見た人の心に残る面白い宣伝方法|事例・SNSキャンペーン・アイデアのポイント

商品やサービスの販促を進める上で重要なのは、顧客に自社の製品やサービスの特徴を分かりやすく顧客に知ってもらい、購買につなげることです。

そのため、ユニークでなおかつ商品やサービスの特徴をうまく表現した宣伝手法は、顧客への訴求力が高く費用対効果を最大化することにもつながります。

近年急速に普及したインターネットやスマートフォン、SNSなどを活用したプロモーションも主要な宣伝方法として注目されています。

これらの宣伝方法を実行する上で重要なことは、宣伝したいもののメインとなるユーザー層を明確にし、そのユーザー層にもっとも訴求力の高い宣伝メディアを選択することです。

この記事ではユニークな宣伝方法やSNSを用いたキャンペーンプロモーションの実例とともに、宣伝方法を検討する上で考慮すべきポイントについてご紹介します。

面白い宣伝方法3選~アイデア編~

宣伝は自社がアピールしたい商品やサービスの特徴を、簡潔にわかりやすく顧客に伝えることが求められます。

これらの宣伝方法は、それぞれその商品やサービスの「売り」をユニークな手法で顧客に紹介しており、プロモーション方法を検討する上で参考になる事例です。

今更きけない宣伝方法まとめ

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【宣伝方法】ユニークな事例3選から学ぶ効果的に集客を上げる方法

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1. 空港でゲリラマーケティング(オランダの航空会社 KLM)

オランダの大手航空会社であるKLMオランダ航空は、イギリスのマンチェスター空港でとてもユニークなプロモーションを展開しました。

空港ターミナルに現れた1人の男性は、新聞を読みながらゆったりと足を伸ばしてリラックスした表情を見せています。

一見すると椅子に座っているように見えるその男性ですが、その様子をよく見てみると宙に浮いています。

このプロモーションでは、KLMオランダ航空が新たにサービスを開始した従来よりも足をより伸ばしてゆったりとリラックスして座れる「エコノミーコンフォートシート」をPRしていました。

座っているように見えて浮いているという奇妙な光景は空港利用客の注目を集め、動画や写真がSNSなどのネット上で拡散し話題となりました。

このように大規模な予算をかけず発想力や独創性などを生かして、突発的に顧客へプロモーションを行うことをゲリラマーケティングと呼びます。

2. 「宅配ボックスにも停められる」車型ダイレクトメール(コンパクトカーブランド Smart)

ドイツの自動車メーカーで高級車のメルセデス・ベンツブランドを展開するダイムラー社は、「Smart」というコンパクトカーブランドも展開しています。

主に地価が高く駐車スペースの確保に難儀する都市部に住んでいる人をターゲットとした自動車ブランドです。

コンパクトな車体でありながら、メルセデス・ベンツ譲りの素性の良さから来る高いデザイン性を兼ね備えた都市部でのカーライフにピッタリな自動車ブランドとして知られています。

そんな「Smart」が展開したプロモーションは、宅配ボックスに入る折り畳み式のミニチュアサイズの車でした。

ゴムバンドが仕込まれているこのミニチュアサイズの「Smart」は、郵便受けに投函されると自動的に展開します。

顧客が郵便受けを開ける頃には狭い郵便受けの中にSmartが「駐車されている」というユニークなDMです。

「Smartであれば都市部のどんなところでも駐車できる」というメリット低コストで顧客にアピールできる画期的な宣伝方法でした。

コンパクトカーブランド「Smart」のユニークなDM
▲[Smart fortwo. It can park anywhere.]:It can even park in your mailbox

3. 夫や恋人へのおねだり機能(下着メーカー トリンプ)

スイスに本社がある大手下着メーカーのトリンプ・インターナショナル・ジャパンは、「女性用下着は女性自身が買うもの」という既存概念を打ち壊す新しいプロモーションを採用しています。

それはトリンプの通販サイトである「desir」に設けられている「おねだり機能」です。

「desir」で下着を選んでカートに入れた後、商品を購入するという選択肢以外に「おねだりをする」というボタンがあります

このボタンを押しておねだりしたい相手にメールアドレスとメッセージを送信することができ、おねだりされた側は商品を購入してプレゼントすることが可能です。

この機能は男性に下着を買ってもらいたい女性と、女性からおねだりされた下着を買いたくなる男性の心理をうまく突いたものといえます。

メールを送られた約8割の男性はこのおねだりに応じて下着を購入したとされ、顧客を女性に限らない新しい販売方法として注目されました。

面白い宣伝方法2選~SNSキャンペーン編~

インターネットの普及は宣伝手段にも新風を巻き起こしたといえます。

その中でもSNSを利用したユーザー参加型のキャンペーンは、潜在的な新規顧客への拡散効果や、企業とユーザーの間に新しい形の接触機会を生み出しました。

1. ハッシュタグでTwitter鬼ごっこ(麒麟「グリーンラベル」)

