Facebook・Twitter、ワクチン接種の促進/コロナ偽情報拡散を防止する新機能登場 【SNSニュースまとめ 2021年3月】

TwitterやFacebook、InstagramなどのSNSでは、新たな機能が続々と追加されています。マーケティング担当者としては、こうしたSNSの最新動向を押さえておきたいものです。

そこで本記事では、2021年3月のSNSに関するニュースや、最新機能などの動向についてまとめます。

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Facebookの3月のニュース

ここでは、2021年3月に発表されたFacebookに関するニュースを紹介します。

新型コロナワクチン接種を支援するツール開発

世界中で日々活用され、情報交換ツールとして確立しているSNSを、新型コロナワクチン接種を効率的に行うためのツールとして活用しようという機運が高まっています。

こうした流れを受け、特に積極的な動きを見せているのがFacebookです。

3月15日(アメリカ時間)、アメリカ・ボストン小児病院と提携して開発した、ワクチン接種会場を検索できる機能を発表しました。

これは接種会場の情報や接種可能時間を確認できるというもので、リンク先に飛ぶことでそのまま接種の予約もできます

現在このツールの利用はアメリカのFacebookユーザーに限定されていますが、今後71の言語で提供される見込みです。

ワクチン接種を促進させるためのラベルやスタンプの発行

Facebookはアメリカ保健福祉省(HHS)、疾病管理予防センター(CDC)と協力し、ワクチン接種の促進を促すための新たなプロフィールフレーム(プロフィール写真に追加できる枠のこと)を発行することを発表しました。

この取り組みはすでにイギリスで先行して行われているもので、国民保健サービス(NHS)との提携を通じて実施された同様の活動を通じて、すでにイギリスのFacebookユーザーの4分の1がワクチン支持のプロフィールフレームを使っているとされています。

アメリカで配布されるものは英語・スペイン語の2言語で、「ワクチンを接種しよう」「私は新型コロナのワクチンを接種しました」と書かれたいずれかのフレームから選ぶことができます。

同様のフレームはすでにサードパーティ(第三者団体)から多数提供されていますが、今後Facebookではユーザーがフォローしている人の中で同フレームを使っている人をニュースフィードでまとめて表示できるようにするシステムが提供される予定で、こうした動きを通じてワクチン接種を促進させる効果を狙っています。

今後はスペイン語、インドネシア語、ポルトガル語、アラビア語、フランス語での表示も目指すことが発表されていますが、日本語対応があるのかは現段階ではまだ未定です。

なおこうした動きはFacebook傘下のInstagramでも行われており、ワクチン接種を受けたユーザーがフォロワーとその体験を共有するために、Instagramの一機能である「ストーリー」で使えるスタンプを追加しています。

誤情報対策、3か月で13億の偽アカウント削除

Facebookは2021年3月22日(現地時間)、2020年10月から12月の3か月間で13億の偽アカウントを削除したことを発表しました。

2019年2月時点では誤情報対策に当たる要員が1万5,000人だったのに対し、現在は3万5,000人以上に増員されているということです。

また偽アカウントを削除すると同時に、世界の専門家が誤情報だとしてフラグを立てた新型コロナウイルスとそのワクチンに関するコンテンツ1200万件以上を削除したことも発表しています。

ニュースフィードを新着順(逆時系列)に表示できる「フィードフィルターバー」を追加

Facebookは3月31日(アメリカ現地時間)、Android向けアプリの新しいユーザーインタフェースを発表しました。

新しいインターフェイス「フィードフィルターバー」では、ホーム画面・ニュースフィードの新着順表示・お気に入りの3つの表示をタブで切り替えられます。

従来のWebアプリで新着順に表示するためには、画面上部にある家型のアイコンをクリックし、さらに左側に表示されるメニューで[もっと見る]→[最新情報]を選択する必要がありましたが、今後はタブを切り替えることでいつでも新着順に投稿を見られるように設計されています。

Twitterの3月のニュース

ここでは、2021年2月に発表されたTwitterに関するニュースを紹介します。

新型コロナワクチン誤情報のラベル付け開始

Twitterは3月1日(アメリカ現地時間)、新型コロナワクチン関連の誤った情報のツイートに対するラベル追加を開始したことを発表しました。2020年12月の段階で導入が予告されていたものです。

