ぐるなびのプランと掲載料金は?掲載するメリット・デメリット、3つの集客事例

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ぐるなびは、飲食店についての情報を掲載しているグルメサイトです。

飲食店ぐるなび店舗情報を掲載することで、より多くのユーザーに対して店舗を利用してもらうきっかけとなり、集客効果が見込めます。

ぐるなびには3つのプランが存在し、無料から月額5万円の料金で自店をぐるなびに掲載できます。

この記事では、ぐるなびのプランと掲載料金、掲載によるメリットとデメリット、実際の利用事例について解説します。

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ぐるなびとは

ぐるなびは、日本最大級の飲食店予約サイト(グルメサイト )です。

ぐるなびとは
▲ぐるなび公式サイト:編集部スクリーンショット

サービスとも連携を積極的に行っており、口コミはTripAdvisorトリップアドバイザー)とも連携をしています。

1998年に株式会社NKBによりサービスが開始され、2000年には独立し株式会社ぐるなびが設立、2000年2月にサービスを開始しました。

ぐるなびはそれまでのグルメサイトとは異なり、飲食店オーナーから広告掲載を募って店舗情報をサイトに掲載しています。

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ぐるなびの強みとは

ぐるなびの強みは、グルメサイトと連携していることです。

ぐるなびと提携しているサイトは複数ありますが、中でも有名なサービスとして世界的に有名な飲食店格付け企業のミシュランが運営する「ミシュランガイド・デジタル」が挙げられます。

このサイトでは、ミシュランガイドをインターネット上で閲覧・検索でき、運営はすべてぐるなびが行なっています。

またサイト上に掲載している店舗情報は、ぐるなびから自動で転載しています。

このように権威性の高いサービスや利用者が多いサービスと連携することで、信頼性や利用率アップにつなげています。

ぐるなびの掲載料金は?

飲食店ぐるなび店舗情報を掲載することで、多くのユーザーに対するアプローチが可能となります。

ぐるなびの掲載料金は、無料から月額5万円となっています。他グルメサイトでは食べログが無料から月額10万円、ホットペッパーが無料から月額20万円程度となっています。

以下では、ぐるなびの料金プランについて解説します。

ぐるなびの掲載料金は3つのプラン

過去の媒体資料によると、ぐるなびでは店舗会員に対して3つのプランが用意されています。プランはエントリー会員プラン、ビギナー会員プラン、販促正会員プランがあり、それぞれ月額料金は無料、1万円、5万円となっています。

プランにより利用できる機能に差があります。エントリー会員プランでは店舗の基本的な情報の掲載のみで、ビギナー会員プラン、販促正会員プランになるにつれてさまざまな機能やオプションが利用できるようになります。

ただしプランや料金体系については予告なく変更が生じる場合もあり、実際に利用を検討する際には公式サイトから改めて問い合わせをし、見積もりを取ることが必要です。

プラン名

月額費用

販促正会員プラン

料金:50,000円~/月額

ビギナー会員プラン

料金:10,000円/月額

エントリー会員プラン

料金:無料/月額

飲食店の規模や繁盛状況によって会員料金は変動します。

1. 無料のエントリー会員プラン

エントリー会員プランはぐるなび登録のお試し版のような位置づけとなっています。集客ツールとしての本格的な運用には向いておらず、コストをかけずにぐるなびの使用感を試してみたいという事業者向けに設けられています。

利用可能な機能は店舗の基本情報の掲載のみで、掲載できる情報も有料プランと比較すると限られています。

2. 月額1万円のビギナー会員プラン

ビギナー会員プランでは店舗情報の掲載に加え、店舗ページからの直接予約アクセスデータの分析外国語対応、販促ツールであるぐるなびPROの利用が可能です。

ユーザーは空席情報を見て予約できるため、問い合わせる手間がかかりません。

また、アクセスデータの分析ではぐるなび経由での電話や予約についてのデータを閲覧できます。

ぐるなびPROでは店舗のコスト管理や集客力向上のためのサポートが提供されます。

3. 月額5万円の販促正会員プラン

販促正会員プランはぐるなびの有料プランの中で最も高額で、月額利用料は5万円です。

ビギナー会員が利用可能な機能に加えて特集ページへの掲載店舗専属スタッフによる販促サポートメニュー開発のヒントとなるイベントへの招待など、充実したサポートが得られます。

