Googleマップを観光案内に活用!自治体・観光協会の事例4選

Googleマップを観光案内に活用!自治体・観光協会の事例4選

Google マップで店舗や施設を検索し、経路や営業時間、口コミなどの情報を得てから目的地に訪れる人が多く、マップでの情報発信の重要性が増しています。

なかでも観光客は訪問した土地に慣れていない場合が多く、Google マップを使う頻度が高いと考えられるため、Google マップを観光情報の発信に活用している自治体や観光協会があります。

本記事では、Google マップを観光案内に活用している事例の紹介と、Google マップへの登録方法や活用の仕方を解説します。

Google マップを観光案内に活用!自治体・観光協会の事例4選

旅行前の観光客に対するアプローチや旅行中の観光客に向けた案内の取り組みとして、Google マップを活用している自治体や観光協会があります。

店舗・施設ごとにGoogle マップへ登録することはもちろんですが、その登録された情報を地域や自治体が取りまとめて発信することで、より強く利用者や旅行者への認知につながると考えられます。ここではその事例を4つ紹介します。

1. 渋谷区:観光案内にマップや翻訳などのGoogleのソリューションを導入

2020年1月、渋谷区と渋谷区観光協会はGoogleから技術協力を受けて、観光案内やマップなどにGoogleのソリューションを導入した新たな観光戦略を発表しました。

観光案内所の営業時間にとらわれず、そして多言語に対応する観光案内を実現するため、Google アシスタント搭載のスマートディスプレイやGoogle マップを活用した観光案内などを、オリンピックまでに本格的に導入するとのことです。

「手荷物預かり所」「渋谷の観光名所」「寿司屋」「100円ショップ」など、観光案内所でよく聞かれる店舗・施設に対してGoogle マップのリストを作成してリンクをQRコード化し、観光案内所などに掲示されたQRコードを利用者が読み込むことで、Google マップ上にリストが表示されるようになります。

また店舗や観光施設以外にも、渋谷近辺の「喫煙所」のリストなども作成され、QRコードがポスターなどで掲示されます。

2. 松川村:Google マップを観光案内に活用

長野県にある松川村では、村の観光振興の手段としてGoogle マップへの名所や施設の情報登録を推進しています。

松川村の史跡やギャラリー、飲食店、宿泊施設など観光対象は約100か所にも上る一方、その約8割の店舗・施設がGoogle マップへ情報登録をしていない状態となっており、これを推進する取り組みが7月頃から始まりました。

松川村の観光振興の新規事業として2020年度一般会計予算に200万円を計上し、今後は情報を登録していない店舗・施設へ協力を要請するとともに、経営者を対象にGoogle マップの活用方法などを学ぶ講習会を開催するとのことです。

3. 半田市観光協会:Google ストリートビューに写り込む企画で魅力発信

愛知県の半田市観光協会は、Google マップの機能「Google ストリートビュー」を活用した市の魅力を発信する企画を開始しています。

半田市観光協会が企画する「わいわいプレイスメイキング」は、旅行計画の段階でGoogle ストリートビューで現地の様子を下調べをする旅行者たちに、Google ストリートビューに思い思いの方法で写り込んでもらい、半田市の魅力をアピールする企画です。

「Google ストリートビューを見て、面白い街だと思ってもらいたい」との思いから、Google社認定のフォトグラファーと市内外の35人がキャストとして参加し、2020年8月に撮影が行われました。

半田市企画 わいわいプレイスメイキング
▲[半田市のGoogle マップ ストリートビュー]:口コミラボ編集部スクリーンショット

4. 神奈川県観光協会:Google ストリートビューを活用したバーチャル観光

神奈川県公式観光サイト「観光かながわNOW」では、サイトに掲載している観光施設などの紹介ページから地図画面に切り替える機能を用意しています。

施設情報のページから「地図を見る」をクリックするとサイト内にGoogleマップが表示され、施設へのアクセスや施設の外観、近くにある店舗・施設を確認できます。

また「よこはま動物園ズーラシア」や「新江ノ島水族館」など、施設によってはGoogle ストリートビューで館内まで見られ、観光施設をバーチャルで体験できます。

観光かながわNOWのよこはま動物園ズーラシア詳細ページ
▲[観光かながわNOW公式サイト]:口コミラボ編集部スクリーンショット

Google マップの観光案内、効果を最大化するには?

Google マップによる観光案内を自治体などが実施する場合、所属している店舗や施設の情報が正確であり、かつ充実していないと来店・集客につながらない可能性があります。

他店舗と比較しながらどの店に行くか検討している場合、利用者が店舗に求める要素が具体的であれば、その情報が掲載されている方の店舗が選ばれるでしょう。

たとえば、ホテルや宿泊施設なら「禁煙ルーム」「無料Wi-Fi」「アメニティ」、飲食店なら「ランチタイムとディナータイムの時間」「禁煙か分煙か」「席の形態(座敷、掘りごたつなど)」「現金以外の支払い方法」などが検討する項目に挙げられます。

