Google マイビジネスは、クリニックの集患にも活用できる無料のウェブツールです。医師が活用することで、効果的なMEOにつながります。 今回は、Googleマイビジネスの登録方法やオーナー確認、注意点を解説します。
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※Googleマイビジネスは、2021.11.5よりGoogle ビジネスプロフィールという名称に変更されました。
これに伴い、2022年にスマートフォン向けGoogleマイビジネスのアプリが終了します。
アプリ終了前に、これまでと同じように快適に使えるよう今から準備しておきましょう！
Google マイビジネスとは
まずは、医師が活用できるGoogleマイビジネスの概要から登録方法まで解説します。
Google マイビジネスの概要
Google マイビジネスとは、Googleの検索結果やGoogle マップなどに掲載されるクリニックの情報を、一括で管理できる無料ツールです。Google マップに掲載されることで、クリニックまでのアクセスも同時に検索できるため、ユーザーにとって便利なサービスといえます。
Google マイビジネスには、クリニック名から診療時間・住所・電話番号・カテゴリ追加・ホームページのURL・写真を登録できます。さらに口コミや質問に対する返信ができるほか、最新情報の投稿、簡易的なアクセスデータの閲覧も可能です。
Google マイビジネスへの登録方法
まずは、Googleマイビジネスにオーナー登録をします。クリニックのGoogle マイビジネスを管理するGoogle アカウントを新規作成するか、既存のアカウントでログインしましょう。
ログイン後は、クリニックのビジネス情報の入力に移ります。ビジネス名（クリニック名）の入力から住所・ビジネスカテゴリ・連絡先詳細を入力していきます。最新情報の入手とは、Google マイビジネスの運営のコツといった情報が送付されてくることを意味するため、受け取りを希望すると便利です。
ビジネス情報の登録が終わった後は、オーナー確認をします。確認方法は、自動音声による通話・メール・郵送の3種類です。新規のクリニックの場合は郵送がメインとなりますが、Googleから送られてくる6桁のコードを入力し、確認が取れた段階でオーナー登録が完了します。
最後に、Googleマップへの登録を済ませましょう。検索窓の左にある三本線からメニューを開き、下から5番目の「地図に載っていない場所を追加する」を選択します。クリニック情報を書き込むページが出てくるので、必要事項を入力し送信します。
Googleの審査を通過すると、正式にGoogle マップへの登録が完了します。掲載までには、1週間ほどかかります。
Google マイビジネス掲載内容の情報源は4パターンある
ビジネスのオーナーは、Google マイビジネスの管理者として、クリニックの基本情報から口コミへの返信、写真のアップロードなど、あらゆる情報を掲載することが可能です。
ユーザーは口コミが投稿できるため、客観的なクリニックへの評価や印象などの情報が発信されます。新規でクリニックの来院を考えている他のユーザーにとって、生の声としてより有益な情報になり得ます。
Google マイビジネスには、クリニックの公式WebサイトのURLを記載できるため、公式Webサイトも情報源の1つです。別途公式Webサイトを開設している場合はURLを記載し、より詳しい情報をユーザーが取得できるようにしておきましょう。
他サイトなど、第三者の情報源も該当します。ユーザーにとって有益と思われる情報は、リスティングに追加されることがあります。
医師・医療機関がGoogleマイビジネスを利用する際の注意点
医師・医療機関がGoogleマイビジネスを効果的に運用する上で注意すべき3つのポイントを解説します。
オーナー確認を必ず行う
明確なオーナーが登録されていなければ、誰でも変更や修正が可能となってしまいます。競合他社や悪意のあるユーザーに、営業時間の書き換えや口コミに対する勝手な返信、写真の追加や住所変更などをされてしまうリスクがあり危険です。
オーナーを登録していなくても、Googleが自ら地域の情報やマップ情報からクリニック情報を登録するという場合もあるため、オーナー確認は絶対に必要です。
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他の事業主と電話番号を共有しない
Google マイビジネスでは、1か所が複数の場所を代表して電話番号を持つことはできません。ガイドラインによると、そのクリニックが直接管理している電話番号が必要です。
固有の電話番号は必要な経費と捉え、他の事業主と電話番号の共有はせずに、クリニック専用の電話番号を用意しましょう。
有効な住所で作成する
他の街でも表示させるために、仮想オフィスや従業員の住宅など、実際に無い住所でGoogle マイビジネスを作成することはガイドラインに反します。
そのため、違反がわかればページが削除される可能性があります。また顧客に対しても誠意がかける行動であるため、有効な住所で作成するようにしましょう。
医師・医療機関のGoogle マイビジネス活用方法
医師がGoogle マイビジネスを有効活用する3つの方法を紹介します。クリニックの認知拡大や集患促進につなげられるGoogle マイビジネスの運用のコツを、しっかり確認してください。
クリニックの写真を掲載する
クリニックの写真として、院長のプロフィール写真やクリニックの外観や内観などの写真を掲載できます。クリニックの雰囲気がうまく伝わるような、多くの写真を掲載することが有効です。
Google マイビジネスでは、追加した写真の閲覧数を確認できるほか、どの写真がユーザーの注目を集めているのかを分析することが可能です。この機能を活用し、より注目度が高い写真を中心に発信することもできるでしょう。
投稿機能で最新の情報を発信する
Google マイビジネスの投稿機能では、テキストや写真で最新情報を発信できます。公開した投稿は、Google検索やGoogle マップ上のナレッジパネルに掲載される仕組みです。最新情報が定期的に更新されているクリニックは、ユーザーからの信頼度も上がると考えられます。
公式WebサイトのURLの掲載や、予約ボタンの設置などもできます。投稿の閲覧数やボタンのクリック回数を確認できるのも特徴的です。投稿内容をデータ分析することで、より有益な情報発信に繋がります。
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不適切な口コミは削除依頼をする
口コミはユーザーの生の声として、クリニックの評価を高める上で効果的ですが、一方で根拠のない誹謗中傷の口コミが投稿されることも少なくありません。
オーナーが自分で口コミを削除することはできないため、不適切な口コミがあればGoogleに連絡し削除してもらうよう依頼することが必要です。不適切な口コミを放置していると、マイナス効果を生む可能性もあるため、注意しましょう。
Google マイビジネスを賢く活用して集患につなげる
Google マイビジネスを効果的に活用する上で、最新情報の更新やクリニックの雰囲気が伝わるような写真の投稿、口コミの管理などのポイントを意識して運用することが大切です。
オーナー確認や有効な電話番号と住所を用意し、ホームページがある場合はホームページの記載と揃えると良いでしょう。
投稿される口コミや評価が、顧客の来院するかしないかの基準となっています。
そのため、Google マイビジネスに良い評価を投稿してもらえるように施術や接客の質をあげると良いでしょう。
投稿する写真はクリニックの様子がわかるものや、清潔感があるものを選ぶと良い印象を与えられます。
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