飲食店の経営の味方「ぐるなびPRO」

ぐるなびPROは、飲食店の開業や経営、退店など、飲食店をあらゆる面でサポートしてくれるサービスです。

人材の採用から集客、売上管理、決済方法の選択、通販化など飲食店が直面するあらゆるフェーズで支援しています。

またぐるなびPROでは、会員むけに飲食店舗の運営に役立つ記事をほぼ毎日配信しています。

その総本数は約2,000本にも及び、経営者は役立つ情報を手に入れられます。

具体的には「飲食店が意識すべきソーシャルディスタンス」などの最新トレンドを意識した記事や繁盛している飲食店の秘密を探る記事、飲食店経営者へのインタビュー記事など、インターネット上で業界のあらゆる知識を仕入れられます。

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ぐるなびに掲載するメリットとデメリット

ぐるなび店舗会員として登録することで上記のようなサポートや機能が利用可能となりますが、具体的にはどのようなメリットがあるでしょうか。

以下では、ぐるなびに掲載することによって得られるメリット・デメリットについて解説します。

メリット1:集客力向上

ぐるなび店舗情報を掲載することで、店舗は集客面においてさまざまなメリットが得られます。

最大のメリットは店舗ページ機能で、多くのユーザーが利用するグルメサイト店舗のページを設けられることは集客力を向上させる上で非常に有効でしょう。

店舗ページではネット予約ができるため、ユーザーは店舗の営業時間にかかわらずいつでも予約手配が可能です。

また、店舗会員はぐるなびに登録しているユーザーに対してメール配信によりアプローチできます。

それぞれのユーザーに対して直接アプローチできるシステムは効果的なプロモーションとなるでしょう。

メリット2:サービス改善

店舗会員はぐるなびが提供する分析ツールやコンサルティングサービスを利用して店舗サービス改善につなげられます。

分析ツールではユーザーのアクセス状況が可視化されるため、ぐるなびに掲載中の店舗ページの訴求力調査ができます。

また、専属スタッフは飲食店サービスについてのコンサルティングのプロであり、店舗サービスを改善するためのアドバイスや提供を受けられます。

さらにぐるなび店舗ページは外国語に対応できるため、日本人ユーザー以外にも訴求可能です。

デメリット:料金が高い

集客力向上やサービス改善のためのサポートを受けるためには有料会員として登録する必要があり、最低でも月額1万円はかかるという点がデメリットといえるでしょう。

ぐるなびの無料会員が利用できる機能は基本情報掲載のみであるため、本格的な運用のためには有料会員登録がほぼ必須であるといえます。

無駄なコストを抑えるために店舗のニーズに応じたプランを選択することが重要です。

ぐるなびに掲載して集客した事例3選

ぐるなびでは販促や集客に便利なさまざまな機能、サービスを提供していますが、効果的に活用することはそう容易ではありません。

実際の活用事例を知ることで運用上のポイントや効果的な活用方法を理解できるでしょう。

以下では、ぐるなびを活用して集客施策に取り組む店舗の事例を紹介します。

1. 予約の対応がスピーディーに:「分とく山 本店」

「分とく山 本店」は港区南麻布の日本料理店で、客層としてはリピーターが多く店舗を利用する顧客の内ほとんどが予約客です。

そのため、スピーディかつ正確な予約対応が求められており店舗では予約管理ツールとしてぐるなび台帳を導入しました。

直感的な操作が可能なことに加えて予約時の対応もスムーズに進められるため、ぐるなび台帳の導入によって従業員の負担軽減に成功しています。

2. 来店客目線の指導:「しんきば 季膳房」

「しんきば 季膳房」は江東区新木場の居酒屋で、顧客目線でのサービス提供を目指してぐるなびPROの顧客満足度向上プログラムを導入しています。

顧客満足度向上プログラムはぐるなびが提供するコンサルティングサービスの1つで店舗におけるサービス改善を目標として、多角的なコンサルティングが行われます。

第三者の視点からコンサルティングを受けられる機会は顧客目線でのサービス提供への近道となるでしょう。

3. 外国語メニューを作成:「肉割烹 宮下」

「肉割烹 宮下」は中央区銀座の和食店で、ぐるなびを利用して外国語対応ページや外国語対応メニューの作成、店舗入り口看板の外国語対応を進めています。

和食は外国人から特に人気のあるジャンルで「肉割烹 宮下」にも1日に約10名ほど外国人客が来店しています。

外国人客が安心して利用できる店舗づくりは最大のインバウンド対策であるといえるでしょう。

ぐるなびに掲載して一気に集客

大手グルメサイトであるぐるなび店舗情報を掲載することはプロモーションの一環として非常に有効です。

また、有料会員登録ではデータによる分析や各種販促ツールの利用、専属スタッフによるコンサルティングサービスの利用などが可能となります。

有料会員登録には2つの料金設定があるため、店舗のニーズに合わせてプランを選択することでコストパフォーマンスを損なうことなく効果的な集客につなげられるでしょう。

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