メガネ屋でポイントカードを導入するには | 事例やメリットについて紹介

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メガネ屋の集客でポイントカードを活用している事例には、ポイント倍増キャンペーンの実施や、グループ店舗で利用できるシステムの構築など、さまざまな取り組みがあります。

本記事では、ポイントカードを導入しているメガネ屋の事例や2種類のポイントカードについて解説します。

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メガネ屋でのポイントカード導入事例4選

まずはメガネ屋でポイントカードを導入している事例を4つ紹介します。ポイントをただ導入するだけでなく、ポイントを利用したいと思わせる工夫で集客に活かされています。

1. 眼鏡市場

大手の「眼鏡市場」は全店舗で共通ポイントの「Tポイントカード」を導入しています。会員数は2020年11月末時点で17.4万人にものぼります。

眼鏡市場では店舗にある商品すべてに対して購入金額200円(税抜)につき1ポイント、1ポイントを1円として設定しており、毎月18日を眼鏡「いちば(18)」の日としてポイント5倍デーを設けるなど、顧客の印象に残りやすいようなキャンペーンも展開しています。

眼鏡市場 ポイントカード メガネ屋
▲眼鏡市場:編集部スクリーンショット

公式サイト:眼鏡市場(https://www.meganeichiba.jp/special/tpoint/)

[blogcard url="https://lab.kutikomi.com/news/2020/12/04/whatistpointandtcard"]

2. メガネスーパー

「メガネスーパー」では共通ポイントのdポイントを導入しており、d払いでの決済にも対応しています。dポイントは、NTTドコモが提供するサービスや加盟店で使える共通ポイントで、7,800万人以上(2020年10月発表時点)の会員数を誇ります。

メガネスーパーオリジナルキャラクターが描かれたdポイントカードを数量限定で配布しており、100円(税抜)ごとに1ポイントためられ、1ポイント=1円として使うことができます。

メガネ屋 ポイントカード メガネスーパー
▲メガネスーパー:編集部スクリーンショット

公式サイト:メガネスーパー(https://www.meganesuper.co.jp/2018/11/dpoint/)

3. セカンドメガネ

宮城県にある「セカンドメガネ」では全店と姉妹店の「マイコンタクト」で利用できる「ゴールドポイントカード」という独自のポイントを用意しています。

入会費や年会費はかからずメガネの購入で3%、小物の購入で2%と、購入する商品によってポイント還元率を変化させています。

姉妹店のマイコンタクトでも同様のポイントシステムを導入しており、両方の顧客の囲い込みをにつなげています。

メガネ屋 ポイントカード セカンドメガネ
▲セカンドメガネ:編集部スクリーンショット

公式サイト:セカンドメガネ(https://2nd-megane.com/profitable/pointcard.php)

4. ベストメガネコンタクト

「ベストメガネコンタクト」は独自のポイントカード「ベストメガネコンタクトメンバーズカード」を導入しています。購入額に応じて2%のポイントを付与し、1ポイントを1円として利用できるシステムです。

さらに、新規顧客を紹介してくれた会員向けに2,500円分の金券を用意する特典を用意し、顧客獲得にも注力しています。

公式サイト:ベストメガネコンタクト(http://sp.bm1.jp/card/)

2種類のポイントカード

ポイントカードには「共通ポイント」と「自社ポイント」の2種類があります。

ポイントの種類によってそれぞれ導入のメリットや効果が異なるため、自社に合ったものを検討するとよいでしょう。

1. 共通ポイント

共通ポイントは、加盟店に加わることで運営会社が提供するポイントシステムを利用できるものです。「Tポイント」「楽天ポイント」「Pontaポイント」「dポイント」は4大ポイントといわれています。

共通ポイントは加盟店を全国各地に有しており、会員数が多いという特徴があります。期間限定キャンペーンの展開、ポイントに関するPOPなどの販促物を提供しているサービスもあるため、ポイントをきっかけにした集客活動を実施できます。

店舗に共通ポイントは導入すべき?4大共通ポイントの特徴や加盟するメリットを紹介

導入している店舗も多い「共通ポイント」は、あらゆる店舗や地域で貯められるのが大きな魅力です。ポイントカードだけではなく、スマートフォンアプリでも貯めることができ、キャッシュレス決済にも対応しています。共通ポイントは現在Tポイント、dポイント、楽天ポイント、Pontaポイントが4大共通ポイントとも呼ばれています。ポイントを貯めている人は共通ポイントの加盟店を選んで買い物するため、新規、リピート問わず集客に繋がるマーケティング戦略として注目を集めています。本記事では店舗に共通ポイントを導入する...


