国内の大手OTAである楽天トラベルでは、人気ホテルや旅館についてのランキングを掲載しています。
ランキングは、ユーザーが宿泊施設を選ぶ際に役立つだけでなく、事業者がニーズ把握や市場調査の材料として利用することもできるでしょう。
この記事では、楽天トラベルの概要、登録方法、人気の宿ランキング、楽天トラベルを活用した集客方法について解説します。
楽天トラベルが2019年シニアに人気の温泉地ランキング発表
楽天トラベルは各温泉地の温泉宿で販売している「シニア」がキーワードに含まれている宿泊プランを対象に、60歳以上による年間の宿泊人泊数(=宿泊人数×泊数)をもとにしたランキングを発表しました。
シニアの人気温泉地ランキング2019
ランキングでは、佐賀県の嬉野温泉が4年連続で1位を獲得しました。嬉野温泉は「日本三大美肌の湯」として、人気が高い温泉地です。
2位の蓼科温泉は、武田信玄ゆかりの温泉地として古くから保養地として人気を箔しています。その他にもトレッキングやゴルフ、テニスやスキーなどシニア向けのスポーツが楽しめる施設が多くあります。
3位の芹ヶ沢温泉は、新宿から特急で約2時間と都心からアクセスがしやすいだけでなく、四季折々の自然を愉しめる観光地として支持されています。他にもペットと泊まれるプランなど、宿泊プランにも工夫がされています。
シニアに好かれる宿泊施設とは
高齢化が進む日本に置いて、集客のターゲットにシニア層を設定することは非常に重要です。
シニアが安心して温泉旅行を楽しめるように、建物のバリアフリー化が大切ですまたバリアフリーセンターを設置し、観光客へのバリアフリー情報の提供や宿泊施設へのユニバーサルデザイン導入も視野に入れると良いでしょう。
補助器具のレンタルやヘルパーによる温泉入浴介助仲介などが利用できると、多くのシニア層が安心して温泉旅行を楽しめるでしょう。
さらに還暦などのお祝いプランなども設けることにより、親族からのプレゼントとしても利用者が増えると考えられます。
楽天トラベルランキングとは
楽天トラベルは色々な種類のランキングがあり、自分の好みに合ったランキングから行きたい旅館やホテル、ツアーを見つけることができます。
楽天トラベルランキングの種類
楽天トラベルが公開しているランキングで代表的なランキングには下記のようなものがあります。
- 人気順ホテル・旅館ランキング
- 売れ筋順ホテル・旅館ランキング
- 国内ツアー売れ筋ホテル・旅館ランキング
- エリアごとの売れ筋ホテル・旅館ランキング
前述の「シニアに人気の温泉地ランキング」他にも「自慢の看板犬ランキング」、「2019年上半期 クチコミで人気の温泉旅館ランキング」など、変わり種のランキングもあるようです。
人気順ホテル・旅館ランキングはユーザーの評価が高い宿泊施設をランキング化し、売れ筋順は今売れている注目の宿をランキング化しているようです。
ランキングを見る際の注意点
楽天トラベルのランキングは期間限定や1つのテーマでランキング化するランキングも多く、集計方法や更新日などが多様です。
常時ランキング化している人気順ホテル・旅館ランキングなども順位変動が激しいので、見るタイミングによって掲載されている情報が異なるので注意が必要です。
楽天トラベルに登録して集客アップを狙う
楽天トラベルへの掲載は、宿泊施設における集客対策としても有効ですが、より効果的な集客を目指す上ではどのように運用すべきでしょうか。
以下では、楽天トラベルで口コミを集める方法、楽天トラベル以外で取り組むべき集客対策について解説します。
楽天トラベルでよい口コミを集める方法
楽天トラベルには、それぞれの宿泊施設についての口コミも掲載されており、口コミはユーザーが利用する施設を決める上で重要な要素となります。
なぜならば、口コミは実際に宿泊したユーザーの意見であり、多くのユーザーが口コミを判断材料としているからです。
つまり、楽天トラベルにおいて良い口コミを集めることができれば、より訴求力を高めることができるでしょう。
まず、口コミを集めるために、お見送りの際に直接、または宿泊後数日以内にメッセージ機能で口コミ投稿を促す一言を添えると口コミを投稿してもらえる確率がアップします。
また、口コミに対する返信もユーザーからチェックされるポイントです。内容に関わらず、投稿された口コミには必ず返信をすると良いでしょう。
その他の集客方法
楽天トラベル以外にもさまざまな集客方法がありますが、近年特に効果的なプロモーションとされているのがInstagramです。
Instagramは、画像や動画に特化したSNSで、投稿の際には必ず1枚以上の画像、または動画を掲載する必要があります。
Instagramを利用したプロモーションには、主に2つの形があり、1つは宿泊施設自らが投稿すること、もう1つは宿泊施設をタグ付けして一般ユーザーが投稿することです。
特にフォロワーが少ない内は、後者の方法がメインのプロモーションとなりますが、タグ付けしてもらうためには、Instagramアカウントを開設していることを知ってもらう必要があります。
宿泊施設の目立つ場所にInstagramのアカウント名を掲示するなどして、旅行についての投稿の際にはタグ付けをしてもらえるよう促しましょう。
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まとめ
楽天トラベルは、国内の宿泊施設や航空券、ツアーに特化したOTAで、多くのユーザーから利用されています。
宿泊施設における集客対策としても注目されており、国内外の多くの宿泊施設が楽天トラベルにプランを掲載しています。
楽天トラベルを集客ツールとして利用する場合には、口コミ機能の活用やSNSとの併用を通じてより効果的な運用を目指すと良いでしょう。
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