フィットネスジムのInstagram活用事例5選|インフルエンサーの起用・投稿内容の工夫にどう取り組む?

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Instagramは、写真や動画をメインコンテンツとするSNSであり、言葉だけでは伝わりづらい情報を発信することに向いています。

フィットネスジム(ジム)の利用を考える顧客にとって、気になるのは施設内の雰囲気や設備、トレーニングの様子などであり、それらは文章だけの発信ではなかなか伝わりにくい情報です。写真や動画で訴求できるInstagramは、ジムの集客ツールとして相性が良いといえます。

本記事では、ジムがInstagramを集客に活用すべき理由や活用の際のポイントを解説しながら、実際のジムのInstagram活用事例を紹介します。

ジムがInstagramを活用すべき理由

ジムの集客においてInstagramの活用が有効な手段である理由について、Instagramの特徴について触れながら解説します。

Instagramの特徴

Instagramは、画像や動画に文章やハッシュタグ、位置情報などを付けて投稿できるSNSです。

その特徴は「拡散におけるスピード感がある」「視覚情報で言語に関係なく訴求できる」「視覚情報のためユーザーが情報を受け取る際の負担が少ない」「投稿が簡単」などが挙げられます。

画像や動画による非言語情報であるため発信者の意図を理解しやすく、ハッシュタグやリポストなどの拡散機能を活用することでいち早く世界中に情報を拡散することもできます。

また、Instagramではビジネスプロフィールの設定もできます。ビジネスプロフィールを登録することで住所や連絡先などの情報を記載できるほか、インサイトと呼ばれる分析機能が使えるなど利用できる機能が広がります。

ジムとInstagramの相性はいい

前述の通り、Instagramでは画像や動画といった視覚情報による投稿が主になります。

ジムの魅力を伝えるために発信できる情報は、どのような雰囲気か、どのようなトレーニング器具があるか、どのようなインストラクターが所属しているかなどです。これらの情報は、文章で発信するよりも画像や動画で発信したほうがより伝わりやすい情報だといえます。

また、決まった字数内の文章だけで個性を表現するのは中々ハードルが高く感じてしまいがちですが、画像や動画ではジムのコンセプトやスタッフの人柄などを簡単に表現しやすく、他のジムとの差別化も図りやすいでしょう。

こうした理由から、Instagramはジムに適した集客ツールだといえます。

オンラインでの集客が重要になっている

従来のジムは、顧客に知ってもらうためにテレビCMやチラシなどで宣伝をしていました。しかし昨今では、多くの人が日常的にインターネットを利用するようになったことで、CMやチラシよりもSNSなどの方がより早く、より多くの人に情報を伝えられるようになっています。

Instagramには、国内に月間3,300万人を超えるユーザーがいるため多くの人にアプローチできます。(2019年3月、Facebookが発表)

さらに、InstagramなどSNSを活用した集客では、こうした多くのユーザーに無料でアプローチできるのも大きな魅力の一つといえます。

<参照>Facebook:Instagramの国内月間アクティブアカウント数が3300万を突破

ジムのInstagram活用における2つのポイントと事例

Instagramにアカウントを開設し、ただ更新するだけではなかなか集客にはつながりません。集客のためにInstagramを利用する場合には、以下の2つのポイントを押さえる必要があります。

Instagram(インスタグラム)集客3つのポイント|アカウント設定の方法や効果、成功事例について解説

Instagramは、写真を共有することに特化したSNSです。一眼レフカメラで撮った風景からスマートフォンで撮影した日常の一コマまで、あらゆる写真を手軽に共有できるため、特に若年層を中心に人気を博しています。一方、Instagramは企業や事業者が集客を実施するのに最適な媒体でもあります。ターゲットとする顧客が興味を持つような写真や動画を掲載することで、多くのターゲットに見てもらえる可能性が高まります。今回は、Instagramで集客することのメリットや集客のポイント、実際の成功事例を紹介...

ポイント1. 投稿内容の工夫

一つが投稿する文章についてです。Instagramは画像や動画をメインとするSNSですが、添える文章を工夫することでより訴求効果の高い情報発信ができます。

文章では画像や動画では伝えきれない部分を補足したり、関連するハッシュタグを入れることが大切です。

また、文章の内容を考える際には、具体的な表現を使ったり、一文を短くし適宜改行したりと出来るだけ読みやすい文章にすることが重要です。ほかにもポジティブな言葉を使ったり、絵文字を使ったりして、投稿を見た人に良い印象を持ってもらえるように意識すると良いでしょう。

ポイント2. インフルエンサーとのタイアップ

Instagramでの拡散力を高めるために、有名なインフルエンサーとタイアップすることも一つの方法です。

インフルエンサーの中にも、料理、美容、旅などあらゆるジャンルがありますが、そのなかでもジムと相性がいいのが筋トレの投稿をしているインフルエンサーです。筋トレに関する情報をよく投稿するアカウントをフォローしている人は、筋トレやジムに興味がある人がほとんどなので、エンゲージメント率が高くなりやすく効果的にアプローチできます。

また、トレーニングは一過性のものではなく継続されるものなので、一度フォローしたアカウントを長期的に閲覧する傾向にあるため、フォロワーの多くに届きやすいという点も集客するにあたってメリットとなります。