また、コロナ禍の現在では「店内でのマスク着用について」「感染対策について」の詳細な情報掲載が求められると考えられます。

ここでは、各店舗・施設がGoogle マップへ情報を掲載する方法と、Google マイビジネスの効果的な活用方法を解説します。

Googleマイビジネスの新規登録方法

Google マップに店舗や施設の情報を新規に掲載するには、「Googleアカウントの所持」「Google マイビジネス」への登録が必要です。

Google マイビジネスでは、Googleでの検索結果やGoogle マップに掲載されるビジネス情報を管理できます。

Googleマイビジネスの新規登録ページ
▲[Google マイビジネス公式サイト]:口コミラボ編集部スクリーンショット

まず、自身のGoogleアカウントにログインした状態で「Google マイビジネス」を開きます。

「今すぐ開始」をクリックしたら、表示される「自社のビジネス情報の確認と管理」へ、任意の登録したい店舗名・ビジネス名を入力し、次に「店舗やオフィスなど、ユーザーが実際に訪れることができる場所を追加しますか?」の表示には「はい」をクリックします。

その後も表示に従って「住所」「カテゴリ」「ユーザーに表示する連絡先の詳細」などを入力していきます。

新規に登録したビジネスのオーナー確認は、後日固有の確認コードが記載されたハガキが届くので、ハガキが届いたら確認コードをGoogle マイビジネスへ入力して、Google マイビジネスへの登録が完了します。

これについては、以下の記事で詳しく解説しています。

Googleマップ登録方法と手順

Googleマップに登録したい!登録方法と活用方法とは?ルート検索のアプリとして多くのユーザーから支持されているGoogleマップですが、集客力アップの手段として店舗や企業からも注目を集めています。Googleマイビジネスに登録をすることによって、Googleマップにお店の情報が掲載されるため、多くのユーザーの目にとまるようになります。しかしGoogleマップにどのように登録をしたらいいのかわからないという人も多いのではないでしょうか。この記事では、Googleマップの登録方法と活用方法に...

Google マイビジネスの情報の更新

Google マイビジネスに店舗・施設を登録できたらそれで終了、ではありません。

特にコロナ禍の現在では、通常の営業時間とは異なった営業をしている店舗・施設が多いため、営業時間を変更したり新しい営業形態をはじめたりした場合、詳細情報の更新が必要です。

Google マイビジネスには「属性」という機能があります。この機能はその店舗の特徴・サービスをアピールできる機能で、「お支払い」の項目に使用できるクレジットカードやキャッシュレス決済の内容を記載したり、「サービス」の項目にベジタリアンメニューや飲み放題の有無などを記載したりできます。

新型コロナウイルスの流行を受けてから「健康、安全」「サービスオプション」の項目が追加され、店舗・施設で実施している感染対策やテイクアウトや宅配サービスの可否について記載できるようになりました。

これについては、以下の記事で詳しく解説しています。

あなたの店のコロナ対策、伝わっていますか?今、必要な「Googleマイビジネス」更新 3つのポイント

新型コロナウイルスの感染拡大により、飲食店などの店舗では営業時間の変更や感染防止対策の実施など、通常とは違う営業となることが増えています。特に営業時間の変更については、Googleマップなどで発信しなければ、間違えて店を訪れた客を落胆させてしまうことになりかねません。そこで本記事では、コロナ禍の店舗営業でやるべき「Googleマイビジネス」情報の更新を紹介します。関連記事【保存版】Googleマイビジネスとは?メリットやローカルSEO対策について解説1.営業時間の説明を追加通常と異なる営業...

Google マイビジネスの活用方法

Google マイビジネスに店舗や施設を登録できたら、集客へつながる活用をしましょう。

Google マップのユーザーに「行きたい」と思ってもらえるように、内装や外観、提供するサービスについて写真やGoogle ストリートビューを追加することで、利用者に具体的な視覚イメージを提供でき、来店意欲の促進につながります。

また、Google マイビジネスには利用者が投稿した口コミに対して、ビジネスオーナーが返信できる機能があります。

利用者と店舗・施設側とでコミュニケーションが可能となり、良い口コミだけでなく辛口の口コミなどに対しても真摯に対応することで、店舗・施設への信頼感が高まります。

これについては、以下の記事で詳しく解説しています。

Googleマイビジネスの活用方法とは

Googleマイビジネスが集客に有効であることは少しずつ知られるようになってきています。しかしどのように活用するのが効果的かという点については、知らないというビジネスオーナーの方々も少なくありません。またGoogleマイビジネスには多くの機能が実装されているが故に、特に登録直後の企業や店舗においては何から始めていいか悩んでしまうこともあるでしょう。この記事では、Googleマイビジネスの概要、活用方法、メリット・デメリットについて解説します。Googleマイビジネスの活用方法Googleマ...

<参照>

日本経済新聞:東京・渋谷区、グーグルと協力し観光案内 QRコードで

トラベル Watch:渋谷区とGoogle、区内の観光案内にGoogleマップやアシスタントの通訳機能を活用

市民タイムス:グーグルマップを観光案内に活用 松川村が施設や名所の情報充実へ

中日新聞:ストリートビューで魅力発信 半田市観光協会が企画撮影

半田市観光協会公式サイト:わいわいプレイスメイキング GoogleMAP ストリートビューが公開されました

観光かながわNOW 神奈川県公式観光サイト:地図画面を活用したバーチャル観光

口コミコム - Googleマップからの来店を約2倍に

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この記事の筆者

口コミラボ編集部

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