学習塾のFacebook活用事例/集客につながる情報発信のポイント

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SNSを活用して情報を発信することで、様々な業界が顧客に直接的に宣伝できるようになりました。

手軽に始められるSNSでの宣伝ですが、集客にSNSを活用するにあたっては、どのようなメリットやデメリットがあるかを把握しておくことが大切です。

この記事では、学習塾のFacebookを活用した事例を含め、活用のためのポイントについて紹介します。

Facebookページとは/作成の方法と基本の設定・運用効果をあげるには?

Facebookページとは、Facebook内に企業や店舗の集客に活かせるページを開設できるサービスです。個人アカウントを登録しているユーザーは誰でも簡単に登録でき、法人や団体、商品やブランドを紹介するためのページを制作できます。個人アカウントと同様に投稿、コメント、シェア、メッセージなどの機能が利用できる一方で、ユーザー属性やアクセスを分析するインサイト機能や豊富なページカスタマイズなど、Facebookページ特有の機能も用意されています。この記事では、Facebookページの概要、開設...

学習塾のFacebook活用事例

学習塾がFacebookで集客をする際には、基本的にはFacebookページを開設し、コンテンツを投稿することから始めます。

Facebookページの運用では、発信内容の方向性や広告機能を使うかどうかなど、決定すべきことがあります。

運用の方向性を決めるためには、実際にFacebookページを更新している学習塾投稿内容を参考にするとよいでしょう。

事例1. ソフィー学習塾 長岡教室

新潟県のソフィー学習塾は、小学生から大学生までを対象にした学習塾です。「つめこむのではなく、スペースをつくる」をモットーにしているソフィー学習塾では、生徒の学習意欲を高めることに焦点をあてて指導しています。

2020年10月時点でソフィー学習塾のFacebookページのフォロワー数は2,500人以上で、長文のオリジナル記事の投稿を中心に、教育に真摯に向き合う姿勢を感じられる発信内容が特徴となっています。

Facebookからブログへの誘導をおこなっており、子育て全般の参考になるような情報を発信しています。

【親子間の「話が通じない」は成長のチャンス】

子どもとのやりとりで「話が通じない」・「言っても変わらない」などで、イライラすることや、落ち込むようなことって、そこそこの頻度であると思います。

「親の心、子知らず」とはよく言ったもので、
...

Posted by ソフィー学習塾 長岡教室 on Friday, August 28, 2020

事例2. 栄光ゼミナール

首都圏を中心に展開している学習塾栄光ゼミナールのFacebookページには、2020年10月時点で29,000人以上のフォロワーがいます。

1日に1、2回と頻繁に情報を発信しており、生徒だけでなく親世代など、幅広いターゲットに向けた日常の豆知識などを発信している点に特徴があります。ターゲットごとに投稿内容を変え、それぞれに合った有益情報を投稿するほか、漫画で栄光ゼミナールの魅力を伝えるコンテンツも持っており、多くの人が気軽に宣伝に目を通せる仕組みがあります。

学習塾としての投稿に縛られず、自由に情報を発信している点が栄光ゼミナールのFacebookページの個性といえます。

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【レンジで出来るレモンチーズケーキ🍋🧀】
材料を混ぜてレンチンするだけでできちゃう超簡単スイーツのご紹介です♪お料理好きなお子さまはすぐにマスターしちゃうかも!?

【材料】(2人分)
※浅めココットがおススメ(...

Posted by 栄光ゼミナール on Friday, September 18, 2020

事例3. 学習塾 伸学会

学習塾の伸学会は、情報を発信するターゲットを生徒だけでなく親世代に向けているという特徴があり、フォロワー数は2020年10月時点で1,500人以上となっています。受験を控えている子どもを持つ親に向け、参考になるような内容を中心に発信することで、入塾へのきっかけを作っています。

文章のみの投稿ではなく、より多くの人の目に届くよう、YouTubeへの誘導も行っており、Facebookページにアクセスした人が、自社の動画を見ることでより詳細な情報をゲットできる仕組みになっています。

子供と勉強のスケジュールを立てる時
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2007年、サウスフロリダ大学のケリー・テイラーは、24人の小学4年生(男子女子それぞれ12...

Posted by 学習塾 伸学会 on Friday, September 11, 2020

Facebookを利用した学習塾の集客で心がけるべき3つのポイント

Facebookを活用して学習塾の集客を実施したい場合には、注意すべきポイントがいくつかあります。

運用の方向性を事前に決めて展開していくことで、より効果的な集客が期待できるでしょう。

Facebookを使った効果的な集客方法とは?メリット・コツ・広告を解説

SNSの中でもFacebookは、長文の投稿が可能であるという特徴があります。Twitterは140文字、Instagramは写真を投稿することがメインのSNSであるため、長文を記載すると改行が無くなったり、読みにくくなるというデメリットがあります。