大手酒造メーカーのキリンビールが販売している「グリーンラベル」は、Twitterを利用したユーザー参加型のプロモーションを展開しました。

淡麗グリーンラベルのキャッチフレーズとなっていて、CMでもよく使われている「イインダヨ!グリーンダヨ!」というフレーズを用いて、Twitter上で1週間、ユーザーと公式アカウントが鬼ごっこを繰り広げるというものです。

ユーザーはキャンペーンサイトでログインした後、午後20時から21時の間にTwitterで「#イインダヨ」とツイートし、30分以内に鬼役である公式アカウントから「#グリーンダヨ!」と返信されずに逃げ切れれば、抽選で淡麗グリーンラベルが当たるという内容でした。

投稿数は3万件を超え、キャンペーン期間中の参加者は1万6千人を超えるという大反響を呼ぶ企画となりました。

キャッチフレーズやブランドイメージがテレビCMを通じて社会に浸透しつつある中で、顧客との新しい接点を生み出しさらなる顧客層を獲得しようという目的で行われたプロモーションでした。

2. レア商品を見つけてシェアで賞品のチャンス(栗山米菓「星たべよ」)

「ばかうけ」や「星たべよ」などの製造販売で有名な栗山米菓は、SNSを利用したキャンペーンを実施しました。

栗山米菓の代表商品である星形せんべいの「星たべよ」のなかにレアパッケージを封入して販売しました。

このレアパッケージの「幸せの金星」を包装の中から見つけた顧客は、TwitterやInstagramなどのSNS上でハッシュタグ「#幸せの金星」をつけて写真を投稿すると、抽選で10名に栗山米菓のおせんべいのプレゼントが当たるという企画でした。

パッケージには「大吉」とプリントしてあり、顧客の中にはお守りがわりに試験会場に持っていた人などもいました。

宣伝方法を考える際のポイント

宣伝方法を考える時に抑えておくべきポイントが3つあります。

この3点を考慮して宣伝手段を検討する事で、より効果的に宣伝でき、費用対効果の最大化に期待できます。

まず商品やサービスの存在を知ってもらうことが重要

宣伝をする目的は自社の商品やサービスを顧客に認知してもらうことです。

顧客やこれから顧客になるであろう人を対象に、より多くの人数に存在を知ってもらうことを目指すべきでしょう。

また、競合他社の類似商品やサービスとの違いを明確にし、自社製品やサービスがより優れている点をアピールすることも重要です。

そのためにも効果的に宣伝が可能で、顧客の注目を集める宣伝方法を検討することが重要です。

ユーザー層と宣伝メディアの特性を理解する

宣伝したい自社製品やサービスのターゲットとするユーザー層と、宣伝媒体のマッチングが適正かどうかを考える必要があります。

ターゲットにしたいユーザー層の世代や性別、住んでいるエリアなどを想定し、さらにそこからそのユーザー層の生活スタイルを想定します。

また、それぞれの宣伝媒体の特性を理解する事も重要です。

ラジオなどは都心であれば車乗る男性や地方在住者などへの訴求力が高い媒体です。

主婦層であれば日中のテレビCMやテレビショッピングなどが向いていますし、シニア層であれば新聞の折り込みチラシなどが有効といえます。

デジタル広告の影響力

インターネットやスマートフォンの普及に伴って、これまでの新聞やテレビ、ラジオや雑誌などのマスメディアを経由した宣伝手法がだんだんと影響力を失っています。

インターネット上に配信されるデジタル広告は、閲覧数や広告のクリック数などのデータを収集することができます。

これは、これまでの既存マスメディアを利用した宣伝手法には存在しなかった特徴といえます。

またこの特徴を生かして、個人の趣味趣向に合わせてカスタマイズされた広告を流すこともできるようになっており、より訴求力が増しています。

好評を博すアイデアや参加型キャンペーン

ゲリラプロモーションや新しい販売方法で顧客に自社製品やサービスを印象深くさせる手法は、新規顧客を獲得する上では欠かせません。

たとえば、SNSを用いたユーザー参加型のキャンペーンプロモーションは、企業と顧客の間に新しい形で接点を生み出し、これまでの宣伝手法にはなかった新しい広報戦略として注目を集めています。

そして、スマートフォンやインターネットの普及により、デジタル広告の影響力も強くなっています。データ分析や個人の好みに合わせてカスタマイズされて表示する機能などにおいて、既存の宣伝媒体にはない魅力を持ち合わせています。

宣伝方法を検討する上で、商品の存在をどれだけ多くの人に知ってもらうかということに主眼を置くことが重要だといえます。

自社製品のメインとなるユーザー層を明確に設定し、そのユーザー層がどのような生活スタイルを送っているかを考慮したうえで宣伝メディアを選択することも肝要といえるでしょう。

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この記事の筆者

口コミラボ編集部

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