さらにTwitter社ではこの措置に加えて、繰り返し誤情報をツイートするアカウントに対して「ストライク制」を適用することも同時に発表しています。

同社では2020年12月に「COVID-19について誤解を招く情報に関するポリシー」を更新し、特に悪質な8400件を超えるツイートを削除し、世界中の1150万アカウントに対して警告を実施してきました。

このラベル付けは、まずは英語のツイートに対して開始されます。

ラベルの内容は「このツイートは誤解を招く可能性があります。保険当局が新型コロナワクチンがほとんどの人にとって安全だと考える理由を調べてください」となっています。このラベルを読んだ上でさらにRT(リツイート)しようとすると、「Twitterが信頼できる情報源となるようご協力ください」という警告が発せられます。

さらに新型コロナワクチンに関する誤情報と判定されたツイートを投稿したユーザーのアカウントに対して行われる「ストライク制」では、一定時間のアカウントロックなど5段階でも改善されない場合、アカウントの永久凍結が行われます。

なお、アカウントのロックや凍結が行われた場合、ユーザーは異議申し立てが可能です。

「Twitter Spaces」Androidアプリでも利用できるように

Twitterは3月2日(アメリカ現地時間)、これまでiOSアプリでのみ利用可能であった、Twitter上で音声を使ってリアルタイムで会話できるシステム「Twitter Spaces」(プライベートβ版)を、Androidアプリでも利用できるようにしたと発表しました。

「Twitter Spaces」は2020年12月からβ版として開始されたもので、今年日本でも注目を集めている「Clubhouse」のように、Twitter上で開設できる音声チャットルームサービスです。ユーザーは自分の部屋(Space)を作ってユーザーを招待し、その中でユーザーと参加者はチャットを楽しむことができます。

ツイート取り消しボタンをテスト中

香港在住の、未発表の新機能に詳しいジェーン・マンチュン・ウォン氏は3月5日(香港現地時間)、Twitterが「ツイートUndo(取り消し)」ボタンをテスト中だとする内容のツイートをしています。

また同氏は、本昨日はサブスクリプションユーザー向けの機能になるのではないかという予測もツイートしています。

投稿取り消しボタンはユーザーからの要望が多い機能の1つだといい、同機能が搭載されれば、投稿後に重大な誤字脱字に気づいた場合などに活用できると考えられています。

YouTube動画をタイムライン上で再生する機能をiOSでテスト中


Twitterは3月18日(アメリカ現地時間)、YouTube動画をTwitterのタイムライン上で再生する機能を、日本を含む数か国でテストしていると発表しました(iOSアプリのみ)。

通常、YouTubeに投稿された動画をTwitter上でシェアしても、実際の再生はそのURLからYouTubeサイトへ飛ぶ必要があるため、Twitterのタイムラインからは一旦離脱しなければなりません。

しかし本機能が搭載されれば、タイムライン上で動画を再生できるようになり、動画ツイートに直接コメントを付けられようになります。

Instagramの3月のニュース

ここでは、2021年3月に発表されたInstagramに関するニュースを紹介します。

4人でライブ配信可能な「Live Rooms」発表

Facebookは3月1日(アメリカ現地時間)、傘下のInstagramの新機能として「Live Rooms」を公開しました。

「Live Rooms」はInstagramのライブを4人までのメンバーで配信できる機能で、いわば「動画付きClubhouse」のような機能になっています。iOSおよびAndroidアプリで、日本を含む世界で利用できます。

悪質ユーザーから18歳未満のユーザーを守る新機能

Facebookは3月16日(アメリカ現地時間)、傘下のInstagramに置いて、18歳未満のユーザーを守るための新機能に関する発表を行いました。

そのうちの一つとして、成人ユーザーが、自身がフォローしていない18歳未満のユーザーにダイレクトメッセージ(DM)を送信できないようにする措置がとられます。

DMを送ろうとすると「このアカウントからフォローされない限り、あなたはメッセージを送れません」と表示され、実際にDMは送信できない仕組みになっています。

さらに既にフォローしている場合でも、多くの18歳未満のユーザーに大量のフォローリクエストを送るといった問題行動と捉えられるアクションを起こした成人ユーザーからのアクションに関しては、18歳未満のユーザーのメッセージ画面に警告が表示されます。

しかしここで問題となるのが、18歳未満のユーザー自身が年齢を詐称してInstagramに登録している場合です。このケースは新しい保護機能の対象外となってしまうため、今後年齢詐称を検出するための新しいAIと機械学習技術の開発も合わせて発表されています。