【事例】ボディメイクインフルエンサーとのタイアップ事例3選

実際にインフルエンサーとタイアップして成功している事例もあります。

プロテインやサプリメントを製造販売しているキューオーエル・ラボラトリーズでは、「NSS(ナチュラルシェイプシェイク)」というプロテインのアンバサダーに宮河マヤさんというインフルエンサーを起用しています。

Instagramに投稿された動画
▲Instagramに投稿された動画:編集部スクリーンショット

Instagram:宮河マヤさんアカウント(https://www.instagram.com/maya_m0901/)


AIによる美容、健康管理をしてくれるヘルスケア・フィットネスアプリである「FiNC(フィンク)」は、インフルエンサーmieyさんをアンバサダーとして起用しています。アンバサダーは情報発信以外にもコラボレーション商品のプロデュースにも携わっています。

Instagramに投稿された動画
▲Instagramに投稿された動画:編集部スクリーンショット

Instagram:mieyさんアカウント(https://www.instagram.com/miey_bodymake/)


トレーニングジム「HERO GYM」は、トレーナーとしても在籍するインフルエンサーKANA(おきゃな)さんによって紹介されています。

Instagramに投稿された動画
▲Instagramに投稿された動画:編集部スクリーンショット

Instagram:KANA(おきゃな)さんアカウント(https://www.instagram.com/i_am_kyana/)


ジムのInstagram活用事例5選

Instagramを運用し、情報発信や集客に成功しているジムは多くあります。以下では5つのジムを例に挙げ、それぞれどのように活用しているのかを解説します。

事例1. HERO GYM:利用者のジム投稿をリポスト

上記でも紹介した「HERO GYM」では、実際にジムに通っている人がInstagram投稿したものをリポストしています。

「HERO GYM」にはフォロワーが多いインスタグラマーも多く通っているため、それぞれのアカウントで写真とともに投稿してもらうことで認知度の向上につながっています。

Caption Goes Here.

Instagram:HERO GYMアカウント(https://www.instagram.com/hero_gym_official/)


事例2. BEYOND:利用者の体型ビフォーアフターを公開

「BEYOND」では、ジムを利用している人のビフォーアフターを掲載して、ジムでのトレーニングによる効果をわかりやすく紹介しています。

ジムに通う人は筋肉をつけたい人や体を絞りたい人が多いため、既存客の実際の成果はジム探しをしている人に訴求しやすい情報といえるでしょう。

Instagramに投稿された画像
▲Instagramに投稿された画像:編集部スクリーンショット

Instagram:BEYONDの投稿(https://www.instagram.com/p/CDbRv2YhE3t/)


事例3. ゴールドジム:設備やマシンを紹介

日本全国に店舗を持つ「ゴールドジム」の日本公式アカウントでは施設の紹介をしています。

ジムの設備や設置されている珍しいマシンを紹介することで、ジムで本格的にトレーニングをしたいと考えている人を呼び込むことを目的としています。

Instagramに投稿された動画
▲Instagramに投稿された動画:編集部スクリーンショット

Instagram:ゴールドジムのアカウント(https://www.instagram.com/goldsgym.japan/)

事例4. ダイエットジム 24/7Workout:トレーニング内容を動画で紹介

「24/7Workout」では、ジムでできるトレーニングの内容を動画を用いて紹介しています。ジムでのトレーニング方法を知ってもらうことで、初心者にも利用しているシーンをイメージしやすくし、ジムに通うハードルを低くする投稿をしています。

ユーザーにとって役立つ情報を発信し、Instagramアカウントのファンを作っている運用例です。

Instagramに投稿された画像
▲Instagramに投稿された画像:編集部スクリーンショット

Instagram:ダイエットジム 24/7Workoutのアカウント(https://www.instagram.com/247workout_official/)

事例5. エニタイムフィットネス:一般利用者の写真・なりたい姿を投稿

日本全国に店舗をもつ「エニタイムフィットネス」では、店舗ごとにInstagramアカウントを運用しています。

利用している人のなりたい姿を投稿することで、ユーザーからの共感を得ているほか、一般の人の姿を投稿することで身近なジムであることをアピールしています。

Instagramに投稿された画像
▲Instagramに投稿された画像:編集部スクリーンショット

Instagram:エニタイムフィットネスのアカウント(https://www.instagram.com/anytimefitness_hirakatashodai/)

フィットネスジムのInstagram活用例はたくさん

Instagramは画像や動画をメインコンテンツとしているため、雰囲気や設備などの情報が重要なフィットネスジムとの相性もよく、運用方法を工夫することでオンラインからの集客ツールとして活用できます。

実際に多くのジムがInstagramを運用し、活用に成功しているジムも多くありますが、その運用にはいくつかのポイントを押さえる必要があります。画像や動画だけでなく文章も工夫したり、インフルエンサーとタイアップを行ったりすることが一つの手段です。

今回紹介した5つの事例から新たなアイデアにつなげることも可能でしょう。ジムの魅力を最大限に伝えられるように、まずはジムの魅力について整理することから始めるとよいでしょう。

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