楽天市場にネットショップを出店するメリット・デメリット|4種のプラン、出店の流れを解説

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新型コロナウイルス(CIVID-19)の影響や事業拡大のために、ネットショップ(ECサイト)への出店を検討する事業者が増えています。

国内最大級のネットショップである楽天市場への出店を検討する事業者も多いのではないでしょうか。

しかし、ネットショップへの出店は「どうやって運営したらいいのかわからない」「売上を上げられるか不安」などの悩みが付きまといがちです。

楽天市場が持つメリットとしては集客性の高さとサポート体制、デメリットとしては出店料の高さと競合他店の多さが挙げられます。

本記事では、楽天市場への出店前にしておくべきこと運営方法知っておくべきメリット・デメリットをご紹介します。

楽天市場の出店の基本

出店を進める前に、まずは楽天市場を利用するための基礎知識や開店までの流れを理解しておくと、出店準備から運営まで滞りなく実施できるでしょう。

楽天市場へ出店する際の運営プランやサポートなどの基本情報についてご紹介していきます。

楽天市場とは

楽天市場とは、日本最大級のECモールで楽天株式会社が公表している2018年度と2019年度の四半期決算書によると、楽天会員ID数は1億700万人です。

株式会社富士経済が作成した「通販・eコマースビジネスの実態と今後2019」では、食品、アパレル、生活雑貨など多くのジャンルで通販シェアNo.1の経済圏が構築されています。

2019年度、楽天の国内EC流通総額は約3兆9,000億円と、昨年同期比13.4%増でした。

選べる4つのプラン

楽天市場へ出店する際は、出店者の運営スタイルに合わせて、4つの出店プランから選べます。

  1. がんばれ!プラン:ネットショップ運営の経験が少ない事業者向けの月額出店料が割安で、スタートしやすいプラン
  2. スタンダードプラン:ランニングコストが割安で、月商132万円以上を目標とする事業者へのプラン
  3. メガショッププラン:登録可能商品数・画像容量などが無制限なプランで、商品数や画像量が多く必要な事業者向け
  4. ライトプラン:契約期間が3か月の短期契約のプランです。販売期間が短い商品の掲載向け

選べる4つの出店プラン
▲[選べる4つの出店プラン]:公式サイト

開店までの流れ

楽天市場への開店の検討から出店後の店舗運営までは、専任のコンサルタントが無料でサポートしてくれます。

また、発注、顧客管理、ページ作成や分析など、様々な管理作業ができる「楽天RMS」というツールも活用できます。

出店の手順は次の3段階です。

  1. 出店申込:「出店申込ボタン」から必要な手続きを行い、審査を通過したら契約完了。実際にページを作成します。
  2. 利用開始:楽天RMSの機能を利用して楽天市場にお店を設営、決済・配送の準備を整えます。オープン審査を通過すると開店です。
  3. 開店:販売開始

楽天市場に出店するメリット・デメリット

実際に運用して行くにあたって、メリットとデメリットについてご紹介します。

メリット・デメリットの双方をおさえておくことで、楽天市場への出店が自社にとって適当なのかを判断する際に役立つでしょう。

メリット 集客性の高さとサポート体制

多くの会員数を抱えるため、利用者も多く集客を見込めます

楽天」というブランドを使って集客できることは信頼度も高いため、上手く施策をすれば無名のブランドや商品でも売れる可能性が十分にあります。

また、初めての開店でも出店から運営管理まで専任のECコンサルタントがサポートしてくれる事も心強いでしょう。

なお、楽天市場では楽天大学」という学習ポータルサイトを提供しており、ネットショップ開設未経験者でも無料でノウハウを学べます。

その他、RMSの運営管理システムの他にも詳細な分析ツールなども充実しているため、売り上げアップのためのバックアップ体制が整っています

デメリット 出店料の高さと競合他店の多さ

一方デメリットは、他社に比べて出店料が高いことが挙げられます。

また、競合他店が多い場合、検索サーチが埋まってしまい店舗のアクセスが取れない場合もあります。

楽天市場内に、販売したい商材がどれだけあるのか、出店前に競合他店の存在を確かめておくと良いでしょう。

ほかには、店舗ページデザインの自由度の低さ、管理画面の見にくさ、店舗開設までの手続きの多さなどがデメリットとして考えられます。

楽天市場に出店する前に準備しておくべきこと

デメリットを考慮すると、出店すると利益が得られない可能性があります。

出店前にプランニングについてよくリサーチしておくことが重要でしょう。

失敗しないための事前準備と戦略を考えて行きます。

楽天市場の現状をリサーチ

まず楽天市場がどのような場所なのかをリサーチしておくことが重要です。

出店数や撤退数、楽天市場における運用ルールなど、全体像と実態をしっかりリサーチすることで、実際に自分が出店する際の運営に役立てられます。

また、自分のお店で扱いたい商材のジャンルは楽天市場で売れやすいものなのか、トレンドを把握することで、ある程度の勝算を立てておくと良いでしょう。

費用の計算

楽天市場を運営するにあたって、どれくらい費用がかかるか事前に把握しておくことも必要です。

かかる手数料には、主に下記のような項目があります。

  • 初期出店料
  • 月額出店料
  • システム利用料
  • クレジットカード決済手数料
  • アフィリエイト利用料
  • 楽天スーパーポイント原資

実際の出店者によると、月額固定費、ロイヤリティー、送料など、その他諸経費が売上のおおよそ25%前後かかり、売れば売るほどロイヤリティーが低くなります。

運営する上で必要なWeb技術の習得

楽天市場の運営にあたって、ある程度のWeb知識があるといいでしょう。

最低限必要な知識はHTML写真撮影画像加工の3つです。

特にHTMLはトップページ、カテゴリページ、商品ページとデザインを作る上では、基礎的な知識を理解しておくことが必要です。

商品を魅力的に見せる写真技術や、ショップのデザインやバナーを製作する場合には画像加工も必要になります。

楽天市場の出店の最大のメリットは集客力

楽天市場への出店の魅力はやはりその知名度と集客力です。その分他のネットショッピングサイトと比較して出店料は割高となっています。

出店するプランによって細かい内容や手数料が異なるので楽天市場に出店する際は、専任のコンサルタントにプランの内容をしっかり相談し、確認すると良いでしょう。

楽天の出店では、EC市場ならではの販売ノウハウを知るプロがサポートしてくれるので、EC初心者でも安心して始めることができます。

ただし、楽天市場では成功している店舗も多い反面、競争も激しい市場です。

スムーズなスタートを切るために、開店前の準備段階で十分にリサーチを行うことが重要です。

費用のプランニングを十分行なった上で、自分の事業に合った最適なプランで、出店の準備を行うと良いでしょう。

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    口コミラボ編集部

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