さらに問題行動のある成人ユーザーのアカウントに対しては、おすすめユーザーとして18歳未満のユーザーのアカウントは表示しない、ReelsやExploreタブでも18歳未満ユーザーのコンテンツを表示しないといった措置も検討されています。

そして18歳未満ユーザーに対しても、アカウントを作成する際に公開と非公開のいずれかを選べることを明示するステップを追加することで、非公開アカウントを選ぶよう誘導する措置をとるとしています。

軽量版「Instagram Lite」を170カ国で公開 ※日本は対象外

Facebookは3月16日(アメリカ現地時間)、傘下のInstagramに置いて、軽量版「Instagram Lite」を170カ国で公開することを発表しました。

現在通常版のInstagramのアプリは30MB近くあります。「Instagram Lite」は2MBと軽量で、その分写真や動画の閲覧やスタンプの追加、IGTVといった基本的な機能は搭載されているものの、ARフィルターやReelsなどの機能は利用できません。

これはネット環境が悪い地域でも高品質のInstagram体験を提供することを目的としたもので、現時点では日本でのリリースの予定はないようです。

LINEの3月のニュース

ここでは、2021年3月に発表されたLINEに関するニュースを紹介します。

ZホールディングスとLINEの経営統合が完了

3月1日、Zホールディングス株式会社(以下:ZHD)とLINE株式会社の経営統合の完了が発表されました。

ZHDにはLINE以外にもすでにYahoo! JapanやASKUL、一休.comが傘下に納められており、この統合により従業員2.3万人を擁するグループとなります。

個人情報保護指針を改定 データ移転の国・地域を明記 情報流出で

LINEは、利用者の個人情報などを中国からアクセスできる状態にしていた問題を受け、個人情報の保護についての指針の見直しを発表しました。

この新たな指針では、アプリの開発や運用に関する業務のため、韓国とベトナムのグループ会社や、委託先の会社の従業員が個人情報にアクセスすることがあることが明記されました。

さらに日本語以外での問い合わせに対応するため、タイ・台湾・インドネシア・韓国・フィリピンのグループ会社や委託先の会社からアクセスすることがあるとことも併せて明記されています。

問題となった中国の委託先の会社からのアクセスは、すでに遮断されたとして今回の新指針において記載されておらず、利用者の個人情報を管理する場所については、「日本および韓国のデータセンターで保管している」としています。

この問題については、今後も政府の個人情報保護委員会などに対し、事実関係や改善策などについて改めて報告するということです。

Clubhouseの3月のニュース

ここでは、2021年3月に発表されたClubhouseに関するニュースを紹介します。

音声SNS「Clubhouse」は、プライバシー侵害の指摘を受け、連絡先データへのアクセス許可を求める仕様を廃止することを発表しました。

Clubhouse公式アカウントの発表によると、最新アップデートで連絡先へのアクセスを許可する必要がなくなり、招待したい相手の電話番号を手動で入力できるように仕様が変更されたということです。

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<参考>
ITmediaNEWS:Facebook、新型コロナワクチン接種を支援するツール開発 Instagramスタンプも
ーーFacebook、3万5000人体制のフェイク対策 3カ月で13億の偽アカ削除
ーーFacebook、モバイルアプリでニュースフィードを新着順(逆時系列)に表示できる「フィードフィルターバー」を追加
ーーTwitter、新型コロナワクチン誤情報のラベル付け開始 「ストライク制」適用も
ーーTwitter、Clubhouseより一足先に「Spaces」をAndroidユーザーでも利用可能に
ーーTwitter版Clubhouseの「Spaces」、4月から誰でも作成可能に
ーーTwitter、ツイート取り消しボタンをテスト中か
ーーTwitterがテスト中の「ツイート取り消しボタン」はサブスク会員用か
ーーTwitter、YouTube動画をタイムライン上で再生する機能をiOSでテスト中 日本でも
ーーInstagram、4人でライブ配信可能な「Live Rooms」(ややClubhouse似)
ーーInstagram、悪い大人から若者を守る複数の新機能 「保護者のためのガイド」も
ITmediaMobile:Facebook、容量2MB以下の軽量版「Instagram Lite」を170カ国で公開
LINE:ZホールディングスとLINEの経営統合が完了
NHK NEWS WEB:LINE 個人情報保護指針を改定 データ移転の国・地域を明記
TechCrunch Japan:音声SNS「Clubhouse」が「連絡先をすべて吸い上げる」仕様を廃止、プライバシー侵害の指摘で

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この記事の筆者

口コミラボ編集部

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