ゴルフ場の集客で大事な3つのポイント|ターゲットを絞った成功事例3選

ゴルフ人口の減少に伴う来場者数や売上の減少は、多くのゴルフ場経営者にとって頭を悩ませる問題です。

本記事では、ゴルフ市場を取り巻く現在の状況と、集客アップのためにゴルフ場がするべきことについて解説します。

また、女性客やインバウンドなどターゲットを絞ったプロモーションと取り組みで、集客に成功しているゴルフ場の事例も紹介します。

ゴルフ市場の現状

はじめに、国内におけるゴルフ場の数や来場者数の推移の現状と今後予想される傾向、また、それに伴い今後のゴルフ場経営で求められることについて解説します。

ゴルフ場の数

国内では、2018年末時点において2,248コースのゴルフ場が運営されています。(「一般社団法人 日本ゴルフ場経営者協会」調べ )

こちらの数値は、ゴルフ場利用税の課税状況から判断したゴルフ場の総数です。

2002年のピーク時には、2,460コースを有する世界第二位のゴルフ大国でしたが、以降は減少が続いています

世界第一位のアメリカでは1万5,000コース程度が営業されており、その数は日本の約6倍です。

しかし、アメリカは日本の約25倍の国土面積をもつため、ゴルフ場の密度は日本のほうが4倍以上高いということになります。

来場者数

国内のゴルフ場における2018年度の延利用者数は8,487万5,000人でした。

ゴルフ人口は、延利用者数が1億人前後で推移していた1990年代をピークに緩やかな減少傾向が続いています。

一方で、 1ゴルフ場当たりの延利用者数平均の推移は、90年代後半以降、大きな変動はありません。これは、ゴルフ場の総数とゴルフ人口の増減速度がほぼ一定のためだと考えられます。

2018年度は、平均で1ゴルフ場あたり延べ3万7,756人が利用していました。

ゴルフ場の差別化が重要に

ゴルフ人口の減少傾向は今後も続くと考えられています。

市場が縮小する中でゴルフ場が利益を確保するためには、規模拡大だけでなく、差別化による顧客の囲い込みを行うことが今後より一層重要となります。

他のゴルフ場にない独自のイベントやサービスを提供することや、若年層やレディース向けのプランの提供、これまでとは異なるプレイスタイルへの対応をすすめることは、新規顧客の獲得につながります。

具体的に取り組むべき集客施策

以下では、ゴルフ場の集客アップのために行うべき分析と、インターネットを利用した効果的な集客方法、また、リピーター獲得のために重要なポイントについて紹介します。

1. 強みを認識する

ゴルフ場運営において集客の増加を狙うためには、他のゴルフ場に負けない強みを見出すことが重要です。

コースの立地や天候などの周辺環境、サービスの質や料金などの企業努力をはじめ、多角的に捉えることが大切です。

また、ユーザーの属性について把握することも重要です。年齢、性別、グループの人数、予約手段、季節や気温など、こちらもできるだけ多くの要素を分析に取り入れると効果的な提案に繋がります。

ユーザーの候補に入るような提案をすることで、強みをもったゴルフ場としての付加価値を提供できます。

2. インターネットを使った集客

インターネットを利用した宣伝は、若年層やレディース層などの新規顧客の開拓を目指す上で効果的な方法です。

公式サイトなどで、初心者向けのレッスン動画や必要な道具に関するわかりやすい情報を提供することで、ゴルフに詳しくない人が利用する際のハードルを下げることができます。

また、SNSでの宣伝は、リアルタイムに近い情報を発信することが適しています。コースのコンディションや期間限定のイベント、キャンペーンについて告知することが効果的です。

さらに、ゴルフ関連のポータルサイトに掲載することで、他のゴルフ場との比較候補に上がる可能性が高まります。プランや価格、口コミなど、他のゴルフ場と比較される項目が多いため、独自の強みがわかりやすく伝わるページ作りが重要となります。

3. 満足度を上げる

ゴルフ場ではリピーターが新規顧客を連れてくるケースも珍しくありません。そのため、ゴルフ場の集客ではリピーターの獲得も重要なポイントの一つです。

リピーターを獲得するためには、もちろんですが満足度の高い体験を提供する必要があります。

満足度とは、事前に得た情報を上回る価値を提供されることで感じるものです。事前に得た情報とは、インターネット上の口コミやブログ、SNS上の評判、知人からの紹介、雑誌に掲載された広告などのことを指します。

実際に提供される価値には、従業員のサービス品質の高さや、コースや建物が十分に整備されているかなどの点が含まれます。

期待を超える価値を提供するためには、ユーザーの志向に合わせたプランを充実させたり、日頃から従業員教育に注力し、従業員のモチベーションを向上させることなどが効果的と言えるでしょう。

ターゲットを絞り集客 成功3事例

続いては、女性をターゲットにしたマーケティングを行い成功している事例と、ゴルフ場を観光資源として活用し、外国人観光客の誘致をする新たな取り組みについて紹介します。

ブリストルヒルゴルフクラブ(千葉県) 

ブリストルヒルゴルフクラでは、施設内にゴルフ場だけでなく、本格的なレストランや住居、居住者や利用者が交流できるクラブハウスなどが設備されています。

リゾート地のように、場所を訪れることで体験できる価値全体に焦点を当てたサービスの提供に努めています。

また、こちらのゴルフ場では、女性客をターゲットにした様々な取り組みも行われています。

例えば、女性限定のプランの設定、レストランでは器の選定や食材の見せ方を工夫するといった取り組みをしています。情報発信の面では、インスタグラムの活用など、女性の心をつかむサービスや宣伝方法が取り入れられています。

これらの取り組みが女性客増加につながり、女性ゴルフサークルも発足し、女性限定コンペやレッスンイベントも定期的に開かれているようです。

女性に人気という印象が新たな女性客を惹きつける好循環が起きているといえます。

インバウンドの取り組みで新たな市場を開拓(三重県)

インバウンドとは、外国人による日本への観光目的の旅行を意味します

近年では訪日外国人向けの様々な施策が行われており、ゴルフを旅行の一環として取り入れたゴルフツーリズムの動きも始まっています。

JGTA(一般社団法人日本ゴルフツーリズム推進協会)は、ゴルフ場を観光資源として活用し、地方創生やゴルフ産業の活性化を目的として活動しています。

三重県では、国内初となる日本ゴルフツーリズムコンベンションが2018年に開催され、国内と海外の旅行会社や観光事業者が、三重県内のゴルフ場や観光スポットを組み合わせた観光コースを視察しました。

観光とゴルフを組み合わせた新しい観光スタイルは今後も広がりをみせると予想されます。

他とは違う強み・ターゲット設定で新たな客層の獲得へ

ゴルフ人口が減少傾向にある中で集客を増やすためには、他のゴルフ場との差別化を図り、独自の強みを宣伝していくことが重要です。

また、新規顧客を獲得するためには、先述した成功事例のように、ターゲット層を絞り、確実にアプローチしていくことが有効と言えます。

合わせて、インターネット上のサービスを活用した集客を行ったり、リピーターを獲得するために顧客の満足度向上に取り組めば、より効果的でしょう。

市場縮小の厳しい現状を乗り越えるためには、従来通りだけでない、時代に合った工夫をしていくことが求められます。

<参照>

http://www.golf-ngk.or.jp/news/2019/riyouzei/2019.11.12riyouzei.pdf


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この記事の筆者

口コミラボ編集部

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