが簡単なのもメリットです。

端末価格は、7,980円(税込)で、導入費用については端末価格のみとなっており、初期費用はかかりません。その他、メリットについては後述する章にて解説します。

決済端末 2. Square Stand

Square Standは、自社で所有するiPadがPOSレジになるキャッシュレス決済機器です。

この決済機器を導入すると、付属品にSquare Readerがつきます。Square Readerでは、幅広い決済方法に対応できます。具体的には、ICカード、電子マネー、タッチ決済、磁気カードです。

必要であれば、レシートスキャナー、バーコードリーダーも追加で導入することができます。端末機器は、32,980円(税込本体価格)です。

決済端末 3. Square Termina

Square Terminaは、自社のスマートフォンやiPadを使わずにこの1台のみで、暗証番号入力やレシート発行ができるキャッシュレス決済機器です。

これまでに解説してきた機器と大きく異なる点は、自身で所有する端末機器を使用しないため、その分端末機器価格が46,980円(税込)と高額になる点です。

新たに決済用機器を導入したい店舗には、比較的安価で全ての機能を網羅できる仕様になっています。

その他にも、接続するケーブルの煩雑さがなくシンプルな作りになっているため、使い勝手は良いといえるでしょう。

Square(スクエア)導入のメリットとは?

Squareを導入すると大きく4つの観点からメリットがあります。そのメリットの特徴について、費用面、機能面などから具体的に解説します。

メリット1. 初期費用が安い

Squareの導入は、必要な初期費用が安く始めやすいのも人気の理由です。導入に必要な費用は、前章にある端末機器費用だけです。

また、導入後にかかる費用についてもシンプルに設定されています。導入した店舗では振込手数料、月額費用の支払いは発生せず、決済手数料を実際の利用に応じて支払っていく形式です。

決済手数料は「店頭レジでの決済」「オンラインでの決済」の2つの条件で設定されています。

「店頭レジでの決済」の場合

現金取引であれば手数料はかかりませんが、クレジットカード決済の場合、商品価格に応じた3.25%を基本に、ブランドにより0.75%上乗せの必要があるなど顧客の支払い方法に応じた手数料が発生します。タッチ決済の場合は、3.75%を基本に手数料が発生します。

「オンライン決済」の場合

オンライン決済の場合、3.6%を基本に手数料が発生します。ただ、決済システムの無料プラン、有料プランへの加入状況に応じても手数料が変わってきます。

有料プランに加入と指定ブランドでの決済であれば0.3%の割引適応、クレジットカードブランドにより料金プランの加入状況に関わらず0.35%の上乗せ、顧客を購入まで離脱させないよう保存済みカード情報の索引に0.15%(ブランドにより0.35%)上乗せなど、顧客の支払い状況により個別に変化します。

詳細は、Squareの公式ページにて解説されています。

メリット2. 申請から最短当日で利用可能

Squareを導入するメリットに、即座に決済サービスを利用できる点が挙げられます。サービス利用開始までの具体的なステップは以下4ステップです。

  1. 無料アカウント作成
    事業内容、メールアドレス、入金先口座情報などを登録しアカウントを作成します。アカウントを作成するのに必要な費用は発生しません。作成後は、審査が行われ通過することで次のステップに進めます。
  2. カード決済の有効化
    最短で申し込み当日に決済ができるようになります。
  3. 電子マネー決済の有効化
    導入したいデ電子マネーブランドを有効化し決済準備完了です。
  4. 決済端末の設定
    自社のスマートフォンやiPadを端末機器に使用する場合は、SquareアプリをダウンロードしてSquare Reader に接続することで設定完了です。

Square-4-3">メリット3. 入金が早い

Squareの決済サービスを導入するメリットに入金が早い事もあげられます。振込先金融機関によって違いはありますが、最短で翌営業日に売上が振り込まれます。

具体的な金融機関名を挙げるならば、三井住友銀行みずほ銀行は翌営業日に振り込みが可能で、それ以外の金融機関ならば、毎週水曜日締め、同週金曜日に振込が完了します。また、振込手数料についてはSquareが負担してくれる点も大きなメリットです。

メリット4. 無料POSレジが使える

Squareは、「SquarePOS」という無料で使えるPOSレジアプリが付属します。このアプリをダウンロードすると、売上計算やスタッフの勤怠データまでも管理できます。

通常、POSレジを導入する場合、数万円もする専用レジスターを購入する必要がありますが、このアプリは無料で提供されるので、費用の観点から大きなメリットになります。また、操作についても直感的で簡単な操作しか求めらないため、使用しやすい点もメリットです。

進むキャッシュレス決済、Square(スクエア)は複数の決済手段に対応

対面でのやり取りや現金の受け渡しへの抵抗感、またポイント還元などの機運の高まりにより、店舗ではキャッシュレス決済の必要性はさらに加速することが予測されます。

キャッシュレス決済手段のSquareは、消費者だけでなく店舗側にも費用面、機能面においてメリットがあります。また、店舗に合った端末機器で簡単に導入できる手軽さも備えています。比較的低コストで複数の決済手段に対応できる機器として、選択肢となりうるでしょう。

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<参照>
Square公式サイト

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