飲食店がすぐに口コミ集客をすべき理由 | 投稿を集める方法やポイントについて紹介

口コミアカデミー 0円すべて無料 口コミサイトの運営やノウハウが学べる、店長限定の無料のオンラインスクール

飲食店などを選ぶ際、実際に店舗を利用した顧客が投稿した「口コミ」が重要な情報ツールとなっています。そうした口コミを集めてアベレージ評価をする「グルメサイト」や「Google マップ」などは、飲食店探しをする上で欠かせぬ存在です。

そこで本記事では、飲食店がインターネット上で自店に対する口コミを集める方法やポイントについて詳しく紹介します。

関連記事

口コミマーケティングとは?
飲食店で新規顧客からリピーターになってもらうためには
飲食店でポイントカードを導入するには
飲食店のFacebook活用事例3選

Googleマイビジネスは、2021.11.5よりGoogle ビジネスプロフィールという名称に変更されました。
これに伴い、2022年にスマートフォン向けGoogleマイビジネスのアプリが終了します。
アプリ終了前に、これまでと同じように快適に使えるよう今から準備しておきましょう!

\30秒でダウンロード完了/

無料マニュアルをダウンロードする>>

飲食店が口コミ集客をすべき理由

インターネットを介さない従来の口コミは、特定のコミュニティの中だけで共有されるもので、マスメディアなくして情報が拡散されることはほとんどありませんでした。

しかし現在は誰でも情報発信ができ、さらにそれが瞬時に拡散される時代です。飲食店は「口コミ集客の成否」が経営に直結するともいえるでしょう。

こうした背景を含め、今、飲食店が口コミ集客をすべき理由について解説します。

口コミは店舗選びの指標になる

三菱UFJリサーチ&コンサルティングが20歳以上のインターネットユーザーを対象に2018年に行なったアンケート調査によると、商品サービスを購入するときに情報源として重視している媒体の1位は「テレビ」(46.9%)ですが、46.5%と僅差で2位につけたのが「口コミサイト」、そして3位にはSNS(38.1%)と続いています。

インターネットの発達やSNSの利用者の増加により、消費者が購買の際に参考にする情報として口コミを頼りにしている状況が数字の上でも示されています。

特に飲食店に特化した口コミサイトも多数存在し、今やネット上の口コミが店舗選びの大切な指標になっています。

料理はSNSとの相性も良く、拡散されやすい

テスティーが2020年に13歳〜49歳の男女を対象に行った「SNS利用と年代別飲食店の探し方に関する調査」によると、飲食店を探す時の情報ツールとして10代〜40代のどの世代においても「スマホ」という回答が圧倒的な割合を占めており、全世代で80%を超えています

さらにスマホを使ってどの媒体にアクセスするかを具体的に尋ねたところ、飲食店や食べたいものを探す時にはInstagramを利用すると回答した人が多く、10代では76.3% 、さらには40代でも50.9%に達しています。

同アンケートでの「外食の際に食べ物の写真を撮った経験は?」という問いに対しては、「経験がある」と回答した割合が1番高かったのが20代で70.2%、そして1番低い40代でも47.7%と、半数近くの人が経験ありと回答しています。

そしてその撮影した写真をSNSでシェアした経験については、20代で63.8%、40代42.9%の人が「経験あり」と回答しています。

料理はSNSとの相性も良く、拡散されやすいことを示す結果となっています。

口コミ集客の方法

飲食店での口コミマーケティングが不可欠となっている現在、店舗がインターネット上で口コミ集客を実施するためにはどのような手法があるのか、具体的に紹介していきます。

1. ポータルサイト

インターネット上で飲食店が口コミを集めるための代表的な媒体にグルメサイトがあります。

飲食店を対象に2020年にクックビズ株式会社が行った「グルメサイトの利用状況に関するアンケート調査」によると、利用率が最も高いグルメサイト食べログで67.2%、2位がぐるなびで57.3%となっています。

食べログ掲載レストラン数は81万件以上、と日本最大級を誇るグルメサイトで、3,800万件以上の口コミが掲載され、月間総ページビューは16億1,203万PV、月間利用者数は約1億767万人(2020年9月現在の公式サイト情報より)となっています。

食べログ店舗情報を掲載するためには「食べログ店舗準会員」への登録(無料)が必要です。ただし各種サービスを受けるには有料プランに加入しなければならず、月額料金に加えて来店者数に応じた従量料金制になっています。

一方、ぐるなび公式サイトによるとは2019年12月の段階での月間ユニークユーザー数は5,600万人、加盟店舗数は約50万店です。エントリー会員に登録すると無料で店舗情報の掲載が可能ですが、有料プランも用意されています。

グルメサイトを利用するメリットには、そのサイトにアクセスする段階でユーザーは「飲食店を探す」という目的を持っているため、集客に結びつきやすい点が挙げられます。

一方デメリットとしては、有料会員の方が表示順位が優先される可能性があるため、表示順位を上げるためにはコストがかかる点が挙げられます。

2. Googleマイビジネス

Google マイビジネス」は、無料で自社店舗の情報を登録でき、その情報をGoogle 検索やGoogle マップに反映することが可能なツールです。店舗の知名度アップや集客にもつなげられるため、飲食店でも利用が拡大しています。

Google マップ上に店舗情報が掲載されると、ユーザーはその店舗の情報や口コミを投稿できるようになります。

口コミで高評価になると集客につながるだけでなくGoogleからの評価が上がるといわれているため、Google マイビジネスで自ら正しい店舗情報を登録することは重要です。

Google マイビジネス上でできる最新情報投稿や口コミへの丁寧な返信、誤った情報が含まれる口コミの管理などを通じて、ユーザーに好印象を与え、ひいては興味喚起にもつながります。

