新型コロナウイルスの感染拡大の影響で大きな打撃を受けている飲食店の中には、落ち込んだ売上を回復させるために、新たにテイクアウトやデリバリーサービスの導入を検討している・またはすでに導入している事業者も多いでしょう。
テイクアウト販売の促進にアプリを活用する店舗も多いですが、「どのアプリを使えばいいかわからない」「使っているけどいまいち合わない」という場合もあります。
この記事では、「menu(メニュー)」についてご紹介します。
menuのサービスとはどのようなものなのか、サービス概要から登録方法、現在実施されている飲食店支援キャンペーン、利用者の声を紹介します。
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menuとは?導入のメリット・注意点・登録方法・他に検討すべきサービス
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menuについて
グルメコミュニティーアプリ「SARAH(サラ)」を運営する株式会社SARAHが行った調査によると、緊急事態宣言後にテイクアウトを利用した人は約8割、4人に1人が週3回以上利用していたことが判明しました。
さらに週に3回以上テイクアウトを利用する人は、合計23.5%にのぼることもわかりました。
テイクアウトの需要が高まる中、注目されているmetuについてご紹介します。
menuとは
スマートフォンやタブレットのアプリでデリバリーとテイクアウトを注文できる「menu」は、タブレットで簡単に操作できる点が魅力的なサービスです。
事前予約や事前決済がタブレット上でできるので、店舗側もユーザー側も金額が合わないなどのトラブルを防げます。
そして、座席数にしばられずに集客ができ、厨房のアイドルタイムも軽減できるため、より効率的に売上をアップできるといったメリットがあります。
テイクアウトは全国の店舗で導入が可能ですが、デリバリーは東京23区内限定で行われています。
安い費用とシンプルな入金システム
menuはサービス利用料からクレジットカードの手数料、タブレットのレンタル料が無料のため、安い費用で導入ができます。
Wi-Fi環境のない場合、タブレット用のWi-Fiセルラーモデルを定額で貸し出しをしているため、わざわざWi-Fi環境を整える必要がありません。
クレジットカード決済手数料が3~7%と仮定し、決済額が年間1,000万円と仮定した場合、30~70万円のコスト削減も可能です。
menuとの売上金のやり取りには銀行指定がなく、新しく口座を作るという手間もありません。売り上げは月末締め、翌月末に売上金が入金され、振り込み手数料は440円という入金システムになります。
menuの登録方法
テイクアウトサービスの導入にはさまざまな準備が必要になりますが、menuの活用によってとても簡単に行えます。
申込方法から利用開始までの流れを紹介します。
資料請求・申し込み
まず、資料請求フォームに必要事項を入力します。後日、入力したメールアドレス宛に資料が送付されます。
次に、掲載申し込みフォームに必要事項を入力し、入力したメールアドレスまたは電話番号に担当営業から連絡がくるようになっています。
申し込みの際には、フォームに掲載されている「出店者様向け利用規約」と「機材貸与規約」・「注意事項」にも目を通しておきます。
記載原稿入力・商品撮影
menuから届く資料には、店舗名や商品名、商品説明文、価格のほか、調理時間、オプションなどの情報を記入します。
掲載価格は10%の消費税込みの金額となりますが、店頭価格より価格設定が高い場合は販売不可となります。menuの運営側は価格の整合性を確認しているため、価格が記載されているお品書きやWebサイトなどの提供も必須です。
商品の撮影はマニュアルに沿って店舗側で行いますが、撮影時には通常、店内で使用している食器などを使用するルールが設けられています。撮影した画像データを担当営業にメールで送付し、完了となります。
menuでは店舗運用のコンサルティングもサービスの一環で行なっているため、デリバリー・テイクアウト運営について困っていることがあれば、利用するのもよいでしょう。
タブレット受け取り・利用開始
現在、menuには申込みが殺到しており、レンタルタブレットの手配には、通常より時間がかかっているといいます。タブレットを自身で持っている店舗には、アプリケーションのダウンロードを案内しており、素早い導入が可能です。
操作マニュアルはmenuから郵送で送られてきます。操作説明動画も提供されており、タブレットの操作に不慣れな店舗スタッフでも安心して利用できます。
menuは申し込み後、1週間前後で利用可能になります。また掲載の準備が整い次第、担当営業より開始日時の連絡がきます。
郵送で三角POP、ポスター、ステッカーといった販促グッズも届くため、集客ツールとして活用できます。
テイクアウト導入の課題:費用
テイクアウトサービスでは、通常の店舗運営とはまた別途で費用がかかります。
テイクアウトを始める際に必要なコストをみていくとともに、menuで実施されているキャンペーンと利用者の声を紹介します。
テイクアウト提供に必要な容器等の費用がかかる
店内での料理の提供は、お皿の使いまわしが可能ですが、テイクアウトやデリバリーでは、持ち帰り用の容器にコストが発生します。容器は大きさや形状によって価格が変わりますが、一般的には1個20円~100円ほどで販売されています。
そして、持ち帰り用の袋1円、箸が2円、ウェットティッシュ1円と試算した場合、テイクアウト商品1つに対して、24円~104円ほどのコストがかかることも考えておかなければなりません。
飲食店がテイクアウト開始する方法と課題|テイクアウトアプリ「menu(メニュー)」の活用
新型コロナウイルスの影響で、テイクアウトやデリバリーサービスの導入をすすめる飲食店経営者が増えています。テイクアウトやデリバリーサービスを導入するにあたって、「どのようなシステムを導入すれば良いのか」「新規顧客獲得や売上増加につなげられるのか」「注意すべきポイント」を紹介します。また、今後考えられる影響についても解説します。目次新型コロナウイルスの影響を受ける飲食店の現状飲食店の利用自粛の呼びかけが売上に大きく影響テイクアウト・デリバリーサービスを導入する飲食店が増加「テイクアウト販売」や...
menuは2022年3月まで初期費用が無料
現在menuでは、飲食店支援として「初期費用/手数料0円キャンペーン」が実施されています。
2022年3月末までにテイクアウトサービス導入時にかかる初期費用と販売手数料をすべて0円としており、導入しやすい環境が整えられています。通常5万円かかる初期費用が0円となることから、通常5万円のタブレットレンタル費用も0円、通常3%のカード手数料を0%、通常10%のサービス利用料も0%としています。
タブレットの通信料と振込手数料は店舗側の負担となりますが、新型コロナウイルス感染拡大で営業が厳しい飲食店には、嬉しい支援になっています。
menuを活用してテイクアウト需要対策を
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、テイクアウトの需要が増加しています。
緊急事態宣言は解除されましたが、元の日常に戻ることは困難ななか、新しい生活様式でいかにして顧客を呼び戻すのか、また獲得するのかが重要となります。
また店内飲食が回復傾向にあるとしても、ソーシャルディスタンスの確保で席数が減少する、入店人数に制限をかけるなどで売上に大きな影響を及ぼしています。
その解決方法の一つとして、テイクアウトという方法があり、新型コロナウイルスによってテイクアウト需要も高まっています。
テイクアウト販売に活用するツールとして、menuの導入も検討すると良いでしょう。
2022年3月までは「初期費用/手数料0円キャンペーン」を行っているので、初期費用を抑えることができます。
他にも様々なアプリサービスがあるため、自社にとってどのアプリが良いのか比較検討すると良いでしょう。
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