飲食店でInstagram (インスタグラム)を集客に活用するには?意識すべきポイントや事例を解説

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Instagram (インスタグラム)のアカウント開設は難しくはありませんが、集客のための活用方法に悩む店舗経営者も少なくないでしょう。

Instagram をはじめとするSNSの活用にはコツがあります。そのためやみくもに取り組むのではなく、ポイントをおさえたうえで同業他社の成功事例をもとに、自店での活用方法を検討することが大切です。

この記事では、Instagram を活用する際の6つのポイントと焼肉店、和食店での活用事例を紹介します。

飲食店の集客でInstagram が必要な理由

食べログぐるなびなどのグルメサイトは、飲食店の宣伝になる一方で、掲載費用が必要だったり、サイト内での検索でユーザーの目にとまる位置に表示されるために費用が発生したりします。

リスティング広告などのオンラインプロモーションも同様で、広告費を削減しつつ露出を増やすことは飲食店を経営するうえで重要な課題です。

多くのSNSはアカウント開設や運用に金銭的コストは発生しません。Instagramも同様です。特にInstagramの場合、キーワードで検索して飲食店を見つけ、画像や動画のコンテンツを参考に訪問を検討するというユーザーも少なくありません。

訪問意欲の高い見込み顧客へアプローチできる可能性も高いといえるでしょう。

Instagramには「場所検索」の機能もあり、エリアを訪問するユーザーに対するサービスの訴求にも活用できます。

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aurantxinstagram-2">飲食店がInstgramを運用する際に意識すべき6つのポイント

飲食店の集客のためにInstagramのアカウントを開設しコンテンツを更新する際には、プロフィールやコンテンツには何を設定できるのかを理解し、どのような雰囲気のコンテンツにするのか、どのような形式で発信するのか検討します。

Instagramならではの機能を活用し、集客効果につなげることを意識するとよいでしょう。

以下では、飲食店Instagram 運用において意識すべき6つのポイントを解説します。

aurantxinstagram-3-1">1. プロフィールで基本情報を掲載する

Instagramの登録後は、まずプロフィールを設定します。プロフィール設定時のポイントは、ユーザーがアカウントを見たときにどのような店舗なのかをイメージできるようにすることです。

店舗の存在を知らない人が見るという点を意識して、情報をもれなく書き出しましょう。店舗名、住所、電話番号、ジャンル、コンセプト、WebサイトのURLは必ず掲載すべきです。

またオーナーとしてアカウントを運営するのではなく、店舗でアカウントを運営する場合は、ユーザー名を店舗名にするとわかりやすいでしょう。

aurantxinstagram-3-2">2. 綺麗な写真を掲載する

Instagram は写真や動画を中心としたSNSで、投稿には必ず1枚以上の写真、または動画が必要です。

そして「インスタ映え」という言葉が流行したように、ユーザーは視覚的にインパクトのある画像や動画評価します。

Instagram を集客に活かすには、綺麗な写真やおしゃれな写真を多く投稿することが重要です。もちろんおいしそうに見えることも大切ですが、Instagram で話題になるのは「映える写真」です。拡散を狙った戦略的な投稿ができると、集客効果をより高められるでしょう。

aurantxinstagram-3-3">3. ユーザーにタグ付けをしてもらう

Instagram には「タグ付け」と呼ばれる機能があり、写真に映っているユーザーのIDを掲載できます。

店舗でアカウントを運営している場合は、店舗で撮影した写真にタグ付けしてもらうことで、そのユーザーのフォロワーにも店舗情報を見てもらえます。

なお、以前はInstagram店舗や料理の写真を投稿してくれた顧客に対するキャンペーン行為がよく行われていましたが、2020年12月の規約変更で投稿への見返り提供が禁止されたため、Instagram を運用している旨の告知にとどめましょう。

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aurantxinstagram-3-4">4. ストーリーズを活用する

ストーリーズ24時間だけ公開されるInstagramコンテンツです。ストーリーズ投稿した写真や動画は、24時間で公開を終了し、投稿したユーザーのみが確認できるアーカイブに格納されます。