1. 問い合せの増加を目指す

学習塾がFacebookを運用する際には、問い合わせの増加が効果的といえます。

Facebookでターゲットにすべき層は、すでに学習塾に通うことは決めていて、その通い先を決めるため情報を収集している人です。

まだ入塾を決めていない人に向けて必要性を醸成するための宣伝や、その場でのお申し込みを促すための宣伝は、成立する可能性が低くなります。

したがって、投稿の目的は見た人が自社への問い合わせするように促す方向性に定めることが重要となるでしょう。

2. メインとなる問い合せ窓口「電話」への導線を作る

一般的に、問い合わせの形態は、窓口、電話、Webフォームの3つが主流になります。

そのうち、Facebookページの運用で注力すべきは「電話での問い合わせ」を促すことが有効といえます。

窓口で直接行う問い合わせは制約確率で見れば最も高いといえますが、SNSからの流入を経て窓口に訪れる人は多くはないでしょう。

学習塾の場合、比較的ハードルの低い電話とWebフォームでの問い合わせを比較すると、電話の利用の方が多いという統計があります。

Webフォームよりも電話の方が、利用者にとって情報収集がしやすいという側面があるようです。

入塾の可能性を高めるためにも、Facebookページでも、電話の問い合わせ窓口があるという情報を発信したり、基本情報に電話番号をもれなく記載するということを心掛けるとよいでしょう。

3. 商圏を絞る

学習塾という特性上、地域に密着した配信を届けることでより高い効果が得られることもポイントの一つとなります。

いくら良い内容を発信しアクセスした人に興味を持ってもらっても、遠方の人が学習塾に通ってくれる可能性は高くはありません。商圏を絞り、ターゲットを決めて広告を打つことが必要となります。

地域のニーズをいち早くキャッチし、「塾」「〇〇教室」というワードを入れて検索している層に対して的確にアプローチすることで、ライバルに差をつけられるでしょう。

Facebookページの投稿を通じた集客のメリット・デメリット

Facebookでの集客には他のSNSよりも高い年齢層に情報を届けられるなどさまざまなメリットがありますが、同時にデメリットもあります。

Facebookを活用して学習塾の集客力向上を目指すにあたっては、事前に良い面と悪い面の両方を把握しておくことが重要となります。

メリット1:幅広い層にリーチできる

Facebookの特徴として、他のSNSに比べて利用者の年齢層が幅広いということがあげられます。

TwitterInstagramに代表される他のSNSでは10代や20代の若年層が利用者の中心となっていますが、Facebookでは30代以上の利用者も多く存在し、発信したいターゲットに向けて的確に情報伝達できる可能性が比較的高い媒体となっています。

メリット2:検索エンジン経由でユーザーにコンテンツを見てもらえる

Facebookページは検索エンジンの検索の対象となっています。Facebookページ名で検索すれば検索結果に現れます。

またFacebookページはFacebookの個人アカウントと異なり、サービスにログインせずに投稿コンテンツを全て閲覧できます。Facebookユーザーでなくても、ネットで検索をする見込み顧客に自社の情報を見てらう可能性を高められます。

メリット3:無料で運用できる

Facebookでの集客の大きなメリットの一つが、費用がかからないということです。開設、運用、投稿のすべてが無料であるため、これまでの宣伝広告にかかっていたコストを節約できます。

自社のウェブサイトを開設する際には数万円から数十万円の費用が発生するため、そういった方法と比較すると圧倒的にコスパの良い集客方法といえるでしょう。

メリット4:「いいね!」で拡散される

Facebookでは、閲覧した人が投稿に共感したり、良いなと思ったりしたものに対して「いいね!」という反応を示す機能があります。

Facebookは「いいね!」が集まる投稿を上位表示するように設計されており、多くの人に共感されれば、より多くの人に見てもらえるという仕組みになっています。

その他、「コメント」「シェア」などの機能もあり、一度拡散されれば手を加えずとも自動的に多くの人の目につくようになるという利点があります。

デメリット1:継続的な投稿が必要

Facebookでの集客のデメリットとしては、継続的に投稿する必要があることがあげられます。Facebookの開設は簡単に行えますが、頻度を高く保ち更新し続けなければ誰にも見てもらえず、つくっても閲覧者がゼロの状態になってしまいます。

興味を持った人がFacebookページにリーチしたとしても、最終更新日が古い場合、反対に信頼性を失ってしまう可能性もあります。

デメリット2:炎上する可能性もある

一般的に実名で登録するFacebookは、TwitterInstagramなどの他のSNSに比べて炎上しづらいといわれています。炎上とは、投稿をきっかけに批判が集まり、大きく拡散されてしまうことを指します。

炎上のリスクを避けるために、担当者がネットリテラシーを身に着けることや、投稿内容がFacebookのルールを順守していることを確かめることが求められるでしょう。

教育業界でもFacebookページを集客に活かせる

学習塾をはじめとする教育業界でも、Facebookでの情報発信により集客が期待できます。

Facebookページは開設や更新に費用はかかりません。ユーザーに評価されるコンテンツを投稿できれば、「いいね!」「コメント」「シェア」などの機能により、おのずと情報が広まっていく可能性もあります。

また、地域を絞り、ターゲット層に的確に情報を届けることで、これまでリーチできなかった人たちに情報を発信できるチャンスが増えます。

Facebookを活用する際には事例を参考に、発信の方向性を吟味してから始めることで、より良好な効果が期待できるようになります。

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