食べ放題店のポイントカード|導入すべきカードの種類は?特徴を紹介

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リピーターを確保したいと考えている飲食店にとって、スタンプカードやポイントカードの導入は一つの効果的な施策です。

ポイントカードの中にもさまざまな種類があり、ポイントが貯まる、使えるだけでなく、特典によってさらに食事を楽しめるようなサービスを提供するものもあります。

ポイントカードシステムを導入するにあたっては、店舗の雰囲気や客層、特徴などに合わせてより集客効果の高い仕組みを導入することが重要です。

今回の記事では、その中でも食べ放題店におけるポイントカードの種類や特徴について紹介します。

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食べ放題のポイントカード事例

食べ放題のお店が提供しているポイントカードについて、独自のポイントカードサービスを導入している例と、共通ポイントシステムに加盟している店舗の例を紹介します。

感激どんどん

食べ放題の店舗公式サイト
▲感激どんどん公式サイト:編集部スクリーンショット

国産牛焼肉食べ放題の「感激どんどん」では、飲食代に応じて貯まるポイントカードを取り入れています。

毎回の食事の代金3,000円につきポイントが1つ付与され、カードの20ポイントをすべて貯めると、次回の会計時に2,000円の割引が受けられる仕組みです。

食べ放題のコースは2,350円、2,980円、3,580円の3種類で、家族利用など複数人での来店の際に効率的にポイントを貯められる仕組みになっています。

じゅうじゅうカルビ

焼肉
▲じゅうじゅうカルビ公式サイト:編集部スクリーンショット

焼肉食べ放題の「じゅうじゅうカルビ」では自社でのポイントではなく、飲食や商品の代金に応じて共通ポイントである楽天ポイントを貯められる仕組みを取り入れています。

じゅうじゅうカルビでの飲食費200円(税抜)につき1ポイントが付与され、1ポイント1円として楽天ポイントによる支払いも選択できます。

さらに、会計金額から10%オフクーポンを配布するなど、期間限定のキャンペーンも開催しています

ポイントカードの種類と特徴

食べ放題形式の飲食店が導入するのに適しているポイントカードにはいくつか種類があります。それぞれの特徴と、メリット、デメリットを整理します。

自社ポイントカード

自社で作成するポイントカードは、飲食業界の中でも馴染みの深いポイントシステムのうちの一つです。カードのタイプとしてはスタンプカードのほか、リライト式のICカードも存在します。

独自のポイントカードを導入することのメリットは、オリジナリティを発揮できる点にあります。ポイントカードを作成する際に顧客情報を得ることができるので、ターゲットを絞った宣伝広告やマーケティングにつなげることもできます。

また、自社でポイントカードを作成する場合にはシステムの自由度が高く店舗の形態に合った仕組みを構築できるのも利点の一つです。

一方、すべての仕組みを自社で構築する必要があるため、初期の導入の際に負担がかかってしまう場合があることや、顧客のポイントカード作成への動機づけが難しいというデメリットがあります。

共通ポイントカード

共通ポイントカードは、既存のポイントシステムに加盟することでポイントサービス展開する方法です。共通ポイントでは、複数の店舗、業種にわたってポイントをためることができるので、顧客にとってもメリットが大きく、ポイントを動機に集客できるという特徴があります。

共通ポイントを食べ放題の店舗が導入するメリットとしては、さまざまな業種をまたぐ共通ポイントにより、自社のみでは得ることが難しいような大きな集客につながる可能性があることです。同じ共通ポイントに加盟しているほかの店舗との相互送客も見込めるため、新規の顧客獲得にもつながります。

知名度の高い共通ポイントに加盟することは店舗ブランディングになるというメリットもありますが、反対に一定の枠組みの中でのみポイントサービス展開することになるため、独自性を出すことは難しいというデメリットがあります。

また導入の初期コストだけでなく、ポイントサービスを維持するためのコストも発生することも念頭におかなければなりません。

自社ポイントカードと共通ポイントカード

それぞれメリット、デメリットのある自社ポイントサービス共通ポイントカードですが、自店舗の個性に合ったものを選択して導入することが大切です。

ブランドを確立している食べ放題店なら「自社ポイントカード」

すでに認知度があり、業界内でのシェアを獲得している店舗は、オリジナリティにコストをかけやすいため、自社ポイントカードの導入に適しているといえます。

自社のポイントシステムを開始するためには、システムの構築からコストがかかってしまうため、ポイントカードにかかる資金に余裕がないとオリジナリティを発揮しにくくなります。

そのため、すでに自社独自のブランドを構築しやすい環境が整っている店舗は自社ポイントカードの方が向いているといえます。

食べ放題という形式で訴求する店舗なら「共通ポイントカード」

共通ポイントカードの導入が適しているといえる店舗は、商品での差別化が難しい店舗です。

自社ポイントカードとは異なり導入の際の手続きの手順を踏めば手間をかけずにポイントシステムを導入することができるため、ポイントサービスにコストと時間をかけたくない店舗にも向いています。

また、独自性を出しにくいチェーン店などの複数店舗がある場合も、共通ポイントのブランド力を活かした送客も期待できます。

食べ放題の店舗は顧客からのイメージ(ポジション)と目的に合わせポイントカード導入

ポイントカードを店舗で導入するには、自社ポイントカードを作るか、共通ポイントシステムを活用するかの2種類の方法があります。自社ポイントカードでは自社ならではのオリジナリティのある仕組みを作ることができ、共通ポイントを導入した場合には、他の加盟店から送客から新規顧客獲得の可能性が高まるというメリットがあります。

食べ放題のお店の場合は、店舗でどのような商品を提供しているのか、その商品が顧客にはどういうイメージでとらえられているのかを把握することも重要になってきます。

ポイントカードは顧客情報を入手したり、再来店を促進するためのツールでもあります。店舗全体の改善したい点を洗い出し、その課題解決にポイントカードの導入が作用するかについても検討していくとよいでしょう。

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