AMP対応とは? 効果・メリット・デメリット・向いているサイト・導入方法まで解説

AMP対応とは? 効果・メリット・デメリット・向いているサイト・導入方法まで解説

モバイル検索で(⚡️)マークが表示さているWebページはAMP対応がされており、表示の高速化や直帰率を下げる効果があります

しかし「AMP」という言葉にあまり馴染みがない方も多いでしょう。

この記事ではAMPとはなんなのかやAMPのメリットデメリット、導入方法について解説します。

AMPとは

AMPとはどういうものか、その仕組みと現状について解説します。

AMPの概要

AMP(Accelerated Mobile Pages)はモバイルやタブレットでページ表示を高速化することを目的に規格されたフレームワークで、GoogleとTwitterが共同で開発しました。

従来の仕組みはURLをクリックするごとにHTMLを読み込んでいたため表示までに時間がかかっていました。

しかしAMP対応をすることでサイトの情報がGoogleまたはTwitter側に保存(キャッシュ)されるので、読み込み速度の向上やデータ通信量の軽減が行え、結果的にWebページへのアクセス時間が短縮できます。

AMPの効果

2016年2月25日のGoogle Japan Blogの発表では、AMPに対応しているページの表示速度は、対応していないページと比較すると平均4倍の速度で表示されると説明されています。また、同時にデータ量が約1/10に抑えられることにも言及しています。

そして翌年2月には、Googleは「Find out how you stack up to new industry benchmarks for mobile page speed」という記事を発表しました。

記事にはモバイル端末からWebサイトにアクセスした際、ページの読み込みに時間がかかるほど直帰率が高まると記載されており、AMPがデータの読み込み秒数と離脱率改善に有効であることがわかります。

2018年7月にGoogleがスピードアップデートを実施すると、ページの表示速度がモバイルでの検索ランキング要素として組み込まれました。

AMPの現状

2016年のリリース当初、AMPは記事ページのみをサポートする規格であったため、複雑な機能を持つECサイトやポータルサイトなどへの対応が難しい状態でした。

2017年には少しずつAMPの仕様が拡大され、ECサイトやポータルサイトにも応用できる要素が追加されました。

現在はキュレーションメディアやニュースメディア、食べログなどの情報サイトでもAMPが導入されています。

AMP対応のページには雷のマークが表示され、AMP規格を知っている人は一目で対応ページを見分けられるようになっています。

AMPのメリットデメリット、導入に向いているサイトは?

AMPの導入を考える際には効果のみならず、そのメリットとデメリットを知っておくことも大切になります。

またAMPには導入の向き不向きがあり、自社のWebサイトがAMPに向いているかを確認する必要があります。

ここでは、AMPのメリットとデメリット、AMPの導入に向いているサイトについて深堀します。

AMP対応のメリット

AMPを導入することで、事業者はどのようなメリットがあるのか紹介します。

まず、AMPの最大の特徴である高速表示により、ユーザーの離脱率改善につながります。

また検索結果にAMPマーク(⚡️)が表示されることで、表示速度が早いWebページをユーザーが視認でき、表示速度が早いWebページを求めているユーザーにクリックされやすくなります。

AMP対応のデメリット

AMP対応の場合、基本的には正規ページとAMPページの2ページを作成・管理するため、運用の手間と工数が増えます

またAMPを導入する方法がサイトの構築によって異なり、細かい設定や対応が難解になるケースがあります。

AMPは高速化のためにCSSとJavaScriptに制約がかかっており、AMP対応以前のデザインが対応後に大きく変更しなければならない可能性もあるとされています。

さらにコンバージョン減少の可能性もあります。ASP広告の一部はAMP対応をしていないため、AMPページに広告が表示できず該当広告からのコンバージョンが減るというデメリットがあります。

AMPに向いているサイトの特徴

AMPは文字を中心に作られたコンテンツを配信するための仕様であるため、すべてのWebサイトに向いているわけではありません

AMPが向いているサイトは、下記のようなサイトです。

  • 静的で複雑なデザインやアニメーションがない
  • 動作が遅いと感じられる
  • モバイル端末からの流入がメイン
  • 回遊が多い、快適性を重視して作られた

複雑なデザインが加えられたサイトはデザインが崩れる可能性があり、AMPには向きません。

またすでに速度が速い、モバイル端末からの流入がほとんどない場合はAMP導入の効果は得られないため、AMPには不向きなサイトと言えます。

AMPの導入方法

AMPの採用が決まったら、どのように導入すればよいのでしょうか。

AMPページの作成方法と作成したAMPページの有効性を確認する方法について説明します。

AMP HTMLページを作成する

「AMP Start」というAMPのテンプレートを配布しているウェブサイトには、E-Commerce、NEWS + BLOG、ART & DESIGN、FOOD & DRINK、Story Adsの5種類があり、これを活用すればゼロから作る必要はありません。

このテンプレートを用いて、宣言に基づき、AMP HTMLタグでマークアップしながらページを作成します。

WebサイトをWordpressなどのCMSで作成している場合はAMPプラグインを使用できるため、AMP HTMLを作成する手間を省けます。

AMP HTMLコードは、その後の操作でも使用できるボイラープレートとしてAMP Startで公開されていますので、上手く作成できない場合に活用できます。

有効性を確認する

ページ作成が済んだら、AMPページの有効性を確認します。

AMPテストツールのページにアクセスし、作成したAMPページのURLを「テストするURLを入力」という欄に入力するだけで確認できます。

「有効なAMPページです」と表示されれば、AMPに対応したということになります。

AMPテストツールのほかにも、Google ChromeのデベロッパーツールやSearch ConsoleのAccelerated Mobile Pages機能でも有効性チェックが可能なため、同時に利用するとよいでしょう。

自社のサイトの特徴を確認してAMP対応を

AMPとはAccelerated Mobile Pagesの略称でモバイルやタブレットでページ表示を高速化することを目的に規格されました。

AMPを導入するメリットは、表示速度の改善による離脱率の改善やクリック率の向上です。

反対にAMPを導入するデメリットは管理工数の増加やデザインの制約、コンバージョンの低下などが考えられます。

AMP導入に向いていないサイトもあるため、自社メディアがAMP対応ができるのかなどを前もって確認する必要があります。

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この記事の筆者

口コミラボ編集部

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