24時間限定という公開時間の短さは、日替わりメニューや期間限定キャンペーンのお知らせに適しています。

ストーリーズは、トップページの上部に表示されるためユーザーに閲覧してもらえるチャンスにもなります。

店舗の内装や料理の写真などの常に見てほしい情報は通常の投稿、その日のおすすめや店舗の混雑状況などのタイムリーな告知にはストーリーズと、使い分けるとよいでしょう。

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aurantxinstagram-3-5">5. ターゲットを設定する

通常の集客施策と同様に、Instagram においてもターゲットの設定は非常に重要です。

ユーザーの年齢層、性別、趣味嗜好によって好まれやすいコンテンツは異なるため、Instagramを通じて集客したいターゲットに応じて路線を決めましょう。

ターゲットの設定にはさまざまな方法がありますが、現在来店している顧客の情報を参考に決定すると効果的です。また、競合店舗のメイン顧客層から分析する方法もあります。

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aurantxinstagram-3-6">6. ハッシュタグを使う

ハッシュタグ」とは、Instagram をはじめとするSNSで利用されている機能で、投稿のジャンル分けに役立ちます。

具体的には「#」の後ろにキーワードを入力したものを指し、「#ランチ」や「#グルメ」、「#イタリアン」、「#パスタ」など、さまざまなハッシュタグがあります。

2021年3月現在、「#ランチ」は約2,339万件、「#カフェ」は約2,198万件の投稿につけられており、多くのユーザーが投稿時にハッシュタグを使用しています。

ユーザーはハッシュタグを利用してキーワードに関連する投稿のみを検索できるため、店舗投稿には関連しそうなハッシュタグをつけておきましょう。ハッシュタグは1つの投稿に対して複数つけられます。

Instagramには「#錦糸町グルメ」のように、地域名と食事のイメージを組み合わせたハッシュタグが複数存在し、エリアでの食事場所選定に役立てられています。

Instagram を活用している飲食店の事例2選

Instagram の運用を始める際は、同業他社の成功事例をもとに戦略をたてると効果的に集客につなげやすくなります。なぜ集客に成功しているのかという点から分析し、強みを積極的に取り入れるとよいでしょう。

以下では、焼肉店と和食店におけるInstagram の活用事例を紹介します。

aurantxinstagram-4-1">1. カウンター焼肉 ふかみ/プロフィールで強みをアピール

カウンター焼肉ふかみは、渋谷区恵比寿の焼肉店です。店舗名、所在地、コンセプト、ジャンルがプロフィールに含まれており、ユーザーが知りたい情報がすべてファーストビューにおさまっています。

また、商品一覧や値段がよりわかりやすい食べログのURL、予約方法も網羅されており、理想的なプロフィールといえるでしょう。

また、ハイライト機能を利用してストーリーズを「厚切りタン」、「薫製チーズ」など、ジャンルごとにまとめています。

ハイライトは通常の投稿よりも上部に表示されるため、ストーリーズを保存するだけでなく、一押しメニューを目立たせる役割もあります。

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カウンター焼肉 ふかみ Instagram
▲カウンター焼肉 ふかみ Instagram:編集部スクリーンショット

2. KINKA/統一性のある投稿が意識されている

KINKAは、渋谷と六本木に店舗展開する和食店です。モダンな雰囲気に昇華させた押し寿司が人気の店舗で、Instagram では統一感のある投稿がされています。

押し寿司のほか、一品料理や丼ものなど、さまざまな写真を投稿しています。そのすべてが「インスタ映え」を意識した、色鮮やかな写真で統一されているため、ちぐはぐな印象を与えません。

投稿を増やすだけでなく、投稿全体が生み出すトップページの雰囲気を作りあげることも非常に重要です。


KINKAのInstagramアカウント
▲KINKAのInstagramアカウント:編集部スクリーンショット

aurantxinstagram-4">Instagram を活用して集客力を高める

Instagram飲食店の集客にも活用できます。無料で利用できるうえ、グルメサイトと同様に、多くのユーザーの目に触れる可能性が高まります。

Instagram を利用して飲食店を探すユーザーも一定数おり、方法次第ではその他のプラットフォームやオンライン広告よりもコストパフォーマンスの優れた集客施策になるかもしれません。

またタグ付けやハッシュタグストーリーズなどの機能を活用できれば、より多くのユーザーにアプローチできるでしょう。プロフィールで基本情報や店舗の強みをアピールし、統一感と「インスタ映え」を意識した写真を投稿することで、集客力の向上が見込めます。

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