ほかにも広告出稿アクセス分析など、経営戦略に活用できる機能がついている点もメリットです。

3. SNS

SNSの代表的なものにTwitterInstagram、Facebookがあります。

飲食店を選ぶ際にSNSで店舗名を検索して口コミを参考にする人も少なくありません。

その流れを受けて、フォロワー数が多く投稿に対する影響力が強い「インフルエンサー」に有償でPR投稿を依頼し、マーケティング戦略の一環として活用する企業や店舗もあります。

インフルエンサー投稿する際、企業のPRであることを明記することになっています。逆に、依頼によって利益を得ているにもかかわらず、それがわからないようすることは問題です。このような場合にあたかも自発的な投稿のように見せかけてしまうことはステルスマーケティングと呼ばれ、消費者の信頼を失ったり、ブランドイメージが低下したりというリスクがあります。

顧客からの信頼を失わないために、依頼するインフルエンサーを選ぶ際はフォロワー数だけではなく、どんな層に人気があるかなども十分に考慮する必要があります。

飲食店が口コミ集客に取り組む際のポイント

インターネット上の口コミは、良い情報が拡散されれば店舗の集客に役立ちますが、逆にSNSなどで悪い評判が拡散され、閉店に追い込まれるケースも実際に存在します。

そこで、口コミを上手に活用して集客に結びつける3つのポイントについて解説します。

1. お店の看板メニュー・サービスをつくる

口コミを集めるためには、ユーザーが思わず投稿したくなるような仕掛けを作ることが必要です。

「インスタ映え」という言葉が使われ始めて久しいですが、これも写真映えするメニューを創作することで、ユーザーが思わずInstagram投稿したくなる仕掛けの一環ともいえます。

ユーザーが思わずSNSに投稿したくなるような「看板メニューがある店舗は、ネット上では口コミが集めやすい傾向があります。もし自店のメニュー投稿に結びつくような強いインパクトを与えるメニューがない場合には、ネット上に投稿されることを意識しながら創作することも、口コミを集めるための戦略の1つです。

2. ユーザーが写真を撮りやすいように工夫する

料理の写真をおいしそうに撮るコツを顧客に伝えることもポイントのひとつです。

近年は「おいしいから」「雰囲気が良いから」といった理由だけではなく、「きれい」「かわいい」「おもしろい」など、写真を撮影した時にインパクトが強いメニューがあるという理由で店を選ぶ人も多くなっています。

写真がメインコンテンツであるInstagramでは、いい写真が撮れれば投稿者も「いいね」を集めやすくなり、店舗側にとっても宣伝効果が上がります

料理をどのように撮影すればきれいに撮れるのかを熟知しているのは店舗側であるため、写真の撮り方のヒントを壁に掲示したり、自店舗が運営するSNSアカウントでコツを紹介したり、写真を撮っている顧客にさりげなく教えたりするなどの工夫を凝らしましょう。

3. 口コミに対する返信・お礼をする

2020年にクックビズ株式会社が行った「グルメサイトの利用状況に関するアンケート調査」によると、ネット上での口コミが集客に影響することから、「レビュー内容への返信」を行っていると回答した店舗は92.8%となっており、口コミに対してお礼を兼ねて返信することは、飲食店にとってもはや常識となっています。

ただし、1つの文章をコピペで使い回すような返信はすぐにユーザーに見破られ、むしろ逆効果です。返信は投稿者だけではなく、多くのネットユーザーが読んでいることを意識し、また行きたい、そしてこの店なら1度行ってみたいと思わせるような返信を心がける必要があります。

口コミ集客によって売り上げアップにつなげる

口コミマーケティングの大きなメリットの1つに、費用対効果の高さがあります。たとえば無料で始められるGoogle マイビジネスは、上手に活用すれば店舗の知名度アップや集客に効果的です。

低コストという点ではSNSも同様で、基本的な商用アカウントであっても無料で始められますが、きちんと運用してすれば非常に強力な宣伝ツールとなります。

集客力を強めるためには、集積した口コミを分析したり、店舗情報を正確に保ったりすることは非常に重要です。

当メディアがご提供する口コミ集客支援ツール「口コミコム」は、こうした視点でGoogle マイビジネスをはじめとした各種口コミサービス、地図アプリを集客ツールとして使いこなす手助けをします。

口コミコム 」に登録するだけで、主要な地図アプリにお店情報を一括登録&管理から、口コミの分析や返信、投稿写真の監視までが完結します。

口コミは軌道に乗せるまでに時間がかかる点や、悪い方向に拡散された場合の悪影響など、運用が難しい側面もあります。

しかし低予算で高い費用対効果が見込めるマーケティングツールとして、現代社会においてはすでにビジネス戦略上欠くことができない存在となっているため、積極的に導入を検討してみましょう。

<参照>

三菱UFJリサーチ&コンサルティング:口コミサイト・ インフルエンサーマーケティング に関するアンケート結果

テスティー:【全年代】SNS利用と、年代別飲食店の探し方

PR Times:クックビズ株式会社 飲食店へグルメサイトについて実態調査

食べログ:広告(メーカー・団体様等向け)について

ぐるなび:「ぐるなび」トップ画面を大幅リニューアル

総務省:SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)の仕組み

口コミアカデミー 0円すべて無料 口コミサイトの運営やノウハウが学べる、店長限定の無料のオンラインスクール

関連するオススメ記事

    この記事の筆者

    口コミラボ編集部

    口コミラボ編集部

    口コミラボ編集部ではMEO対策、ローカルSEO対策、販売促進店舗の口コミデータをもとにしたコンテンツなどを配信しています。