飲食店がWAONポイントの加盟店になるには?メリットや導入の流れを解説

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WAONポイントとは顧客が電子マネーのWAONを利用した際に獲得できるポイントです。イオンマーケティングが発行しています。

飲食店でも加盟登録すればポイント発行できるようになり、WAONポイント利用者を集客で獲得したり、顧客の消費データを収集したりしてより詳細な集客施策の検討に活かせます。

この記事ではWAONポイントの解説や飲食店がWAONポイント導入で得られるメリット、加盟登録までの流れについて紹介します。

WAONポイントとは

「WAONポイント」イオンマーケティングが発行しているポイントで、イオングループ各店以外にもチェーン展開している飲食店や個人経営の飲食店等の加盟店でも利用できます。

WAON関連では「WAONポイント」と「WAON POINT」の2種類が存在し、それぞれ顧客に対して利用額200円ごとに1ポイントが付与されます。

本項ではWAONポイントについて紹介します。

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WAONに変換して買い物に使えるポイント制度

「WAON」はイオンマーケティング発行している電子マネーで、2007年4月からサービスが開始されています。2020年5月現在の発行枚数は約8,185万枚で利用可能な施設、自動販売機等の数は約72万6,000か所にまでになっています。

WAONポイントは電子マネーのWAONを利用した時などにたまるポイントで、利用金額200円ごとに1ポイントたまるほかに、一部キャンペーンなどでも獲得のチャンスがあります。

「1WAONポイント」は電子マネーのWAONの1円分に交換可能で、100ポイント=100円分から交換できます。ポイントの有効期限は1年間であり、それとは別に加算期間が1年間設定されています。仮に4月15日に電子マネーのWAONに初めてチャージした場合、翌年の4月末までの約1年間が加算期間となり、その加算期間にたまったポイントは翌々年の4月までの1年間の有効期間があります。

WAONポイントとWAON POINTがある

WAONには「WAONポイント」と「WAON POINT」の2種類があります。

「WAONポイント」は電子マネーのWAONを利用して決済した際にたまるポイントを指しており、水色のカードやご当地WAONに加算されます。

「WAON POINT」は紫色の「WAON POINTカード」にためられるポイントで、WAON POINT加盟店舗において現金やクレジットカードで決済した際に獲得できます。

両者の違いは電子マネーのWAONを利用して決済しているかどうかで、どちらも電子マネーのWAONに交換することができます。

WAONポイントを導入している飲食店

WAONはイオングループの各店舗で利用できるほかに、多くのチェーン展開している飲食店でも利用できます。 

牛丼大手の「吉野家」や持ち帰り弁当の「オリジン弁当」、ハンバーガーチェーンの「マクドナルド」、焼き肉店の「安楽亭」や「七焼肉 安安」、喫茶店チェーンの「珈琲所 コメダ珈琲店」や「上島珈琲店」など、飲食店のバリエーションも多岐にわたります。

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飲食店のWAONサービス導入のメリット

WAONポイントの導入で店舗が得られるメリットは、顧客の消費データの収集やより詳細な顧客分析できるようになる点です。

WAON決済も併せて導入すれば、会計時の省力化や顧客の利便性の向上が図れます。

WAON POINT加盟店契約のメリット

WAON POINTの加盟店になると、イオングループ各社で収集された情報を得られます。 既存の顧客以外にポイントカード利用者の追加の店舗利用が増え、顧客データの収集範囲が拡大することでより詳細な顧客分析が行えるようになり、顧客目線にたった集客施策の検討ができます。

また、WAON POINTカードの発行によってポイントカード利用者の囲い込みと顧客一人当たりの売り上げ単価の向上が見込めます。

WAON決済のメリット

電子マネーWAONには日本のソニーが開発した非接触型ICカード通信システムである「FeliCa」が採用されており、カードを端末にかざすだけで決済が完了します。

これによって小銭などを扱う必要が店員と顧客共になくなり、省力化につながっています。電子マネーWAON利用の際に入会手続きや年齢制限などはなく、多くの人が利用しやすいキャッシュレス決済システムです。

また、「ご当地WAON」という利用金額の0.1%が寄付されるカードも地域ごとに発行されており、寄付金が地域振興に活用され社会貢献活動の一端を担っています。

「インフキュリオン決済動向調査」によると2020年3月時点でのキャッシュレス決済サービスの利用率は、WAONは21%となっており、楽天カードや交通系電子マネー、PayPayなどに続いて第4位に位置しています。

WAON決済導入の流れ

WAONポイントの導入までにかかるステップは簡潔で、WEBでの申し込みが可能です。

運営会社の審査を経て加盟登録を行う流れとなっています。

加盟店サービス申込(加盟店でない場合)

加盟店サービスに申し込む場合、WEBサイトから申し込みフォームに各種情報を入力し、各種規約や契約内容について同意した後、運営会社に送信します。

追って加盟店サービスの担当者からメールで連絡があるため、必要書類等をメールで送付します。

その後、申し込みした内容と必要書類をもとに運営会社で審査を経て加盟店登録されます。

WAONポイント導入には対応端末が必須であるため、店舗に対応端末が無い場合は別途端末の申請が必要です。

WAON決済導入の流れ

WAON決済導入の際も基本的には加盟店サービスと変わりません。WEB申し込みの後、審査を経て登録され、端末と販促物が運営会社より送付されます。

飲食店でも集客にWAONポイントなどのプログラムを活用

WAONポイントはイオングループが主体となって発行しているキャッシュレス決済の一種で、イオン以外にも多くの飲食店で利用されています。利用にあたって登録や年齢制限等はなく、誰でも使える門戸の広さが特徴です。

飲食店は導入により、WAON利用者の囲い込みが期待できます。また店舗や業態をまたいだ顧客データが収集でき、導入前よりも詳細な顧客分析ができます。集客力を強めたい場合には、WAON導入も一つの選択肢となり得るでしょう。

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