日本歯科医療評価機構とは?利用者へのアンケート調査・認定で信頼できる医院を紹介。掲載方法や費用は?

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NPO法人 日本歯科医療評価機構が運営している歯科医院の情報サイト「日本歯科医療評価機構」では、歯科医院の評判や口コミを集めて掲載しています。口コミサイトを集患に活用したいと考える歯科医院では、日本歯科医療評価機構の活用を検討するべきでしょう。

日本歯科医療評価機構とはどのようなものか、概要と特徴、歯科医院が導入するメリットを解説します。

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日本歯科医療評価機構とは?

日本歯科医療評価機構の導入を検討している歯科医院が把握しておくべき、日本歯科医療評価機構の特徴や規模について解説します。

日本歯科医療評価機構
▲日本歯科医療評価機構:編集部スクリーンショット

認定された歯科医院を掲載、治療内容でも検索可能

日本歯科医療評価機構とは、NPO法人 日本歯科医療評価機構が運営している歯科医院の情報サイトです。歯科医院の評判や口コミを集めて歯科医院の集患をサポートしています。

現在、歯科業界でインターネットやホームページでの広告が増えています。しかし日本歯科医療評価機構は、よりユーザーが信頼できる歯科医院を評価・認定し、情報提供を行うことを目的としています。実際に治療を受けた患者が評価するため、より良質な医療を新たな患者に提供することができます。

ユーザーは日本歯科医療評価機構を使えば、地域ごとだけでなく、虫歯治療、親知らずの抜歯、歯周病治療などの治療内容から、適切な歯科医院を検索することができます。自分が求めている歯科医院を効率的に探すことができるため、便利に信頼できる歯科医院が見つけられます。

一つ星・二つ星認定で信頼できる医院を紹介

日本歯科医療評価機構のウェブサイトでは、「自分の大切な人を安心して任せられるかどうか」ということを加味し、厳しい審査基準を設定しています。一つ星・二つ星の認定医院と題し、認定された医院をサイト上で公開しています。

二つ星は「 遠くても通う価値のある歯科医院」、一つ星は「特に優れた歯科医院」という意味をもちます。

一つ星の審査基準は、患者数や麻酔、滅菌・感染予防などの項目が挙げられます。二つ星は一つ星の認定基準をクリアし、症例の提出や年度更新をすることで認定されます。

これらの審査基準によって、認定された医院をサイト上で公開するため、ユーザーは信頼できる医院を絞ることができます。

日本歯科医療評価機構の規模

日本歯科医療評価機構では、2021年3月時点で387箇所の歯科医院が掲載されており、28,353件の口コミが投稿されています。北は北海道、南は鹿児島まで、幅広い地域の歯科医院が掲載されています。

これほどの規模であれば、ユーザーは多数の選択肢の中から、有力な口コミをもとに自分に適した歯科医院を見つけられるでしょう。

日本歯科医療評価機構に掲載する際に知りたい情報とは?

日本歯科医療評価機構のサイトに掲載されるには、問い合わせやアンケート調査などが必要です。

掲載方法やアンケート調査を行う流れ、費用について詳しく解説します。

日本歯科医療評価機構への掲載方法

日本歯科医療評価機構に掲載するには、まずは公式Webサイトのお問合せフォーム、あるいは電話で問い合わせをします。その後、運営会社のスタッフが医院を訪問、もしくはWeb会議にて詳細を説明し、契約をします。契約後に料金受取人払いの封筒でアンケート300部が医院に届きます。

歯科医院が希望する場合は、運営会社のスタッフから医院のスタッフに対して、アンケートの実施意義や目的、配布の流れについて説明を行ってくれます。

アンケート調査の流れ

運営会社よりアンケート用紙を受け取った歯科医院は、医院の受付で治療を終えた患者に対してアンケート用紙を配布します。記入したアンケートは患者自身が日本歯科医療評価機構宛てに送付します。

日本歯科医療評価機構は、届いたアンケートを集計し、改善点を含めてWebサイトに調査結果を掲載します。また、アンケート内容は配布した歯科医院にフィードバックされます。

歯科医院はアンケートを通して、なかなか直接聞くことができない患者の口コミを知ることができ、今後の改善策や自院の強みを把握することができます

日本歯科医療評価機構を利用する際にかかる費用

歯科医院が日本歯科医療評価機構を利用するには、税込みで初期費用3万3千円、月額費用2万2千円が必要になります。

この費用には、アンケート印刷、封入、郵便回収、掲載作業が含まれています。なお、年間最大1,200部のアンケート費用が含まれ、月に50部ほどのアンケート配布が一般的としています。

日本歯科医療評価機構に掲載を行うメリット

歯科医院が日本歯科医療評価機構のアンケート調査に参加し、ウェブサイトへ掲載するメリットを解説します。

1. 直筆のアンケートを掲載、見込患者にとって有益な情報を発信

歯科医院は日本歯科医療評価機構に掲載をすることで、医院への意見としてアンケート調査に参加した利用者の直筆のアンケート内容も掲載されることになります。

そのため、ユーザーが住んでいる地域周辺や求めている治療において、実際に利用している患者からの評判が良い歯科医院を検索できます。患者のリアルな声を参考にし、ユーザーが医院を利用しやすくなるため、見込み患者の来院につながることが期待できます。

さらに、回収されるアンケート調査の集計・掲載も徹底されています。同一人物が記載したものや院内で記載・回収されたアンケート、あるいは良い点、改善点、患者情報のいずれも記載がないものについてはWebサイトに掲載されない仕組みです。したがって、Webサイトには、より有益で信頼できる情報が掲載されます。

2. 患者からの率直な意見で医院の改善へ

日本歯科医療評価機構は、医院がアンケート用紙を配布した後、実際に最低でも20%、多い歯科医院では60%のアンケートを回収することができるとしています。

また、歯科医院が直接ではなく、第三者の機関が集計を行うため、患者も正直な意見をアンケートに記載することができます。患者から寄せられたアンケートの結果を真摯に受け止めて改善を行うことで、より良い歯科医院へと成長できます。

さらに、患者目線の医院の良い点を知ることができ、魅力を伸ばすためにも効果的です。

3. 医師・スタッフのモチベーション向上

歯科医院はアンケートを行うことで、普段利用している患者からのリアルな声を聞くことができます。厳しい意見だけではなく医師、スタッフへの感謝の言葉や喜びの声も受け取ることができます

したがって、医師・スタッフのモチベーションが向上し、より良い職場環境を構築することにもつながるでしょう。

利用者からの有益な情報を掲載し、集患へ活用する

日本歯科医療評価機構は、依頼された歯科医院でのアンケート調査・集計、そしてWebサイトへの掲載を行っている機構です。

歯科医院は、日本歯科医療評価機構と契約をすることで、実際に医院を利用している患者のアンケートを集計してもらえます。そのうえで、Webサイトに掲載されるため、より率直で有益な患者の意見を集めることができます

また、日本歯科医療評価機構は、厳しい審査基準で一つ星・二つ星の認定を行っています。そのため、認定されることでより信頼できる医院であることを見込み患者へもアピールすることができます。

集められたアンケートは単なる感想ではなく、医院を改善するための貴重な資料として活用できるでしょう。

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