グランピングのFacebook活用事例3選/メリットとデメリット・運用のポイントも解説

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5大SNSの一つであるFacebookは、2020年1月時点で世界の利用者数が24.9億人を超える巨大SNSです。日本国内でも2020年8月時点2,600万人以上が利用しており、自社商品や施設をPRする場として効果的に活用できます。

アウトドアにリゾート感覚をプラスした優雅なキャンプやグランピング施設にもFacebookの活用は効果的です。

本記事では、Facebookを利用してグランピング施設の集客を試みる場合のメリット・デメリットや活用方法、具体的な事例を解説します。

※2021年1月、Facebookページへの「いいね!」ボタンの削除が発表されました。今後フォロー機能のみが残り、ページのファンはフォロワー数として表示されます。「いいね!」はフォローに自動的に置き換えられることになっています(2021年1月28日追記)

グランピング施設のFacebook活用事例

さらに具体的なイメージを広げるため、他のグランピング施設の活用事例を参考にすることも有益です。3つの活用事例を紹介します。

事例その1. グランピング鎌倉 Nature Healing Lounge "THE OUT"

鎌倉にあるグランピング施設で、フォロワー数は800人を超えています。

トップページに表示される施設情報では宿泊やスペースレンタルの時間や料金について触れ、利用に際して必要となる情報がわかりやすくまとめられています。

グランピング鎌倉 Nature Healing Lounge "THE OUT"
▲[グランピング鎌倉 Nature Healing Lounge "THE OUT"]:Facebookより 口コミラボ編集部スクリーンショット

Facebook:グランピング鎌倉 Nature Healing Lounge "THE OUT"による投稿

事例その2. オーパーク おごせ

埼玉県入間郡にあるグランピング施設で、フォロワー数は6,100人以上です。

室内の様子や周辺環境、温泉、食事と写真による施設内の情報が網羅されており、またグランピングを楽しむ人々の写真も掲載されていてイメージが膨らみやすいといえます。

予約に関する案内など、写真とあわせて文字情報も充実しています。

コメントに対し丁寧に返信対応をしており、親近感や信頼感を醸成しています。

オーパーク おごせ
▲[オーパーク おごせ]:Facebookより 口コミラボ編集部スクリーンショット

Facebook:オーパーク おごせによる投稿

事例その3. 上小川レジャーペンション

茨城県大子町にあるグランピング施設で、フォロワー数は800人以上です。

施設のキャンプテントなどグランピングの目玉となるアイテムだけでなく、移動手段となるカートや炊事場など充実した写真投稿で施設の雰囲気を伝えています。

施設の真横を流れる久慈川や満天の星を楽しめる豊かな自然が施設を代表する魅力であり、その魅力が伝わるような川や星空の写真を効果的に利用しています。

ユーザーから寄せられたコメントに対しても丁寧にレスポンスしており、そのやり取りからはリピーターの獲得にも成功していることがうかがえます。

上小川レジャーペンション
▲[上小川レジャーペンション]:Facebook Watchより 口コミラボ編集部スクリーンショット

Facebook Watch:上小川レジャーペンションによる投稿

グランピング集客にFacebookを活用するメリット・デメリット

グランピング施設の集客に限らずFacebookなどのSNSツールを利用したWeb戦略は、簡単に取り組める一方で情報の発信に細心の注意が求められます。

Facebookを集客のために利用する際のメリットとデメリットを解説します。

メリット1. 無料で運用できる

Facebookは登録料や利用料が無料で、コストをかけずに宣伝を開始できる点が最大の強みといえます。

ここでいうFacebookを通じた宣伝とは、自社アカウントを開設しユーザーとして自社商品や施設の情報を投稿することを指します。

Facebookに有料でコンテンツを掲載するFacebook広告の場合は、費用がかかる点に注意が必要です。

メリット2. 拡散してもらえる

SNSで広告を展開する最大の強みは、高い拡散性にあります。Facebookも例外ではありません。

紙媒体で広告を作成する場合、費用と時間がかかるうえに配布できる枚数が限られます。一方でFacebookを利用し広告を作成すると、「いいね!」や「シェア」の機能によって瞬く間に不特定多数への情報発信ができます。