2. 自社(独自)ポイント

自社ポイントとは、自店舗やグループ企業内のみ利用できるものです。

ポイントの付与率や貯まったポイントに対する特典、カードのタイプなどを自由に設定でき、共通ポイントよりも店舗のオリジナリティを出せるのが特徴です。

カードタイプには紙のスタンプカードやバーコードタイプ、アプリなどがあります。

共通ポイントを導入するメリット・デメリットとは?

共通ポイントにはスケールメリットがあります。自店舗だけでは分析できない顧客データなどが入手できたり、そもそもサービスに加盟しているだけで新規顧客獲得のきっかけになったりしますが、その分、継続的にコストがかかります。

メリット1. 顧客データの取得、分析が可能

共通ポイントを導入すると、運営会社から顧客分析やエリア分析などのデータが提供されます。

共通ポイントは多くの加盟店および会員数を抱えているため、顧客がどのような商品サービスに関心を持っているか、どの地域から来店しているのかといった情報を正確に把握できます。

これらのデータを得ることでよりニーズの高い商品サービスの開発、広告戦略の見直しなど、効果的な集客につながります。

メリット2. 新規顧客の獲得

共通ポイントの2つ目のメリットは、新規顧客を獲得しやすくなる点です。

加盟すると共通ポイントの公式サイト上に加盟店舗一覧ページに掲載されたり、店舗内外でPOP等を使って加盟店であることをアピールできたりするため、ポイントを利用できる店舗を探している顧客にアピールできます。

共通ポイントは会員数が多いため、加盟しているだけで、新規顧客獲得のきっかけになります。

デメリット:費用がかかる

共通ポイントを導入するデメリットは継続的にかかる費用です。

店舗が加入するには、導入費用や月額費用、ポイント原資などの経費を支払う必要があります。ポイント原資とは、顧客にポイントを還元するための費用を指します。

初期費用だけでなく継続的にコストがかかるため、導入前に費用対効果を見定めましょう。

自社のポイントカードを導入するメリット・デメリットとは?

自社のポイントカードは、ポイントシステムを自由に設計できることが特徴です。個性的なポイントサービスを設定することで他社との差別化を図れます。

メリット1. 他店との差別化へ

自社のポイントカードは、ポイントの付与率や還元方法、年会費、キャンペーンなどを自由に設定できます。

たとえば、ポイントが貯まった特典として、店舗で利用できるクーポンの配布、曇り止めや目のケア商品のプレゼントなど顧客にとって魅力的な還元方法を設定することで、自社を選んでもらうことにつながります。

メリット2. リピート促進

店舗独自のポイントカードを発行することでほかの店舗への流出を防ぎ、リピート促進にも期待できます。

メガネ屋は新規顧客から定期的に商品を購入するリピーターを増やすことが特に重要となるため、ポイントを貯めたいと思わせる特典を付与することでリピーター獲得につなげられます。

デメリット:会員数拡大が難しい

自社ポイントは来店した顧客に対してカード作成を促せるため、新規顧客の獲得が難しいことがデメリットです。

自社を宣伝する際にポイントカードの内容や特典をきちんと説明し、顧客が興味をもってもらえるよう働きかける必要があります。

店舗に合ったポイントカードの導入で集客向上へ

共通ポイントには新規顧客の獲得に期待でき、詳しい分析データから自社サービスの改善にも取り組めるという特徴があります。

一方で自社ポイントは自由なポイントシステムの構築ができるため、ほかのメガネ屋との差別化を図れます。

期待できる効果はそれぞれ異なるため、店舗がポイントを導入する目的を事前に設定し、それに対応したポイントシステムを選択することが重要です。

<参照>

貯まる!使える!Tポイントについて

NTTドコモ 2020年度第2四半期決算説明会資料

口コミラボ セミナー紹介&最新版MEOまとめ

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