また、Facebookには自分や友達が「いいね!」をした投稿がまとめてアップされるニュースフィードがあり、この機能がさらに拡散性を高めています。

つまり拡散されやすい投稿を一度発信すれば、後はユーザーが自発的に拡散してくれます。

デメリット1. 継続的に更新する必要がある

Facebookで情報を発信する際は、最新情報を継続的に更新することが必要です。

日々新しい情報が更新されるSNSでは、ユーザーはすでに知っている情報が流れてきても、読む必要がないと判断し目を止めません。

Facebook広告を利用する場合でも、広告の内容は定期的に新しい内容にすることが望ましいでしょう。

こうした発信内容を考えたり、コンテンツを用意するための時間や人員といったコストが発生する点は、Facebookを通じた情報発信におけるデメリットといえるでしょう。

デメリット2. 炎上する可能性もある

Facebookページに投稿する内容は、Facebookページの運営者が自分のセンスで決められます。

ところが、ターゲット層にとって許容しがたい価値観を示したり表現を使ったりすると、多くの批判を集め、ネガティブな意味合いで有名になってしまうというケースがあります。いわゆる炎上です。

Facebookの特徴の一つに、原則、実名での登録が必須となっている点があります。こうした仕組みにより、Facebookは、匿名制のSNSと比較すると炎上しづらいと考えられます。

しかし炎上のリスクが絶対にないとはいえません。

発信する内容を目にするユーザーがどのような価値観や表現を好ましくとらえているのか、あるいは批判的にとらえているのかという点を意識しながら発信内容を検討するべきでしょう。

グランピング集客のFacebook活用方法

Facebookを活用して情報発信を始める際には、ただ闇雲に施設情報を投稿し続けるのではなく、最も集客効果が期待できる発信方法の検討・実施が重要といえます。

グランピング施設への集客にFacebookを活用する際のポイントを解説します。

Facebookを使った効果的な集客方法とは?メリット・コツ・広告を解説

SNSの中でもFacebookは、長文の投稿が可能であるという特徴があります。Twitterは140文字、Instagramは写真を投稿することがメインのSNSであるため、長文を記載すると改行が無くなったり、読みにくくなるというデメリットがあります。

ニーズを把握したうえでの投稿が効果的

グランピングの施設をPRする際には、ラグジュアリーな空間や優雅さ、豪華さ、行き届いたサービス、手軽さなど伝えたい魅力が多くあると考えられます。その中で、実際にユーザーが興味を示す内容を分析し、戦略的に狙いを定めて発信する必要があります。

グランピングを好む人は自然の中での本格的なアウトドアよりも、テントなどがあらかじめ用意された場所でアウトドア料理を楽しむようなライトなアウトドアスタイルを好むようです。

食事に関する関心は高く、豪華バーベキュープランやシェフが作るアウトドア料理などが投稿の内容に多く見られます。こうした傾向を理解し投稿内容を決定すると、注目を集める可能性が高まります。

SNS映えを狙うと集客に効果あり

人気の高いグランピング施設は、写真として切り取ってもその魅力が伝わるSNS映え施設が多くあります。

SNS映えするポイントをPRするほかFacebookに投稿する写真や動画にもこだわってフォトジェニックな素材を利用することで、集客力アップの効果が期待できるでしょう。

キャンプはテントの設営や荷物の運搬など力仕事も多く発生しますが、グランピングではこれらの作業は不要です。そのため、グランピングは女子会の場所としても人気を集めています。力仕事が不要で衛生的にも快適であるほか、おしゃれで女性のみでも安全である点をPRするとさらなる集客が見込めます。

グランピング集客につながるFacebook投稿を事例から学ぶ

Facebookを活用した情報発信は、無料で気軽に始められる一方で発信の内容には十分な注意が必要です。ユーザーの求める料金や立地などの情報や魅力を伝えイメージを膨らませる写真の投稿が重要であり、そのために常にニーズの把握に努めることが求めらます。

事例からは写真と文字で施設情報を充実させ、ユーザーとのやり取りに真摯に対応することが集客を図る上で必要であるとわかります。自社のグランピング施設特有の魅力を伝えながら、ユーザーのニーズにフィットした情報の発信が、集客力アップにつながるでしょう。

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